「Kubernetesのスキルを身につけたい」「Kubernetesに関する実力を証明したい」とお考えであれば、Kubernetes技術者認定の合格に向けて勉強をするのがおすすめです。
Kubernetes技術者認定がどのような試験なのか、合格することでどのようなメリットがあるのかを理解し、合格に向けてモチベーションを高めていきましょう。
今回はKubernetes技術者認定に関する基礎知識や詳細情報、Kubernetes技術者認定の資格取得のメリット・デメリット、Kubernetes技術者認定合格のための参考書の選び方や対策法についてお話しします。
目次
1.Kubernetes技術者認定に関する基礎知識
はじめにKubernetes技術者認定に関する基礎知識について解説します。
Kubernetes技術者認定とは
Kubernetes技術者認定とは、特定非営利活動法人であるLPI-Japanが実施する認定試験であり、Kubernetesに関する実力が問われる検定試験です。
Kubernetesの基礎が試される「クラウドネイティブアソシエイト」
Kubernetesによる管理能力が試される「管理者」
Kubernetesによる開発能力が試される「アプリケーション開発者」
Kubernetesのセキュリティ技術が試される「セキュリティスペシャリスト」
上記がKubernetes技術者認定の技術分野ごとの認定資格です。それぞれがLinuxに関する基礎知識を有していることを前提としており、さらに分野ごとにKubernetesの技術を用いるために必要な関連する知識やスキルが必要となります。
基礎レベルである認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイトにおいても、LinuCレベル1相当の前提知識が必要となることもあり、Kubernetes技術者認定の受験及び勉強自体が、技術的な難易度の高さを示しています。
Kubernetes技術者認定の合格で目指せるキャリア
クラウドエンジニア
インフラエンジニア
DevOpsエンジニア
サイトリライアビリティエンジニア
セキュリティエンジニア
データベースエンジニア
上記がKubernetes技術者認定の合格で目指せるキャリアの一例です。それぞれの技術分野に必要な認定資格に挑戦して合格することで、キャリアの選択肢が増えていきます。同時に受験される方の興味のある技術領域のスキルを身につけていくことで、さらに専門的な分野のエンジニアのスペシャリストとして活躍することも期待できるでしょう。
Kubernetesを起動するために必要なものやスキル
ハードウェアおよび仮想環境
パソコンに関する基本的な操作ができるスキル
Linuxに関する知識及びコマンドライン操作
DockerやKubernetesのインストールや起動及び操作
クラウドプラットフォームに関する基礎知識
上記がKubernetesを起動するために必要なものやスキルの一例です。Kubernetes技術者認定の前提として身につけておくスキルでもあるため、受験勉強に臨む前にどれくらい自分に知識やスキルが身についているかをチェックしましょう。
Kubernetesを起動するために必要なものやスキルを見てもよくわからないという場合は、勉強自体が難しい可能性もあるため、一つ一つの基礎を学ぶようにして、専門用語などを覚えてから挑戦することをおすすめします。
2.Kubernetes技術者認定の詳細情報
次にKubernetes技術者認定の詳細情報について解説します。
Kubernetes技術者認定の詳細
KCNA-JP | CKA-JP | CKAD-JP | CKS-JP | |
---|---|---|---|---|
試験名 | 認定Kubernetes クラウドネイティブアソシエイト | 認定Kubernetes 管理者 | 認定Kubernetes アプリケーション開発者 | 認定Kubernetes セキュリティスペシャリスト |
試験会場 | オンライン監督付き試験 ※受験の環境についてはこちら | |||
試験日時 | 随時開催 | |||
試験時間 | 90分 | 120分 | ||
出題形式 | 多肢選択式試験 | コマンドラインで問題に回答するパフォーマンスベース | ||
出題数 | 60問 | 15問~20問 | ||
合格基準 | 75%以上の正解率 | 66%以上の正解率 | 67%以上の正解率 | |
受検料 | 37,000円 | 58,000円 | 53,000円 | |
前提資格 | 特になし | 有効期限のあるCKA/CKA-JPの設定 | ||
試験結果 | 受験後24時間以内に登録したメールアドレス宛に通知 |
