JSONのフリーランス案件・求人

■JSONとは JSONとは、JavaScript Object Notationの略で、軽量でテキストベースのデータ交換フォーマットです。JSONは、人間にとって読み書きが容易で、マシンにとってもパースと生成が容易な形式で、プログラミング言語やプラットフォームに依存しない汎用的なデータ表現として広く使われています。 JSONの特徴として、シンプルで簡潔な構文を持つこと、キーと値のペアで構成されたオブジェクト形式を採用していること、配列による順序付けられたリストを表現できること、文字列、数値、真偽値、null などの基本的なデータ型をサポートしていること、ネストされたオブジェクトや配列を表現できること、XMLに比べて軽量でコンパクトなこと、Webブラウザでネイティブにサポートされていること、ほとんどのプログラミング言語で利用可能なライブラリが提供されていることなどが挙げられます。 JSONができる開発は、Web APIのレスポンスフォーマット、Ajaxを使ったWeb アプリケーションのデータ通信、NoSQLデータベースの データ形式、設定ファイルの記述、クラウドサービス間のデータ連携、モバイルアプリのデータ保存、ログデータの構造化、データ分析ワークフローにおけるデータ交換など、データを扱う幅広い分野での活用が可能です。 JSONを活用している世界的サービスやプロダクトは、Twitter API、Facebook Graph API、Google マップ API、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Salesforce API、WordPress REST API、MongoDB、Elasticsearch、Kibanaなど、Webサービスやクラウドプラットフォーム、APIエコノミーを支える多くのサービスで採用されています。また、Node.jsやAngular、React、Vueなどの人気のJavaScriptフレームワークやライブラリでもJSONが広く使われています。Webと密接に関わるデータフォーマットとして、JSONはモダンなアプリケーション開発に欠かせない存在となっています。 ■JSONを活用するメリット この章ではJSONを活用するメリットについて説明します。 JSONを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・単純なデータ構造により、人間にとって読み書きしやすいフォーマットである ・JavaScriptとの親和性が高くクライアントとサーバ間のデータ交換を円滑に行える ・ライトウェイトなデータ形式のためオーバーヘッドが少なくネットワーク帯域を有効活用できる ・XMLに比べて閉じタグが不要でデータ記述の冗長性が排除できる ・ほとんどのプログラミング言語でパーサーが提供されており言語を問わず利用しやすい ・MongoDBなどドキュメント指向データベースとの相性が良くスキーマレスな設計が行える ・RESTfulなWeb APIを設計する際のデファクトスタンダードとして利用されている JSONはWeb APIやSPA開発を中心に利用が広がったテキストベースのデータフォーマットです。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■JSONを活用するデメリット この章ではJSONを活用するデメリットについて説明します。 JSONを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・コメントを記述する仕様がないためドキュメント化するのが難しい ・JSONそのものにはスキーマ定義の仕組みが用意されていないため別の仕組みが必要になる ・データ内の循環参照を記述できないため、ツリー構造には向いていない ・JSONのweb-safe性は低くセキュリティ面での配慮が求められる JSONはメリットがJSONはメリットが多いですが、仕様の制約やセキュリティ面の考慮点など注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 JSON習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはJSONを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。