Herokuのフリーランス案件・求人

■Herokuとは Herokuとは、Salesforce.com傘下のクラウドアプリケーションプラットフォームで、Web アプリケーションやモバイルアプリのバックエンドを開発、デプロイ、スケーリングするためのサービスを提供しています。 Herokuの特徴として、Gitを使ったデプロイワークフローが シンプルであること、Dynosと呼ばれるコンテナ上でアプリケーションが実行されること、自動スケーリングとロードバランシングが行われること、Heroku Postgres、Redis、Kafkaなどのアドオンサービスが豊富なこと、言語やフレームワークを問わずサポートしていること、CIツールとの連携が容易なこと、無料の開発用プランが用意されていることなどが挙げられます。 Herokuができる開発はWebアプリケーション開発、モバイルアプリのバックエンド開発、APIサーバー開発、ボットアプリケーション開発、データ処理パイプラインの構築、機械学習モデルのデプロイ、プロトタイプ開発などと幅広いです。 Herokuを活用している世界的サービスやプロダクトは、Uber、Slack、Airbnb、Instacart、Zapier、Product Huntなどのスタートアップ企業を中心に、大企業でもSony、Toyota、Fujitsu、NTTデータなどで採用されています。 ■Herokuを活用するメリット この章ではHerokuを活用するメリットについて説明します。 Herokuを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・Gitベースのデプロイワークフローにより開発とデプロイの一貫性が保てる ・アドオンの豊富なエコシステムにより機能拡張が容易に行える ・自動スケーリング機能によりトラフィック変動に柔軟に対応できる ・データベースやキャッシュなどのサービスがマネージドで利用可能 ・ログ管理やアプリケーションメトリクスの監視機能が充実している ・CI/CDパイプラインとの親和性が高くDevOpsの実践につながる ・無料枠が用意されており個人開発や実験用途に最適である HerokuはWebアプリケーション開発、モバイルアプリバックエンド開発、データ処理基盤構築など様々な開発に活用されており、フリーランス求人・案件数も多いです。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■Herokuを活用するデメリット この章ではHerokuを活用するデメリットについて説明します。 Herokuを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・アプリケーションが一定時間アクセスがないとスリープ状態になる ・ディスク書き込みが一時ファイルのみに制限されている ・アドオンの料金体系が複雑で利用コストがかさむ可能性がある ・大規模トラフィックへの対応にはコストパフォーマンスの面で課題あり Herokuはメリットが多いですが、プラットフォームの制約やコスト面など注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 Heroku習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはHerokuを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。