CodePipelineのフリーランス案件・求人

■AWS CodePipelineとは AWS CodePipelineは、AWSが提供する継続的デリバリー（CD）サービスで、コードの変更をリリースプロセスに自動的に流し込むことができます。 AWS CodePipelineの特徴として、コードのビルド、テスト、デプロイを自動化できること、Gitリポジトリやコードの変更をトリガーにできること、並列処理とシーケンシャル処理を組み合わせられること、承認アクションとマニュアル操作を組み込めること、他のAWSサービスとの統合が容易なこと、カスタムアクションとプラグインを追加できること、パイプラインの実行履歴と変更履歴を監査できること、複数のリージョンとアカウントに対応できることなどが挙げられます。 AWS CodePipelineができる開発は、アプリケーションの継続的統合と継続的デリバリーの自動化、マイクロサービスのデプロイメントパイプラインの構築、コンテナアプリケーションのビルドとデプロイの自動化、インフラストラクチャのコード化とプロビジョニングの自動化、デプロイメントの承認フローの組み込み、クロスアカウントとクロスリージョンのデプロイの管理と幅広いです。 AWS CodePipelineを活用している世界的サービスやプロダクトは、Airbnb、Atlassian、Expedia、Finra、Guardian Life Insurance、Morningstar、Nikkeiなどがあります。 ■CodePipelineを活用するメリット この章ではCodePipelineを活用するメリットについて説明します。 CodePipelineを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・ビルド、テスト、デプロイの一連の工程を自動化できる ・アプリケーションのリリースサイクルを大幅に短縮できる ・コードの品質を担保しつつ迅速なデリバリーが可能になる ・承認アクションによりデプロイ前の人的チェックを組み込める ・他のAWSサービスとの連携が容易 ・複数のデプロイターゲットへのパイプラインを柔軟に構成できる ・UIによる直感的なパイプライン設定が可能 CodePipelineはCI/CDパイプラインの構築、デプロイメントの自動化、リリース管理の効率化など、アプリケーション開発における継続的デリバリーの実現に広く活用されています。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■CodePipelineを活用するデメリット この章ではCodePipelineを活用するデメリットについて説明します。 CodePipelineを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・AWSへの依存が高くなりベンダーロックインが生じる ・大規模・複雑なパイプラインの設計・運用には高度なスキルが必要 ・カスタムアクションの開発に専門的な知識が求められる ・すべての機能をCodePipelineで実装するのは非効率な場合がある CodePipelineはメリットが多いですが、ベンダー依存やスキル要件の高さなど注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 CodePipeline習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはCodePipelineを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。