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★エンジニア実務経験2年以上 / 直近で実務経験のある方が対象の案件です!!★ ■概要 運送業向け給与手当計算システムのCOBOLからJavaへのマイグレーションを行うプロジェクトです。PL、SE、PGなど複数のポジションがあり、それぞれの工程に応じた業務を担当いただきます。Java(Spring)やWebアプリケーション設計・製造・テスト経験、COBOLからJavaへの移行経験が求められます。 ■具体的な業務内容 ・給与手当計算システムのマイグレーション設計および実装 ・Java(Spring)を用いたアプリケーション開発 ・OracleおよびPostgreSQLを活用したデータベース移行作業 ・既存COBOLコードの解析および移行計画の策定 ・テスト工程(単体、結合、総合)の計画および実施
案件の必須スキル
Webアプリケーション設計・製造・テスト経験
★エンジニア実務経験2年以上 / 直近で実務経験のある方が対象の案件です!!★ ■概要 オンプレ環境で稼働するCOBOLシステムをJavaへ変換し、AWSクラウド環境へ移行する案件です。AWSインフラ構築の専門知識や、Javaアプリケーションの設計スキルを活かすことができます。フルリモート勤務が可能な柔軟な働き方を提供しており、ネットワークやPostgresの知識を持つエンジニアにも広い活躍の場があります。 ■具体的な業務内容 ・COBOLからJavaへのアプリケーション変換支援 ・AWSクラウド環境へのインフラ移行設計および構築 ・ネットワークやPostgres環境の設計および構築支援 ・リモート環境でのプロジェクト推進および調整
案件の必須スキル
以下の領域で高いスキル・ご経験をお持ちのエンジニアを募集しております。 (いずれかひとつ、複数領域は尚可) ・Java ・AWSインフラ構築 ・ネットワーク ・PostGres
・Goを用いたゲーム開発案件に携わっていただきます。 ・主に下記作業をご担当いただきます。 -Goを用いたサーバーサイド開発 -サーバーサイドアプリケーションの設計、開発、運用 -API実装 -負荷対策 -各種サーバのチューニング、パフォーマンス最適化
案件の必須スキル
・Goを用いた開発経験3年以上 ・ゲーム開発や運用経験1年以上 ・サーバーアプリケーション開発経験
・労働金融機関向けバッチシステムのモダナイゼーション化支援 ・アプリ統括リーダーとして参画 ・既存メインフレームからオープン化を実施 ・バッチ3システム(補完システム・独自システム・財形システム)のマイグレーション支援 ・既存システム上で補完バッチシステムを構築中 ・COBOLで構築されているものをLinuxにマイグレーションしていく ・2024年12月より要件定義開始(2029年10月頃に本番稼働) ・リーダー業務がメインとなり、配下メンバーの実作業を技術的観点から指摘 ・配下チーム(アプリ資産・データ資産・資産交換・データ移行)のタスク/課題/進捗管理 ・配下チームからの情報吸い上げ ・顧客への報告会、定例会の実施
案件の必須スキル
・アプリ側チームのPJマネジメント/推進経験 ・顧客とのフロント経験 ・システムマイグレーションの経験 ・COBOLの知見 ・Linuxの知見
フロントエンドSE募集行政法人向けのシステム開発を行っていただきます。 COBOLからJavaへマイグレーションする案件です。 TypeScript
案件の必須スキル
・TypeScriptでの開発経験:3年以上 ・詳細設計1年以上 ・テスト仕様書作成
1.COBOLのリファクタ ※COBOL 日本語COBOLを設計書を元に自動生成ツールでCOBOLを作成したが使いづらいので改修する。 2.オンライン画面を新しくする。 ※Java 今ある画面を新しい環境に置き換える。 Javaを使っての開発。 3.AP分離対応 ※Java 今まで1つのサーバに同居していた 【アプリサーバ(Linux)】と【DBサーバ】に分離する。 それに伴い、環境をVerUPさせることで今まで通り使えるように調査・改修を行う。 shellをバッシュに置き換える。 Java
案件の必須スキル
・Javaの経験または上流工程の実務経験:3年以上
・官公庁向け調達業務/ベンダー管理の社員代替支援 ・一般競争入札に係る業務 -公募に必要な調整、ドキュメントの作成(調達仕様書等) -提示された条件を比較して、ベンダーの選定 -選定後の契約に係る見積額、工期の妥当性評価 ・外部ベンダーから提示される開発にかかる設計書のレビュー ・お客様向けの報告書の作成、対面での報告 ・ベンダーコントロール(進捗管理等) ・お客様、ベンダーへの技術的知見に基づいたアドバイス
案件の必須スキル
・PL/PM、PMOとしての業務経験 ・見積書の作成 または ベンダー選定経験 ・COBOLを使ったアプリケーションの開発経験 ・開発側の立場での中規模(約50人月前後)の見積書作成経験
お客様ACOS基幹システムのJava環境への移植(COBOLを機械的にJavaに置き換え)に伴う、 既存のお客様側ACOS開発メンバに対する、Java研修企画、準備実施の支援がメインになります。 また、新側(Java)の試験及び、不具合時のソース解析等の業務もございます。 <作業場所、リモートワーク頻度について> JR日野駅よりバスで約5分、停留所2つ目 徒歩の場合は約15分、ただし長い上り坂) 初日~環境設定までは出社いただきますが、その後は基本フルリモートとなります。 Java
案件の必須スキル
Javaでのシステム開発経験:3年以上
