CodeIgniterのフリーランス案件・求人

■CodeIgniterとは CodeIgniterとは、PHPで書かれたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークで、軽量で高速な動作と、シンプルで使いやすいインターフェースを特徴としています。 CodeIgniterの特徴として、MVCアーキテクチャに基づいた設計であること、設定ファイルが少なくシンプルな構成であること、強力なクエリビルダを備えたデータベースクラスを持つこと、セッションとセキュリティ機能が組み込まれていること、テンプレートエンジンによる柔軟なビュー出力が可能なこと、多言語対応とローカリゼーション機能を備えていること、キャッシュ機能により高速化が図れること、徹底したドキュメント整備がなされていることなどが挙げられます。 CodeIgniterができる開発はWebアプリケーション開発、APIサーバー開発、CMS構築、ECサイト構築、ブログシステム開発、問い合わせフォーム作成、会員管理システム開発、求人サイト構築、ポートフォリオサイト作成などと幅広いです。 CodeIgniterを活用している世界的サービスやプロダクトは、英BBCや米ナショナルジオグラフィック、米Buffer、カナダYellowPages、インドMakeMyTrip、台湾ECサイトPChomeなどのメディアやスタートアップ企業を中心に利用され、日本国内でもボクシルマガジンなどのサービスに活用されています。 ■CodeIgniterを活用するメリット この章ではCodeIgniterを活用するメリットについて説明します。 CodeIgniterを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・軽量でシンプルな設計思想によりアプリケーション開発の生産性が高まる ・MVCアーキテクチャの採用により保守性の高いコードを記述できる ・充実したユーザーガイドにより学習コストを低く抑えられる ・データベースやセッション管理などの基本的な機能がフレームワークに同梱されている ・バリデーションライブラリによる柔軟な入力チェックが実装可能 ・Composerとの連携によりサードパーティ製ライブラリの活用が容易になる ・オープンソースのため、導入コストを低く抑えられる CodeIgniterはWebアプリケーション開発、API開発、プロトタイピング開発など様々な開発に活用されており、フリーランス求人・案件数も一定数あります。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■CodeIgniterを活用するデメリット この章ではCodeIgniterを活用するデメリットについて説明します。 CodeIgniterを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・機能を絞り込んでいるため大規模なアプリケーション開発には向いていない ・標準ではORMが用意されておらず実装に工数がかかる ・PHP7以降への対応が遅れており最新バージョンとの互換性に不安がある ・国内のユーザーコミュニティの規模が小さく情報収集が難しい CodeIgniterはメリットが多いですが、フレームワークの規模感やバージョン対応の遅れなど注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 CodeIgniter習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはCodeIgniterを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。