参考元:https://lpi.or.jp/k8s/
上記がKubernetes技術者認定の詳細です。認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイトのみ選択式の試験であり、その他の認定についてはコマンドラインによる操作が必要になっています。オンラインによる試験のみであり、自宅や会社の会議室などで受験される場合は受験に必要な環境についてチェックしておき、当日になって慌てないようにしましょう。
不合格の場合の再受験については、2回目のみ無料で挑戦することができます。3回目以降は再度受験料が発生するので注意してください。1回不合格になったタイミングで、自分の理解が足りていない部分の知識を補うように勉強した上で、2回目に挑戦すると良いでしょう。
Kubernetes技術者認定の出題範囲
次にKubernetes技術者認定の出題範囲について、公式ページからそれぞれの認定ごとにご紹介します。
※パーセンテージは出題割合
・認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)
Kubernetes基礎:46% コンテナオーケストレーション:22% クラウドネイティブアーキテクチャ:16% クラウドネイティブの可観測性:8% クラウドネイティブアプリケーションの配信:8% |
上記が認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)の出題範囲です。選択式の件であることから、出題範囲を把握し、内容をしっかりと理解した上で挑戦すると良いでしょう。前提知識として「Linuxの基本的な知識とコマンドラインのスキル」が想定されており、LinuCレベル1相当の難易度であることが示されています。
ポイントとしては、Linuxも含めて、情報処理技術に関する基礎が身についていないと、説明文や問題文自体が難しいと感じられる可能性があることです。自分の理解が足りないと感じた時はLinuxや情報処理技術に関する基礎から学び、文章を読み解けるようになってから出題範囲に挑戦することをおすすめします。
・認定Kubernetes管理者(CKA-JP)
クラスタのアーキテクチャ、インストール、構成:25% サービスとネットワーク:20% トラブルシューティング:30% ワークロードとスケジューリング:15% ストレージ:10% |
上記が認定Kubernetes管理者(CKA-JP)の出題範囲です。Kubernetesを利用した実務における管理の部分に特化した出題範囲になっており、コマンドラインによる操作が必要なため、難易度が高い認定レベルと言えます。
前提知識として「Linuxシステムと基本的なアーキテクチャへの理解」が想定されており、LinuCレベル2相当の難易度であることが示されているため、難しいと感じた場合はLinuCレベル2の参考書や技術書などを読み解いていくと良いでしょう。
・認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)
アプリケーションの設計と構築:20% アプリケーションの展開:20% アプリケーションの可観測性とメンテナンス:15% アプリケーション環境、構成、およびセキュリティ:25% サービスとネットワーキング:20% |
上記が認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)の出題範囲です。主にアプリケーション開発における分野が出題範囲となっており、前提知識として「Linuxの基本的な知識とコマンドラインのスキル」が想定されており、LinuCレベル1相当の実力が必要になります。
その他にも、Dockerやクラウドネイティブアプリケーションに関する基礎知識、Python、Node.js、Go言語、Javaなどのプログラミング言語のいずれかの習熟についても前提知識として想定されているため、Kubernetesだけでなく、Linuxやプログラミングに関する基礎、メンテナンスやセキュリティ、ネットワーキングなども必要となるため、関連する技術領域において幅広く理解が必要になるでしょう。
・認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)
クラスター設定:10% クラスター強化:15% システムの強化:15% マイクロサービスの脆弱性を最小限に抑える:20% サプライチェーンのセキュリティ:20% モニタリング、ロギング、ランタイムセキュリティ:20% |
