CircleCIのフリーランス案件・求人

■CircleCIとは CircleCIとは、クラウドベースの継続的インテグレーション・継続的デリバリー（CI/CD）プラットフォームで、ソフトウェア開発におけるビルド、テスト、デプロイの自動化を支援するツールです。CircleCIは、GitHub、Bitbucketなどのバージョン管理システムと連携し、コードの変更を検知して自動的にビルドとテストを実行します。 CircleCIの特徴として、設定ファイルを使ったジョブの定義が容易なこと、Dockerを使ったビルド環境の構築が可能なこと、並列実行によるビルドの高速化が図れること、ワークフローを使ったジョブの実行順序制御ができること、Orbsによるジョブとコマンドのパッケージ化と再利用が可能なこと、CCIキャッシュによるビルドの高速化が図れること、APIとWebhookによる外部サービスとの連携が可能なこと、パイプラインのステータス可視化とインサイトの提供があることなどが挙げられます。 CircleCIができる開発は、Webアプリケーション、モバイルアプリ、マイクロサービス、ライブラリ、インフラストラクチャコードなど、あらゆるソフトウェアプロジェクトのCI/CDパイプラインの構築と自動化が可能です。また、テストの自動化、コードの品質チェック、成果物のデプロイ、環境のプロビジョニングなど、開発ライフサイクル全般に渡る自動化タスクを実行することができます。 CircleCIを活用している世界的サービスやプロダクトは、GitHub上のオープンソースプロジェクトを中心に、Spotify、Coinbase、Lyft、Expo、Trivago、Outreach、Dropbox Paperなどの企業でも採用されています。また、AWS、Google Cloud Platform、Heroku、Firebase Hosting、Netlifyなどの主要なクラウドプラットフォームやサービスとのインテグレーションが用意されており、シームレスなデプロイメントが可能です。DevOpsの文化が浸透する中で、CircleCIはソフトウェア開発チームの生産性向上とリリースサイクルの短縮化に大きく貢献しています。クラウドネイティブなCI/CDソリューションとして、Jenkins、Travis CI、GitLab CIなどと並ぶ人気ツールの一つとなっています。 ■CircleCIを活用するメリット この章ではCircleCIを活用するメリットについて説明します。 CircleCIを導入することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・クラウド型のCIサービスのため、インフラ構築・管理の手間が不要 ・Dockerのサポートにより言語に依存しない柔軟なビルド環境の構築が可能 ・ビルドの並列実行により大幅なビルド時間の短縮が見込める ・GitHubやBitbucketとの親和性が高くプルリクエストの自動ビルド・テストが容易に行える ・CircleCI Orbsと呼ばれる設定テンプレートにより再利用性の高い設定ファイルが記述できる ・APIによるビルドの実行状況の取得と外部ツールとの連携が可能 ・クラウドIDEとの統合によりクラウド上での開発からデプロイまでをシームレスに行える CircleCIはクラウドで提供されるCIツールの中でも人気が高く、DevOpsの実践に欠かせないツールとして広く利用されています。上記導入する上でのメリットを踏まえて、導入可否を検討することをおすすめします。 ■CircleCIを活用するデメリット この章ではCircleCIを活用するデメリットについて説明します。 CircleCIを導入することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・ビルド実行環境のデバッグが難しく問題の切り分けに時間がかかる場合がある ・オンプレミス版の提供がなくクラウド環境の利用が前提となる ・ビルド時間に応じた課金体系のためコスト管理が難しい面がある ・UI画面の情報が少なくビルド設定の全容を把握しにくい CircleCIはメリットがCircleCIはメリットが多いですが、クラウド依存の環境やコスト面の課題など注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 CircleCI導入を今後検討している企業はCircleCIを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。