・現稼働中の受発注システム(COBOL+Java+Asteria+Oracle)をCOBOLを除き、intra-martを利用したJavaベースのシステムに再構築を行っていただきます。 ・要件定義工程における、上流設計業務に携わっていただきます。 ・また、下記2つの内いずれかの業務スキル枠がございます。 ‐①開発リード要員(現状の仕様を理解し、要件定義(PPTベース)資料を作成(ERDやDFD)。リード要員となるので、PG要員をまとめや各所にプレゼンをして頂く可能性もございます。) ‐②開発メンバー要員(リード要員と同じく現状の仕様が理解でき、リード要員のもと機能別に要件定義(PPTベース)資料を作成。)
案件の必須スキル
・①、②の共通の必須スキルは下記でございます。 ‐要件定義(業務定義、機能定義、非機能定義)作成経験 ‐システム開発(BD、DD、PG)経験 ※開発に関してはソースコードが読めるレベルでも問題無し(フロント、バックの両方(言語は不問)) ・ ②開発リード要員の必須スキルは下記でございます。 ‐システム開発のPM、PL経験
LLM(例:ChatGPT、Gemini、等)がCOBOLを理解するための指示文/回答文(COBOLコード含む)を作成していただきます。 作成する指示文と回答文はCOBOLエンジニアが業務で使うとを想定して、適切な言い回しのデータを作成する必要があります。 一人当たり30件/日以上を目標にデータ作成 or 作成されたデータのチェックを行います。 業務を効率的にやるため、LLMで初期データを作成するため、LLMへの指示文なども同時に工夫して貰ったりする作業もございます(初期プロンプトは用意あり) ■募集背景 増員のため。
案件の必須スキル
・COBOL開発工程が一人称で対応可能な方(詳細設計~尚可) ・プロジェクトを通じて仕事を柔軟に設計しながら進められる方
・元請会社の立場で、お客さまや協力会社と、システム要件・仕様の検討や調整 ・仕様書、設計将の経験、他者成果物のレビュー(開発は他ベンダーが担当) ・開発環境:Java、COBOL、AWS、Oracle
案件の必須スキル
・システム要件、仕様の検討や調整 ・以下の成果物が作成でき、他者成果物のレビューができる方 -基本設計書 -詳細設計書 -結合テスト仕様書 -システムテスト仕様書
鉄鋼会社のCOBOLで構築されている生産管理システムをJava環境へ マイグレーションするプロジェクトです。 COBOLからJavaへ自動変換し、テスト実施時の障害調査、対応を 行っていただきます。 【具体的な作業内容】 ・テスト実施後(オンライン、バッチ)の障害調査、調査内容報告、修正対応 ・障害発生時の独自FW含めた修正方針の作成 ※プログラムは主にバッチプログラム Java
案件の必須スキル
・Java言語での設計、開発経験:3年以上 ・JavaEE開発経験 ・他者が作成したプログラムの障害解析経験
======================== ※必ずお読みください※ 【必須要件】 東京の顧客先に常駐できる方 【外国籍の方の場合】 日本語能力検定1級お持ちの方 日本語が母国語の方 ======================== 工程:プレ要件定義工程 (Fit&Gap)、要件定義工程以降も継続想定 内容: 導入から約20年を経過した基幹システム (OMS) を刷新するプロジェクトです。 現システムは某ベンダーのパッケージシステム(クラサバ、VB.NET、COBOL、PL/SQL等)が導入されています。 大手ベンダーのパッケージシステム(Web。Java、PL/SQL等)へ刷新して2026年の本稼働を目指しております。 大手ベンダーのパッケージシステムでは対応できない要件・機能のスクラッチ開発を担当していただきます。 プレ要件定義工程 (Fit&Gap) からのプロジェクト参画であり、リーダー1名は2024年2月からプロジェクトに参画し、プロジェクト立ち上げ準備を支援していただきたいです。
案件の必須スキル
・Java、SQL、PL/SQL ・OMS関連業務(商品管理、顧客サービス、顧客管理、受注、物流、債権管理、営業経理、企画管理など)の知識を有すること ・要件定義や基本設計の経験があること ・チームリーダー経験があること ・能動的にアクションして問題・課題解決できるコミュニケーション能力
■メインフレームで稼働するCOBOLシステムを、サーバ上でオープンCOBOLを用いた共通システムの刷新 ・インフラ(ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェア)の検討 ・業務システムの解析、オープンCOBOL化の検討 ・検討結果をもとにした要件定義書の作成 ・要件定義書の作成 ・RFI仕様書等の作成 ・顧客内決裁に伴う決裁資料の作成支援 ・開発ベンダーが提出する見積や提案内容の検証 ・会議への同席
案件の必須スキル
・インフラ)PMO経験 ・主体的なPJ参画、主導力 ・PMO(工程管理)、ベンダーコントロール
システム/アプリケーション開発支援事業や受託開発等を展開している企業にて、大手医療会社向けに複数プロジェクトが遂行されており、設計のポジションを担って頂く方を複数募集しております。 【具体的な業務内容】 ・要件定義のあとをうけ、設計業務を行う。 ・基本設計書(業務フロー図、システム機能設計書、画面設計書・データベース設計書など)を作成する ※実装は発生しません。 ※面談は弊社同席で1回 + 顔合わせになります。
案件の必須スキル