上記が認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)の出題範囲です。主にセキュリティ分野が出題範囲になっており、受験するためには有効期限のある認定Kubernetes管理者の認定が必要になっています。前提知識として、最低でもLinuCレベル2相当の知識やスキルを有していること、その上でセキュリティに関しても理解が必要であることを予め留意しておきましょう。
Kubernetesの運用におけるセキュリティの強化とともに、監視や効果検証、保守や状況の改善など、Kubernetesで稼働するシステムやサービスを管理できる実力が問われることからも、難易度は非常に高く、Kubernetes以外の情報処理技術及びエンジニア領域についても理解を深めていく必要があります。
Kubernetes技術者認定の受験者数・合格率
Kubernetes技術者認定の受験者数と合格率は公式による発表及びデータの公開はありません。
補足として、IBMの「Kubernetesとは」のコンテンツによると、2024年における市場シェアについては、Dockerが82%、Kubernetesが11.52%と発表されていることから推測すると、Dockerのみの管理からKubernetesによるオーケストレーションの導入も増加しており、DockerとKubernetesによる管理の併用が進んでいることがわかります。それに伴ってKubernetes技術者が増えていくことは予測されます。
Kubernetes技術者認定に合格しておくことで、現段階においては希少価値の高いエンジニアとして評価されやすいということでもあり、難易度の高さからも合格に向けて勉強することは決して損にならないと言えるでしょう。
Kubernetes技術者認定の申し込み手順
EDUCO-IDの取得
※新規登録はこちらから
受験用クーポンの購入
※The Linux Foundation IDを持っていない方はこちらよりクリックいただき「The Linux Foundation(マイポータル)」をクリック
任意の日時で受験予約
指定した日時に受験
約24時間後に登録したメールアドレスに合否通知
上記がKubernetes技術者認定の申し込み手順です。指定した日時に受験する際、本人確認ができる身分証を用意すること、また試験をチェックしてくれる監督が海外の方である可能性が高いため、時差によるずれや開始時間が前後することもあるので、当日はスケジュールに余裕を持っておくと良いでしょう。
Kubernetes技術者認定の有効期限
Kubernetes技術者認定の有効期限は合格したタイミングから約2年間となります。2年以内に同様の試験を受験し、合格することで認定を維持することが可能です。有効期限が定められている理由としては、知識やスキルを最新の状態に保っている技術者及びエンジニアなのかを証明するためと公式からは言われています。
実際にKubernetesに限らず、ITや情報処理技術関連も含めて、日々技術がアップデートをしていくことを考えると、技術者やエンジニア自身もアップデートする必要があるのは明白であるため、最新の技術に興味を持って積極的に学んでいく姿勢を持つと良いでしょう。
Kubernetes技術者認定の難易度・勉強時間
Kubernetes技術者認定の難易度と勉強時間については、受験される方の技術レベルやスキルの習熟状況によって大きく異なります。Kubernetes技術者認定の問題文や参考書の説明文が難しいと感じる場合は、Linuxも含めて、ITや情報処理技術に関する基礎から学ぶ時間が必要であることを留意しておいてください。
認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)の出題範囲や前提知識から難易度と勉強時間を推測した場合、難易度はLinuCレベル1と同程度と考えられます。KCNA-JPは、Linuxの基本的な知識とコンテナ技術の理解が必要であり、これらはLinuCレベル1の内容と重なる部分が多くあります。勉強時間についてはおおよそ200時間から300時間程度必要になることが予測されます。
認定Kubernetes管理者(CKA-JP)については、LinuCレベル2と同等の難易度と考えられます。CKA-JPは、Linuxシステムの運用管理に加えて、Kubernetes環境での実践的なスキルが求められます。
これには、ネットワークやセキュリティの知識も含まれるため、LinuCレベル2に相当するスキルを持っていることが前提となります。認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイトに合格できる実力を備えている方でさらに150時間から200時間程度の勉強時間が必要になるでしょう。
