CreateJSのフリーランス案件・求人

CreateJSのフリーランス案件・求人について

■CreateJSとは CreateJSは、HTML5を使ったインタラクティブなコンテンツを制作するためのオープンソースのJavaScriptライブラリの総称で、EaselJS、TweenJS、SoundJS、PreloadJSの4つのライブラリで構成されています。CreateJSは、Adobeが開発したFlashの代替技術として注目されており、Web、デスクトップ、モバイルのマルチプラットフォームで動作するリッチなコンテンツを開発することができます。 CreateJSの特徴として、EaselJSによりCanvas要素を使った高度な描画と表現力を実現できること、TweenJSを使ったアニメーションとインタラクションの記述が容易なこと、SoundJSによりWeb Audio APIを使った音声再生と制御ができること、PreloadJSによりアセットの読み込みとプリロードを管理できること、JavaScriptとTypeScriptの両方で開発が可能なこと、Flash CCとの連携によりFlashコンテンツのHTML5への移植が容易なこと、オープンソースであり商用利用が可能なことなどが挙げられます。 CreateJSができる開発は、Webゲーム開発、リッチなWebサイトのUI開発、インタラクティブな広告コンテンツ制作、モバイルアプリのHTML5ハイブリッド開発、データビジュアライゼーションとインフォグラフィックの作成、eラーニングコンテンツの開発、プレゼンテーションツールの開発と幅広いです。 CreateJSを活用している世界的サービスやプロダクトは、Adobe Animate CC、Microsoft Azure Media Services、NBC Universal、Washington Post、National Geographic、Red Bull、Microsoftなどが挙げられ、Webコンテンツやゲームの開発に利用されています。また、CreateJSはGitHubで公開されており、世界中の開発者がコントリビュートすることでライブラリの改善と拡張が進められています。 ■CreateJSを活用するメリット この章ではCreateJSを活用するメリットについて説明します。 CreateJSを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・HTML5 Canvasを活用したリッチなWebコンテンツの開発が行える ・EaselJSによるディスプレイリスト方式の画像描画により高いパフォーマンスを発揮する ・TweenJSによる各種トゥイーンアニメーションにより効果的な演出が可能 ・SoundJSによる効果音の制御など、インタラクティブコンテンツに必要十分な機能が揃っている ・PreloadJSによる画像・音声の先読み処理により、スムーズなコンテンツ表示が可能 ・Adobe Animateとの連携により、デザイナーとデベロッパーとの協業がスムーズに行える ・オープンソースライブラリとして、商用利用にも制限がない CreateJSはRIA（リッチインターネットアプリケーション）開発のためのJavaScriptライブラリであり、Webベースのゲームやインタラクティブコンテンツ開発の生産性を高めるフレームワークとして広く普及しています。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■CreateJSを活用するデメリット この章ではCreateJSを活用するデメリットについて説明します。 CreateJSを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・CreateJS独自の描画モデルへの習熟に学習コストを要する ・EaselJSによる描画はDOMベースのレンダリングに比べ柔軟性が低い ・3Dへの対応が弱く、3Dコンテンツ表現には別ライブラリが必要になる ・モバイル環境での描画パフォーマンスにばらつきが出やすい CreateJSはメリットが多いですが、独自の描画モデルゆえの習得の難しさやで表現力の限界など注意すべき点がいくつかあることを理解しておきましょう。 CreateJS習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはCreateJSを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。