・基本設計の作成経験1年以上 →業務フロー図、システム機能設計書、画面設計書・データベース設計書など ・金融案件への参画経験 ・システム/アプリ開発経験1年以上 (Java/Python/Ruby いずれかの言語かそれに類する言語、COBOLのみはNG) ・勤怠良好、体調に不安のない方
システム/アプリケーション開発支援事業や受託開発等を展開している企業にて、大手銀行向けに複数プロジェクトが遂行されており、設計のポジションを担って頂く方を複数募集しております。 【具体的な業務内容】 ・要件定義のあとをうけ、設計業務を行う。 ・基本設計書(業務フロー図、システム機能設計書画面設計書・データベース設計書など)を作成する。 ※実装は発生しません。 ※面談は弊社同席で1回行います。
案件の必須スキル
・基本設計の作成経験1年以上 →業務フロー図、システム機能設計書、画面設計書・データベース設計書など ・金融案件への参画経験 ・システム/アプリ開発経験1年以上 (Java/Python/Ruby いずれかの言語かそれに類する言語、COBOLのみはNG) ・勤怠良好、体調に不安のない方
・金融期間システム部門にて社員代替として機能改善など細かな案件を複数担当 ・細かな案件のPM/ベンダーコントロールを実施し社員の代わりにシステム部門内の案件を推進 ・主にPJ管理と社内稟議や役員説明用資料の作成を担当 ・PJ管理 -ユーザーとの要件調整、要件書作成 -ベンダーへの要件提示 -ベンダーコントロール(進捗管理、課題管理など) -ベンダーのアウトプットレビュー -部内報告(進捗、課題など) -社内外の各種QA、必要に応じて現行システム調査など ・社内稟議/役員説明用資料作成支援 -稟議書等作成支援 -役員説明資料作成(たたき台作成と修正)※最終化はエンドクライアントが実施
案件の必須スキル
・ITのPJマネジメント経験 ・役員向け資料作成の経験
・テスト不具合の原因を調査し、改修方法を検討、提案 ・お客さまや協力会社と、不具合対応の検討や調整 ・仕様書、設計将の経験、他者成果物のレビュー(開発は他ベンダーが担当) ・開発環境:Java、Cobol、AWS、Oracle
案件の必須スキル
・システム要件、仕様の検討や調整経験 ・以下の成果物が作成でき、他者成果物のレビューができる方 -詳細設計書 -プログラミング、単体テスト
鉄鋼会社のCOBOLで構築されている生産管理システムをJava環境へマイグレーションするプロジェクトに参画いただきます。 【作業内容】 ・COBOLからJavaへ自動変換し、テスト実施時の障害調査・対応 ・現行ホストにおけるDB/ファイルのIOのうち、オープン環境でRDB-IOに移行されるアーキテクチャ全般のスクラッチ開発 ・テスト実施後(オンライン・バッチ)の障害調査、調査内容報告、修正対応 ・障害発生時の独自FW含めた修正方針の作成 ※プログラムは主にバッチプログラムです。 Java
案件の必須スキル
・Java言語での設計、開発経験:3年以上 ・JavaEE開発経験 ・他者が作成したプログラムの障害解析経験 ・未経験の技術でも既存の資料から読み解きを理解できる ・調査結果において自走で結果を報告することができる
Javaでのサーバーサイドの設計、実装/構築の業務 ※フルリモート可 Java
案件の必須スキル
・Javaでの開発経験:3年以上
鉄鋼会社のCOBOLで構築されている生産管理システムをJava環境へのマイグレーションするプロジェクトを実施中です。COBOLからJavaへ自動変換し、テスト実施時の障害調査、修正を対応いただきます。 現行ホストにおけるDB/ファイルのIOのうち、オープン環境でRDB-IOに移行されるアーキテクチャ全般のスクラッチ開発を担当いただき、テスト実施後(オンライン・バッチ)の障害調査、調査内容報告、修正対応を行っていただきます。また、障害発生時の独自FW含めた修正方針の作成を行っていただきます。 ※プログラムは主にバッチプログラムです Java
案件の必須スキル
・Java言語での基本設計、開発経験:3年以上 ・JavaEE開発経験 ・他者が作成したプログラムの障害解析経験
COBOLで開発を行っていただきます。 基本設計以降に携わっていただきます。 長期の案件です。
案件の必須スキル
COBOLの経験3年 基本設計以降の経験
1 - 50件/全2,606件
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最高単価
175万円
最低単価
24万円
平均単価
54.7万円
2025年02月のCOBOLのフリーランス案件・求人の月額単価の平均は54.7万円です。COBOLのフリーランス案件・求人の年収の目安は656万円です。単価20万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は2件、単価30万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は24件、単価40万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は511件、単価50万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は788件、単価60万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は304件、単価70万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は101件、単価80万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は47件、単価90万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は47件、単価100万円台のCOBOLのフリーランス案件・求人は19件です。※フリーランスボード調べ(2025年02月04日更新)