認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)については、基本情報技術者や応用情報技術者と同程度かそれ以上の難易度、ただし、プログラミング言語の理解も含めて技術範囲が広いため、勉強時間についてはやはり200時間から300時間程度必要になる可能性があります。
認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)については、さらにセキュリティも含めた知識やスキルが求められることから、LinuCレベル2以上の難易度やIPAの情報処理技術者試験の高度試験以上の難易度、勉強時間もその他の認定レベルが合格する方で150時間から200時間程度必要となるでしょう。
難易度は勉強時間については、あくまでも目安であり、受験される方の勉強するペースや理解するスピードによって異なるため、どの場合においても余裕を持った勉強計画を練ることをおすすめします。
3.Kubernetes技術者認定の資格取得のメリット
次にKubernetes技術者認定の資格取得のメリットについて解説します。
Kubernetesに関する知識やスキルを段階的に身につけられる
Kubernetes技術者認定の資格取得のメリットとして、Kubernetesに関する知識やスキルを段階的に身につけられることが挙げられます。Kubernetes技術者認定には4つの分野における認定レベルがあり、一つ一つを着実に学んで合格していくことで成長できるためです。
Kubernetes技術者認定の出題範囲に含まれていない技術領域においても、関連する技術が数多く存在していることも魅力と言えるでしょう。異なる技術領域に興味を持てるチャンスが増えるという点もあり、勉強をしてスキルを身につけていくという成長の姿勢が身につくこともメリットです。
実務経験に近しい実力が証明され、市場価値が上がる
Kubernetes技術者認定の資格取得のメリットとして、実務経験に近しい実力が証明され、市場価値が上がることが挙げられます。Kubernetesは実務を伴う認定レベルがあるのが理由であり、単なるペーパーテストの筆記のみの試験と比べた場合において評価されやすいということです。
特にKubernetesについては、扱えるようになるためのベースとなる知識やスキルが幅広いこと、そして難易度自体も高いことから求人や案件への応募の際も有利になるでしょう。自分自身が望む業界や業種、企業や組織、もしくは特定のブランドやメーカーに合わせて、必要なスキルを習得していくことで、実務経験や実績を積み上げやすくなるのもメリットと言えます。
将来的なキャリアプランの選択肢が増える
Kubernetes技術者認定の資格取得のメリットとして、将来的なキャリアプランの選択肢が増えることが挙げられます。Kubernetesに関する技術とともに、その他のエンジニア領域の知識やスキルの身につけ方次第で、自分が望むエンジニアとしてのキャリアが選べるということです。
Kubernetesに限らず、エンジニアに関するスキルは全てが道具であり、どのように使いこなせるかによって実現できることが増えていきます。スキルという名の道具を増やしていくことで、自分自身の成長につながり、さらに異なる領域の技術も身につけやすくなるのをメリットと言えるでしょう。
4.Kubernetes技術者認定の資格取得のデメリット
次にKubernetes技術者認定の資格取得のデメリットについて解説します。
Kubernetesの環境を構築するのが初心者には難しい
Kubernetes技術者認定の資格取得のデメリットとして、Kubernetesの環境を構築するのが初心者には難しいことが挙げられます。ローカル環境に構築する場合、もしくはクラウドに構築する場合においても、それぞれ一定の知識がないと難しいということです。
昨今ではWindowsのWSLや仮想環境などでも構築することができることから、まずは自分自身の手元の環境で構築できるようにしていきましょう。普段使うパソコンの他にハードウェアを用意することができるのであれば、直接Linuxをインストールして環境を構築していくことで、さらにLinuxについての理解が深まり、Kubernetes技術者認定の合格に有利になっていくでしょう。
コマンドラインによる作業に慣れる必要がある
Kubernetes技術者認定の資格取得のデメリットとして、コマンドラインによる作業に慣れる必要があることが挙げられます。認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)の試験のみ選択式問題であり、その他は実務試験であることが理由です。
