【会社情報】 企業の⽣産性向上を⽬的としたオリジナルソフトウェアの開発‧販売を⾏っている。 RPA(業務⾃動化)、EDI(電⼦データ交換)、物流‧帳票関連のソリューションの提供を得意分野とする。 【課題】 ● 現状の顧客の受注業務の定型的な部分は基幹システムによるシステム化が進んでいるが、⾮定型的な部分はその多くを⼈間に依存し負荷も⾼い。 ● その様な顧客受注業務の⾮定型的な部分に対し、⽣成AIを活⽤したAI受注エージェントを提供し、顧客の問題解決を図りたい。 【要望】 受注業務⽤のAIエージェントを構築したい。 【案件情報】 -システム概要- システム業務処理として以下を想定する。 1. 受注AIエージェントに対して、注⽂情報をPDFでアップロードする。 2. 受注AIエージェントは、PDFを読み込み、関係するマスター類(商品マスター等)と過去受注データをベクトルデータベースから読み取り、各種情報の取得や置換を⾏う。 3. 基幹システムに投⼊するための発注データをCSVで出⼒する。 4. 発注データの基幹システムへの投⼊は、別途RPAにて⾏う。 【機能概要一覧】 機能:PDFの読み取りOCR機能 詳細:PDFを原則とする。 tifの対応も可能だが、精度は不明なので、β版では対象外とする。fax対応を念頭。β版 の改造が⼊る可能性はある。 その他媒体も順次対応する。 機能:⼊⼒データの変換LLM 詳細:上記で読み取ったデータをL LMが理解し、各受注項⽬に展開する。(得意先名、商品 名、単位、単価、数量など) カテゴリー:各種DB検索 機能:商品マスタ 詳細:商品名から商品マスターを検索する。(類似度検索)(商品コードを得る) 機能:過去受注データ 詳細:得意先名と商品名、商品コード、単価から過去受注データを検索する。(類似度検索) 機能:得意先マスタ 詳細:得意先名で得意先マスターを検索する。(取引先コードを得る)(類似度検索) 機能:納品先マスタ 詳細:取引先コードから納⼊先名を得る。 機能:汎⽤マスタ 詳細:該当するキーで各種汎⽤マスターを検索し、検索結果を得る。 カテゴリー:LLMロジック 機能:過去受注データ取得処理 詳細:検索して得た過去受注データ (複数候補あり)と今回受注データを⽐較し、商品名、商品コード、単位、数量など で、今回の受注データが間違 っていると考えられる場合は修正する。 機能:得意先マスタ 取得処理 詳細:今回の受注データの得意先名が間違っている可能性があるので、間違っていると考えられる場合は、得意先マスターの名称(複数候補あり)で修正する。 同様に、得意先コードが間違 っていると考えられる場合 は、得意先マスターのコード (複数候補あり)で修正す る。 機能:汎⽤マスタ取得処理 詳細:汎⽤マスター取得結果に基づき、各種処理をおこなう。 機能:社内ルール適⽤処理 詳細:社内ルールを読み込み、納⼊ ⽇、単位、単価、数量などについて、社内ルールに沿った処理をおこなう。 (ex. 納期について、⽇にちではなく、「最短で」とか 「年内に」などという定性的 な表現がされているケースがある。その場合は納⼊可能な ⽇を納期で設定する。) 機能:備考の処理 詳細:注⽂データの備考欄に、住 所、商品名、単位、数量などが記載されているケースがあ る。備考欄を判別し、住所、商品名、単位、数量などが記 ⼊されているケースは、当該情報として取り扱う。 機能:出⼒設定機能 詳細:出⼒csvの設定を⾏う機能 機能:LLM処理結果 修正機能 詳細:担当者がLLMの処理結果を修正する機能 詳細:担当者の修正後の発注データを次回以降の商品検索に利⽤して、精度を⾼める機能 機能:各種マスタや過去受注データへの登録機能 詳細:csvのアップロードを受け付け、データベースに登録する機能 機能:LLMモデル/プロンプト設定機能 詳細:ユーザー側からLLMモデルとプロンプトを変更できる機能 カテゴリー:データ関連 機能:ベクトルDBへのデータ追加 詳細:APIの登録 機能:NoSQLへのデータ追加 詳細:必要ならば、以下を想定する。 顧客情報、コスト情報、顧客ごとのマスタの関連情報、顧客ごとの出⼒設定情報など カテゴリー:管理機能関連 機能:ログイン機能 機能:マスターデータメンテナンス機能 詳細:過去受注データ、各種マスターのメンテナンス機能を想 定。新規レコード追加‧マス ター全部⼊れ替え(前の物は全部削除される) 機能:履歴管理機能 詳細:ユーザからの注⽂データ、AI処理結果、⼈間による修正結果の3つを想定する。 機能:コスト管理機能 詳細:トークン量、⾦額(ベータ版で必要か。表のみ、グラフは無し) 機能:ユーザー管理機能 【プロジェクト期間】 現在、β版作成中で、5⽉末完了予定。 6⽉からβ版の機能改善を3ヶ⽉程⾏い、その後、V1版の開発を着⼿する。 (下記開発期間は、V1版開発後の各種改善やその後のバージョンアップ開発も含む) 開始予定⽇:6⽉2⽇ 終了予定⽇:10⽉末 (3ヶ⽉サイクルでの契約更新を希望)
・週4以上の稼働ができる ・生成AI活用の案件に入ったことがある ・Python: 2年以上 ・クラウドインフラ構築ができる(AWS, GCP, Azureのいずれか) ・基本設計・詳細設計ができる ※どちらか一方でも検討可能
・RAGの経験あり ・Fine Tunningの経験あり(画像生成モデルを除く) ・マルチエージェント開発経験あり ・フロントエンドの開発経験(TypeScript、React、Next.js)
週5日, 週4日
140~180時間
1回(オンライン)
2025/06/02
フルリモート
提供元-Relance(リランス)