2025年02月のCOBOLのフリーランス案件・求人の平均月額単価は54.7万円です。前月比で-0.2%(-0.1万円)と月単位でみるCOBOLのフリーランス案件・求人の月額単価は減少傾向です。
2025年02月のCOBOLのフリーランス案件・求人の想定平均年収は656.3万円です。前月比で-0.2%(-1.4万円)と月単位でみるCOBOLのフリーランス案件・求人の想定年収は減少傾向です。
働き方 | 割合 | 前月比 |
---|---|---|
フルリモート | 11.3% | +5.5% |
一部リモート | 35.2% | -27.1% |
常駐 | 53.5% | +21.6% |
2025年02月のCOBOLのフリーランス案件・求人におけるフルリモート案件・求人の割合は11.3%で前月比で+5.5%とやや増加傾向にあります。一部リモート案件・求人の割合は35.2%で前月比で-27.1%とやや減少傾向にあります。常駐案件・求人の割合は53.5%で前月比で+21.6%とやや増加傾向にあります。
■COBOLとは COBOLは、Common Business Oriented Languageの略で、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語です。 COBOLは、人間の自然言語に似た文法を採用しており、その読みやすさからプログラミング初心者にも親しみやすい言語として受け入れられました。このアクセスしやすさが世界中での普及につながり、今日に至るまで、多くの基幹システムやビジネス処理系のシステムで活躍しています。 COBOLの特徴としては英語に近い文法を持っていること、基幹業務システムに頻繁に活用されていること、データを高速処理することが出来ること、耐久性と安定性、拡張性と互換性を兼ね備えていること、プログラミング言語の中では比較的習得しやすいことなどが挙げられます。 COBOLは主に汎用COBOLとオープンCOBOLの二つのカテゴリに分けられます。 汎用COBOLは、大規模なデータ処理作業を主な目的としてメインフレーム上で使用されるCOBOLのバリエーションです。これには、汎用機用のCOBOLや各メーカー特有のバージョン、例えば富士通のCOBOL、IBMのCOBOL、日立のCOBOLなどが含まれます。 一方、オープンCOBOLは、よりオープンなシステム環境での開発に適したCOBOLを指し、UNIXやLinuxなどのオペレーティングシステム上で動作します。オープンCOBOLには、GNU COBOL(旧称OPEN COBOL)、富士通のNet COBOL、UNIX系のCOBOL実装などが存在します。 COBOLで可能な開発は業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発と幅広いです。 COBOLを活用しているサービスやプロダクトは主に銀行システムや保険業務システム、公共機関の管理システムなどがあります。 ■COBOLとJavaの違い この章ではCOBOLとJavaの違いについて説明します。 COBOLは1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語であり、JavaはCOBOLをもとに開発されたプログラミング言語です。 COBOLとJavaの違いを汎用性、習得難易度、将来性から見ていきましょう。 汎用性の観点ではCOBOLは先述したように業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発が可能です。一方、JavaはWeb開発、基幹システム、モバイルアプリ開発と幅広く開発できます。違いはCOBOLは大規模なビジネスデータ処理や金融システムに適しており、一方Javaはクロスプラットフォームのアプリケーション開発やWebサービスを得意としています。 なお、JavaとCOBOLはCOBOLで開発されたシステムをJavaにリプレースする案件が多いです。 次に学習難易度について、COBOLはJavaの習得難易度よりも低いです。COBOLは英語に近い構文を持っていることや直感的な記述ができるため比較的習得しやすいです。 一方でJavaの習得難易度はCOBOLよりも高いです。やはりオブジェクト指向の理解やコード記述量が多いこと、決められたルールや構文が多いことが要因です。なお、どちらの開発言語とも日本語の参考書やドキュメントは充実しています。 最後に将来性を見ていきましょう。COBOL、Javaどちらも将来性は高いでしょう。 まずCOBOLを分析してみましょう。 COBOLは金融や保険業界などの基幹システム開発に活用されているため機能改修や運用保守などの案件が多く、ニーズが消えることは当分無いと推測できます。 ただし、長期的な観点ではCOBOLでのシステムをJavaにリプレースしている案件もあるためニーズは減少していく可能性はあります。 次にJavaを分析してみましょう。Javaは様々な開発ができ、特に基幹システムではJavaが多く利用されております。システムが大規模になればなるほど技術変更は困難であり、今後もJavaの需要が無くなる可能性は低く、将来性は安定しているでしょう。 そのためCOBOL・Javaどちらも将来性はあると言えるでしょう。 ■COBOLとC言語の違い この章ではCOBOLとC言語の違いについて説明します。 COBOLは1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語であり、C言語はAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが主体となって開発した汎用プログラミング言語です。 COBOLとC言語の違いを汎用性、習得難易度、将来性から見ていきましょう。 汎用性の観点ではCOBOLは先述したように業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発が可能です。一方、C言語はWebアプリ開発、ゲーム開発、基幹システム開発、IoT開発、組込/制御システム開発と幅広く開発できます。違いはCOBOLは大規模なビジネスデータ処理や金融システムに適しており、一方C言語はシステムプログラミングや組み込みシステム開発を得意としています。 次に学習難易度について、COBOLはC言語の習得難易度よりも低いです。COBOLは英語に近い構文を持っていることや直感的な記述ができるため比較的習得しやすいです。 一方でC言語の習得難易度はCOBOLよりも高いです。メモリ管理やエラーハンドリングを行う必要があることや多重継承、テンプレート、演算子オーバーロードなどの機能があることで複雑で理解しにくいことなどの理由により難易度が高くなっています。 なお、どちらの開発言語とも日本で人気の高いプログラミング言語であるため、日本語の参考書やドキュメントは充実しています。 最後に将来性を見ていきましょう。COBOL、C言語どちらも将来性は高いでしょう。 まずCOBOLを分析してみましょう。 COBOLは金融や保険業界などの基幹システム開発に活用されているため機能改修や運用保守などの案件が多く、ニーズが消えることは当分無いと推測できます。 次にC言語を分析してみましょう。 TIOBE Indexが出しているTIOBE Index for February 2024にてCOBOLは2024年2月で2位と高い順位を獲得しています。また開発の基盤となるLinuxやWindows、UnityなどにCOBOLが活用されていることから将来性は長期的に考えてもあると推測できます。 そのためCOBOLとC言語どちらも将来性はあると言えるでしょう。 ■COBOLを活用するメリット この章ではCOBOLを活用するメリットについて説明します。 COBOLを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・ビジネス処理に特化していること ・高い堅牢性や安定性があること ・データ処理が早いこと ・転職に有利になりやすい ・エンジニア母数が多くなく案件に参画しやすい COBOLは業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発と様々な開発に活用されているため、比較的求人・案件は豊富です。そのため習得した後に求人・案件が少なく参画できないことは少ないでしょう。 ■COBOLを活用するデメリット この章ではCOBOLを活用するデメリットについて説明します。 COBOLを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・エンジニア母数が少ないないため集めにくい ・クラウドサービスなど現代の開発環境との相性が良くない COBOLはメリットが多いですが、昔のプログラミング言語であるため、エンジニア自体の総数が少ないことや現代の環境に移行するコストが高いなどデメリットが生じることを理解しておきましょう。また、フリーランス求人・案件に参画する側では月額単価がTypeScriptやGo言語、Scala、Pythonなどと比較して低いことも大きなデメリットの1つであることを知っておきましょう。 COBOL習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはCOBOLを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。 ■COBOLフリーランスエンジニアとして携わることができるフリーランス求人・案件例 ・業務システム開発のフリーランス求人・案件 COBOLを活用するフリーランス求人・案件として、業務システム開発があります。 特に金融機関、保険会社、公共機関、大手企業の基幹業務システムの開発や保守などでのフリーランス求人・案件が多いでしょう。 COBOLフリーランスエンジニアが求人・案件を獲得する上で、COBOLの開発経験はもちろん、SQLやDB2などデータベース知識、システム分析・設計スキル、コミュニケーションスキル、問題解決スキルなどがあると参画しやすいでしょう。 ・Webシステム/アプリ開発のフリーランス求人・案件 COBOLを活用するフリーランス求人・案件として、Webシステム/アプリ開発があります。 特に銀行、証券など金融業界、保険業界、公共機関、大企業の内部業務システム開発でのフリーランス求人・案件が多いでしょう。 COBOLフリーランスエンジニアが求人・案件を獲得する上で、COBOLの開発経験はもちろん、HTML/CSS、JavaScriptなどWeb開発技術スキル、開発言語に付随するフレームワーク、RESTful APIの開発経験、JavaやPythonなどプログラミング言語スキル、SQLやRDBMSなどのデータベーススキル、XMLやJSONなど連携技術などがあると参画しやすいでしょう。 ・システム移行開発のフリーランス求人・案件 COBOLを活用するフリーランス求人・案件として、システム移行開発があります。 特に金融業界、保険業界、公共セクター、小売業界などでのフリーランス求人・案件が多いでしょう。 COBOLフリーランスエンジニアが求人・案件を獲得する上で、COBOLの開発経験はもちろん、JavaやScalaなどのプログラミング言語スキル、SQLなどのデータベーススキル、プロジェクトマネージメントスキル、コミュニケーションスキル、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などクラウドサービス移行経験などがあると参画しやすいでしょう。 ■COBOLフリーランス求人・案件のリモートワーク・在宅・持ち帰り状況 COBOLフリーランス求人・案件のリモートワーク・在宅・持ち帰り状況について解説します。 COBOLは業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発と様々な開発求人・案件があり、多くの開発現場においてリモートワークや在宅・持ち帰りのフリーランス求人・案件が増えています。 しかし、セキュリティや機密情報保持などの様々な要因によりリモートワークや在宅・持ち帰りが難しいCOBOLフリーランス求人・案件も一部存在します。 未だコロナが蔓延しておりますが、リモートワークや在宅ではコミュニケーションが取りづらいなどの課題も見えており、出社に切り替えている企業も多くなっております。 特に出社とリモートワーク・在宅を混合している働き方であるハイブリットワークが近年増加傾向であり、今後COBOLを含むフリーランス求人・案件のリモートワークや在宅・持ち帰り化は増減なく、現状のまま維持していく可能性が高いでしょう。 COBOLフリーランス求人・案件の中でもリモートワークや在宅・持ち帰りのみに参画したいフリーランスエンジニアは業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発のフリーランス求人・案件を探してみましょう。 ■COBOLでの週2日・週3日フリーランス求人・案件 COBOLでの週2日・週3日フリーランス求人・案件について解説していきます。 COBOLの週2日・週3日フリーランス求人・案件はCOBOL全体のフリーランス求人・案件の中でおおよそ5%の割合で存在します。 また週2日・週3日などの時短でも月額単価90万円や100万円を超える高単価なCOBOLフリーランス案件・求人も複数存在します。 複数のCOBOLフリーランス求人・案件に参画できるため、様々なプロダクトやサービス開発に携われたり、多種多様なエンジニアとコミュニケーションを取れます。 高単価なCOBOLフリーランス求人・案件はCOBOLスキル以外にも、上流工程〜下流工程まで一貫した開発経験、プロジェクトリード経験などある程度の開発実績や知識が備わっている方でないと参画が難しいでしょう。 COBOLフリーランスエンジニアとして週2日・週3日フリーランス求人・案件に参画したい方は現状の市場動向の把握をした上で自分のスキルに見合うフリーランス求人・案件を探すことをおすすめします。 ■COBOLフリーランス求人・案件に参画するために必要なスキル COBOLフリーランス求人・案件に参画するために必要なスキルを解説します。 COBOLフリーランス求人・案件に参画するために必要なスキルとしては、COBOL自体の開発経験、フロントエンドやサーバーサイド開発経験で頻繁に使用される周辺知識/スキルです。技術面とその他周辺スキル/知識に分けてみていきましょう。 まず、技術面においてCOBOLフリーランスエンジニアとして、COBOLのスキルをはじめとし、システム設計スキル、RDBMSやSQLなどデータベース管理スキル、レガシーシステムの理解、データ移行と変換経験、デバッグスキル、APIとの連携知識、AWSやMicrosoft Azureなどクラウドサービスの知識、コミュニケーションスキルがあるとCOBOLフリーランス求人・案件に参画しやすいでしょう。 その他周辺スキル/知識として、コミュニケーションスキルや問題解決スキル、ドキュメント作成スキル、知識を常にアップデートできるスキルなどがあるとCOBOLフリーランス求人・案件に参画しやすいでしょう。 上記技術面とその他周辺スキル/知識、どちらかが欠けているとCOBOLフリーランス求人・案件に参画できない可能性があるので念頭においておきましょう。 さらにCOBOLフリーランスエンジニアとして、高単価のフリーランス求人・案件に参画を希望している場合、上流工程での経験やチームマネジメント経験があることが望ましいでしょう。 ■COBOL開発経験年数別のアドバイス COBOLフリーランス求人・案件に参画するため、COBOL開発経験年数別のアドバイスをそれぞれ開発経験1〜2年、開発経験2〜3年、開発経験5年以上に分けて解説します。 ・開発経験1〜2年のCOBOLフリーランスエンジニア 開発経験1〜2年のCOBOLフリーランスエンジニアはCOBOLの基本構文、データ型、ファイル操作などの理解を深めましょう。 簡単な修正作業や機能追加などの小規模プロジェクトに入りシステム開発など行い積極的に実践で活用できるCOBOLスキルを身につけていきましょう。 フリーランス求人・案件に参画した際は技術や業界のノウハウを学んでいくため、経験豊富な他のエンジニアやメンターを見つけることをおすすめします。積極的にコードレビューやフィードバックをもらいスキルアップを図りましょう。 ・開発経験2〜3年のCOBOLフリーランスエンジニア 開発経験2〜3年のCOBOLフリーランスエンジニアは積極的に中〜大規模プロジェクトに参画し、チーム開発にてデバッグや単体テストのスキルの向上を行いましょう。 特にDB2、OracleなどなどCOBOLとデータベースとの連携や効率的なデータ処理方法を身につけましょう。COBOL開発における周辺技術や環境に積極的に触れ、スキルアップを図りましょう。 その他要件定義やプロジェクト管理、コミュニケーションスキルなどの技術以外のスキルも身につけることをおすすめします。 開発経験2〜3年のCOBOLフリーランスエンジニアはある程度技術スキルも備わっているため、COBOLフリーランス求人・案件に参画しやすいですので、継続的にフリーランス求人・案件に参画できるようにネットワークを広げていくとなお良いでしょう。 ・開発経験5年以上のCOBOLフリーランスエンジニア 開発経験5年以上のCOBOLフリーランスエンジニアは大規模開発に参画し、アーキテクチャ設計の経験を積んでいきましょう。 また、COBOL周辺スキルを高めていくと同時にプロジェクトのリーダーやアーキテクトとしての役割も選択肢に入ってくるかと思いますので、チャンスがあれば積極的に引き受けましょう。 若手エンジニアへの教育やメンタリングを行える場合は自分の持っている知識の再確認の意味も込めて行ってみることをおすすめします。 その他、コミュニティへの貢献のため、コミュニティ活動に参加して知識や経験を共有してみることもおすすめします。 開発経験5年以上のCOBOLフリーランスエンジニアでも専門的な知識の学習やより実務をこなすことは重要です。IT技術は日々成長しておりかつ廃れていくため、常に最新技術やトレンドを学び、アップデートしていきましょう。 ■COBOL習得難易度・勉強方法 COBOL習得難易度・勉強方法について解説します。 COBOL習得難易度について、COBOLは比較的習得しやすいプログラミング言語です。 COBOLは英語に近い構文を持っていることや直感的な記述ができるためです。 COBOLの学習コストについて解説します。 1つのプログラミング言語を基礎レベルまで習得するには、開発環境の設定や基本概念の理解、コードの練習などでおおよそ200時間は必要と言われています。また実務レベルまで習得する場合、おおよそ1,000時間以上かかるとも言われています。しかし、学習方法や理解度や開発言語の周辺知識も一緒に習得する必要があり、個人差はありますので、あくまでも参考として覚えておきましょう。 近年ではオンライン学習やプログラミングスクールなど、様々な場所でCOBOLを始めとするプログラミング言語を学習出来ます。オンライン学習を例に挙げると「ドットインストール」「Schoo」「Udemy」など多種多様なサービスがあります。 また、COBOLのチュートリアルサイト「IBM Developer COBOL」や「Guru99 COBOL Tutorial」などCOBOL学習の環境は整っています。 オンライン学習やプログラミングスクールはCOBOL自体の習得以外にもCOBOLでの開発に必要なデータベースやインフラなど周辺知識の必要性も教えてくれるため、COBOLの学習においてより実践で使える知識を蓄えやすいでしょう。 その他、COBOL習得を希望するエンジニアは、まず周辺でCOBOLに精通したエンジニアを探してみる、勉強会に積極的に参加してみることもおすすめです。やはり近くにメンターがいることにより、学習の効率性も上がるだけでなく学習意欲も維持しやすくなります。 ■COBOLフリーランス求人・案件参画するために役立つ資格 COBOLフリーランスエンジニアが取得しておいて損のない資格を4つ紹介します。 ・プロジェクトマネージャ試験(PM) プロジェクトマネージャ試験(PM)は、情報技術に関する国家資格を認定する一般財団法人情報処理推進機構(IPA)によって提供されています。この試験は、情報システム開発プロジェクトでのプロジェクトマネージャとしての役割や責任を適切に果たす能力があるかを評価するものです。 COBOLフリーランスエンジニアにとって、この資格を取得することにより、プロジェクト管理の知識やスキルを証明し、クライアントとの信頼関係構築に役立つでしょう。 また、プロジェクトマネージャ試験(PM)に合格すると、高度情報処理技術者試験の一部科目免除や、他の専門資格試験における科目免除の特典が得られるなど、さまざまなメリットがあります。 ・ORACLE MASTER(オラクルマスター) ORACLE MASTER(オラクルマスター)は、世界的に認知されている日本Oracle社が実施しているOracle Database技術の理解度を測る認定試験です。この試験は、データベース管理、運用、SQLプログラミングに関する知識とスキルを評価します。 ORACLE MASTERには、BronzeからPlatinumまでの4つのレベルがあり、レベルが上がるごとに試験の難易度と範囲が増します。各レベルでの合格基準は約60%で、資格取得により、データベース管理やSQLの専門知識を証明し、職場でのキャリアアップや転職に有利になります。 COBOLフリーランスエンジニアとしては、データベースとの連携が多い業務に携わる可能性が高いため、ORACLE MASTERの資格を取得しておくことは大いに役立つでしょう。 ・システムアーキテクト試験 システムアーキテクト試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施するIT分野の国家資格であり、難易度が高い試験で知られています。