コマンドラインについては、専門学校や大学、もしくは趣味などでなければ触れる機会がほぼないため敷居が高く感じられがちですが、実際には文字列による操作で直感的に作業することができるという魅力があります。最初は簡単なコマンドから実行し、基礎的なコマンドを覚えて、その上でKubernetesに関連するコマンドを使えるようにしていくと良いでしょう。
資格取得と維持のためのコストが高い
Kubernetes技術者認定の資格取得のデメリットとして、資格取得と維持のためのコストが高いことが挙げられます。初回の受験だけでなく、2年ごとに更新する必要があるため、その度に受験料が必要なこと、同じく合格と知識のアップデートのために時間が必要なことが理由です。
ただし、これらのコストは自分自身の実力を示すために必要なコストであることから、Kubernetesを基軸としたエンジニアとして活躍したいのであれば受け入れるべきであり、その分リターンがあるということも理解しておきましょう。スキルアップによってキャリアアップやキャリアチェンジの可能性が広がっていくということも忘れないようにしてください。
5.Kubernetes技術者認定合格のための参考書の選び方や対策法
次にKubernetes技術者認定合格のための参考書の選び方や対策法について解説します。
Linux標準教科書やUdemyでLinuxの基礎を学ぶ
Kubernetes技術者認定に合格するためにも、まずはLinuxについて学ぶ必要があります。公式で紹介されているLinux標準教科書を購入してみたり、UdemyでLinuxの基礎を学ぶことから始めてみましょう。あまりパソコンに触れる機会がなかった、Windowsしか触ったことがないという方でも、基礎から学ぶことでLinuxのことが理解できるようになります。
また、その他の参考書や技術書を購入したいと考えた場合、もしくはオンラインで学習をする場合、情報が古すぎないかどうか、説明に利用されているLinuxのディストリビューションやバージョンは何かチェックしましょう。同時に文章が自分に相性が良いか、理解しやすいかどうかなども見ておくことで、良い著者や技術者を見つけることができるようになり、学習効率が向上しやすくなります。
公式のeラーニング教材を利用する
Kubernetes技術者認定には公式のeラーニング教材があります。金額的なコストは必要となるものの、公式の教材であるため、合格のために必要なコストと考えられる方は是非とも利用してみましょう。公式のeラーニング教材は一度購入することで1年間利用することができるようになります。
また、自分自身の理解度ではKubernetes技術者認定が難しすぎると感じた場合、LinuCの参考書を紐解いてみたり、それでも難しい場合はITパスポートなど参考書を読み解くようにしましょう。基本的な用語がわからない場合、問題文を理解することもできず、答えることも難しくなってしまうため、最低限問題文を読み解けるような基礎的な知識を身につけることが大切です。
Linuxをインストールして実際に触って見ることも大事
Kubernetes技術者認定に合格するためにも、Linuxをインストールして実際に触って見ることも大事です。ペーパーテストベースの勉強だけでなく、Linuxの操作を覚えて、コマンドラインを扱えるようにすること、慣れてきたらKubernetesを動かせるようにしてみることで合格できる可能性を高めることができるようになるでしょう。
手元のパソコンにLinuxを直接インストールはするのは難しそうだと感じる方、そもそもパソコンがない方は、中古のパソコンやシングルボードコンピュータであるRaspberry_Piなどにインストールすることでコストを抑えながらLinuxを手に入れることができますので、ぜひ挑戦してみてください。
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6.まとめ
今回はKubernetes技術者認定に関する基礎知識や詳細情報、Kubernetes技術者認定の資格取得のメリット・デメリット、Kubernetes技術者認定合格のための参考書の選び方や対策法についてお話ししました。
Kubernetes技術者認定は実務を伴う内容も含まれるレベルがあるため、難易度が高い試験であるのは間違いありません。難易度が高いからこそ、Kubernetes技術者認定の合格によって様々な技術領域でのキャリアが選べるようになりますので、合格に向けてモチベーションを高めていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。