3ds Maxのフリーランス案件・求人

■3ds Maxとは 3ds Maxとは、Autodeskが開発・販売する3DCGソフトウェアで、映画、TV、ゲーム、建築ビジュアライゼーションなどの幅広い分野で使用されています。 3ds Maxは、高度なモデリング、アニメーション、レンダリング、シミュレーションのための機能を備えています。 3ds Maxの特徴として、ポリゴンとNURBSのハイブリッドモデリングが可能なこと、柔軟なアニメーション機能とキーフレームコントロールを持つこと、パラメトリックモディファイアによる手続き型モデリングができること、Biped、CAT、Physique、Skinなどの高度なキャラクターアニメーションツールを持つこと、Mental RayやArnoldなどの高品質レンダラーに対応していること、ParticleFlowやFumeFXなどの動的シミュレーションツールを備えていること、MAXScriptによるスクリプティングとカスタマイズが可能なことなどが挙げられます。 3ds Maxができる開発は3Dモデリング、3Dアニメーション、3Dゲーム開発、建築ビジュアライゼーション、プロダクトビジュアライゼーション、VFXとモーショングラフィックス、バーチャルリアリティコンテンツ制作、3Dプリント用モデル作成などと幅広いです。 3ds Maxを活用している世界的サービスやプロダクトは、映画制作スタジオのIndustrial Light and Magic、Pixar、Weta Digital、ゲーム制作会社のUbisoft、Blizzard、Epic Games、建築設計事務所のZaha Hadid Architects、Foster + Partnersなど、多岐にわたる業界で使用されています。また、Autodeskの他の製品であるMaya、MotionBuilder、Mudboshなどとのインターオペラビリティが高く、3DCGプロダクションのパイプラインに組み込まれています。 ■3ds Maxを活用するメリット この章では3ds Maxを活用するメリットについて説明します。 3ds Maxを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・ポリゴンモデリングからアニメーション制作までを一貫して行える ・パラメトリックモデリング機能により効率的なモデリングが可能 ・Vrayと連携した高品質なフォトリアルなレンダリングが可能 ・MAXScriptによるツール開発により制作効率化を図れる ・FBXファイルによる他DCCツールとのスムーズなデータ連携が可能 ・ゲーム開発との親和性が高くゲームリソース制作に適している ・建築パースやプロダクトデザインなど幅広い用途で活用できる 3ds Maxは3DCGデザイン、3Dゲーム開発、建築パース制作など様々なクリエイティブ領域に活用されており、フリーランス求人・案件数も多いです。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■3ds Maxを活用するデメリット この章では3ds Maxを活用するデメリットについて説明します。 3ds Maxを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・フル機能な分、習得に時間を要し学習コストが高い ・サブスクリプションライセンス形式のため継続的なコスト負担が発生する ・リアルタイムレンダリングエンジンが弱くゲームエンジンとの連携に工夫が必要 ・プラグインの互換性により過去プロジェクトデータの再利用に支障をきたす可能性がある 3ds Maxはメリットが多いですが、習得難易度の高さやランニングコストなど注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 3ds Max習得を今後検討しているフリーランスエンジニアは3ds Maxを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。