試験内容は、システム構築のための基本的な技術知識、プロジェクト管理技術、技術戦略の策定と評価、さらにはシステム設計やアーキテクチャの知識を幅広くカバーしています。 COBOLフリーランスエンジニアにとっては、システムアーキテクトやプロジェクトリーダーの役割に必須のスキルを身につけることができ、特に経験のある中級者や上級者に向けた資格として、長期的なキャリア形成に寄与します。 COBOLフリーランスエンジニアとしての資格取得しておいて損はないでしょう。 ・ITストラテジスト試験 ITストラテジスト試験は、IT関連の国家資格の中でも特に高い難易度を誇る試験であり、基本的なITの知識に加えて、情報技術を活用した経営戦略の立案や推進力を測る問題が出題されます。合格率は約10〜15%と低いです。 COBOLフリーランスエンジニアとしてこの資格を取得すれば、ITスキルと経営戦略を組み合わせたコンサルティング能力を身につけることができ、キャリアの幅を広げることが可能です。COBOLフリーランスエンジニアにとって取得しておいて損のない資格でしょう。 COBOL関連の資格を習得することは良いことですが、COBOLフリーランス求人・案件に参画するという目的を失わないようにしましょう。 COBOLスキルを資格取得によって、証明することは可能ですが重要視すべきことは、COBOLの実務経験やCOBOL周辺で必要な開発スキルを保有していることです。 そのためCOBOLの資格はある程度実務経験がある方、時間的に余裕がある方が取得すると良いでしょう。 COBOLエンジニアとして、実務未経験にも関わらずCOBOL関連資格の取得を最優先事項にすることはやめておきましょう。 ■COBOLフリーランス求人・案件の未経験での参画 COBOL開発実務未経験の場合、参画できるCOBOLフリーランス求人・案件は限られてくるでしょう。 COBOLなどフリーランス求人・案件は参画後すぐに稼働することを想定しているため、即戦力エンジニアを求めています。 COBOL未経験からCOBOLフリーランス求人・案件への参画を検討/希望している方は、まずは正社員、派遣社員、契約社員として2〜3年の開発経験を積むか、あるいはクラウドワーカーでの副業として2年程度の開発業務を経験することをおすすめします。 COBOLフリーランス求人・案件に応募する際、コミュニケーションスキルや自発的に行動できるかどうかも評価の対象になりますが、最も重要なのは自身のスキルが求人・案件の要求にどれだけマッチしているかです。したがって、実務経験をさらに積む機会があれば、積極的に経験を積んでいくと良いでしょう。加えて、COBOLだけでなく他の開発言語での実務経験や周辺知識を身につけておくことで、より多くのフリーランス求人・案件の選択肢が広がり、様々なプロジェクトに貢献できる幅も広がるでしょう。例えば、COBOLフリーランス求人・案件ではCOBOLでの開発経験以外に、システム設計スキル、RDBMSやSQLなどデータベース管理スキル、JavaやPython、Scalaなどのプログラミング言語スキル、レガシーシステムの理解、データ移行と変換経験、デバッグスキル、APIとの連携知識、AWSやMicrosoft Azureなどクラウドサービスの知識、コミュニケーションスキルなどのスキルが求められます。 COBOLをはじめとする他開発言語の知識/スキルや周辺環境の知識/スキルが豊富であればCOBOLフリーランス求人・案件参画時のアピール材料にもなるため、日頃から勉強時間を確保してスキルアップを図りましょう。 ■COBOLの市場動向やニーズ COBOLは業務システム開発、業務系アプリ開発、システム移行開発など幅広く開発ができることからフリーランス求人・案件の中でも多く求人が存在します。 そのため、ニーズは現時点でも多くあり、今後中長期的にみてもニーズは無くならないでしょう。 では、COBOLエンジニアのニーズがある理由をIT市場動向から分析してみてみましょう。 2023年5月、IDC Japanが発表したソフトウェア市場の実績と予測では2022年の国内市場を、前年比13.9%増の4兆1548億6300万円と推定しており、国内市場は2022年から2027年にかけて年平均6.7%で成長し、2027年には5兆7459億円に達すると予測しています。 また2022年2月、Micro Focusが発表した「独立系グローバル市場調査会社」調査結果では、かつてないほど大量のCOBOLコードが使用されており、アプリケーションモダナイゼーションに向け顕著な市場機会があることが分かりました。調査結果では、回答者の92%が引き続きCOBOLを戦略的な言語と見なしており、日常的に使用されているCOBOLコードの量は7,750~8,500億行と大幅に増加しているとのことです。 その他IoT、ビッグデータ、6G、ブロックチェーン、xR、AGIを含む人工知能などによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩に伴い、エンジニア全体の人材不足が深刻化しています。2030年までに79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。 上記観点を考慮すると市場は成長しておりますが、エンジニアの絶対数が足りておらず、COBOLを含むエンジニアにおいてニーズが今後も拡大していくでしょう。 COBOLエンジニアとして現在活躍している方や今後活躍を検討している方はCOBOLの開発実務経験やCOBOL開発に必要な周辺開発スキル/経験を取得すると多くのCOBOLエンジニアの中でもフリーランス求人・案件への参画確率が上がるでしょう。