フリーランスはクレジットカードの審査が難しいと言われることがあるのをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。実際、所得が増えているにもかかわらず、フリーランスでクレジットカードの審査に通らないというケースは少なくないとされています。
しかし、フリーランスとして活動する際には、クレジットカードが非常に便利です。
そこでこの記事では、フリーランスがクレジットカードを作るタイミングやクレジットカードの審査をパスするためのポイントなどについてご紹介します。
目次
1.フリーランスがクレジットカードを作るタイミングは?
毎月決まった日に給料が支給される会社員と比較すると、フリーランスは収入が変動しやすい傾向があります。特に、これからフリーランスになることを検討している方は、独立後の収入見込みを事前に考えておくと良いでしょう。
所得が安定するまでは、クレジットカードの審査が通りにくい可能性もあるため、独立前に少なくとも1枚はクレジットカードを作っておくと安心です。
多くのフリーランスはクレジットカードを独立前に取得している
ある企業が2020年に行った調査によれば、クレジットカードの取得時期は「フリーランスになる前」という回答が少なくありませんでした。以前の勤務先で取得したクレジットカードをそのまま利用し続けているフリーランスが少なく無いようです。
なお、クレジットカードの申し込みや会員情報には「勤務先」という欄が存在しますが、会社員時代にクレジットカードを作ったフリーランスのうちの多くがその項目の変更手続きをしていないと回答しています。
カードの更新などの際に個人情報を再確認されることがあるため、他の登録情報にも変更が生じていないか確認しておくことが重要です。
副業をする人向けに適したクレジットカードが存在する
フリーランスとして独立を検討する前に、まずは副業からスタートする方も多いかもしれません。しかし、会社員として働きながら副業を行う場合、副業で得た所得20万円を超えると、税務署への申告・納税の義務が発生します。
副業をする際には、経費をクレジットカードで支払うことにより、カードの利用明細書で利用状況・利用日・店名などの情報を手に入れることができ、経費管理が簡単になります。
また雑所得、事業所得、不動産所得など必要経費が認められる副業の所得がある場合は、クレジットカードを上手に活用して確定申告の際の経費計算をスムーズに進めることができます。
2.フリーランスでもクレジットカードを作ることができる
フリーランスであることが原因でクレジットカードを持てないのではないかと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。実際には、フリーランスでもクレジットカードを作ることが可能です。
クレジットカードが作れないのは信用状態に関する問題
フリーランスで働いている方がクレジットカードを作ることができない場合、それは単にフリーランスだからではなく、その方の信用状態が関係しています。
通常の企業に勤務する会社員とは異なり、フリーランスは仕事の波があり、所得が安定しづらいという特徴があります。クレジットカード会社は所得の不安定さが原因でフリーランスがカード代金を支払えなくなるリスクを懸念しています。そのため、クレジットカードの審査で通過しづらいことがあります。
しかし、カード会社が納得できる信用状態であれば、クレジットカードを取得できる可能性は低くありません。これには、過去のクレジット支払い履歴や世帯の年収などが影響する可能性があります。
クレジットカードの審査の通りやすさには差がある?
フリーランスでも審査が通りやすいクレジットカードと審査が通りにくいカードが存在するということです。フリーランスでクレジットカードを取得する際は、実績のない状態でも発行が比較的容易とされているカードを選ぶことをおすすめします。過去の支払いの延滞などで信用が損なわれていなければ、クレジットカードを取得できる可能性が高まります。
何度も申し込んでも審査を通らない場合、選択しているカードがフリーランスにはハードルが高い可能性があります。
元々、法人カードには「ビジネスカード」と「コーポレートカード」の2つのタイプがあります。ビジネスカードは、使用者が20名以下で、主に中小企業や個人事業主向けのカードです。
一方、コーポレートカードは使用者が20名以上で、主に大企業や中堅企業向けのカードです。フリーランスの場合、ビジネスカードを選ぶことがおすすめです。
3.法人カードの審査で注目すべきポイント
「所得が安定していない」「廃業のリスクがある」などの要因を心配して法人カードの審査はハードルが高いと感じているフリーランスも少なくないかもしれません。以下では、法人カードの審査における重要なポイントを解説します。
過去にクレジットカードの支払いが遅れていない
クレジットカードを申し込む際には、これまでのクレジットカードの使用履歴が確認されます。過去にクレジットカードの返済やキャッシングの返済が滞った経験がなければ、審査を通過する可能性は高まります。
同時に複数のクレジットカードに申し込んでいない
クレジットカードの審査で不安を感じているからといって短期間で複数のカードに同時に申し込むと、信用情報機関から「資金繰りに問題があるのでは」と疑われる可能性があります。一度に複数のクレジットカードを申し込むのは避け、各カードの特徴を比較し、自分に合ったカードを検討してから申し込みを行いましょう。
またクレジットカードのキャッシング枠は、消費者が適切な範囲でお金を借りることを規制する法律に基づいています。未使用のクレジットカードがある場合は解約を検討し、新たに申し込む際にはキャッシング枠を最低限にしておくと、審査が通りやすくなるケースもあり得ます。
フリーランスとしての実績が3年以上ある
フリーランスとしての経歴が3年以上あり、所得が安定または増加傾向にある場合、クレジットカードの審査で問題が生じる可能性は低くなります。確定申告書などの収入証明書をクレジットカード会社に提出することで、自身の収入を証明できるため、審査を通過しやすくなります。
初年度でも作成しやすいクレジットカードもある
フリーランスになったばかりでは、所得を証明する材料がなく、年収そのものも予測しにくい状態です。このような場合にフリーランス初年度でも取得可能なクレジットカードがあることも知っておきましょう。
4.個人カードと法人カードの使い分けによるメリット
クレジットカードには、プライベート用の個人カードと仕事で利用するための法人カードがあります。フリーランスが仕事に使うクレジットカードを作る場合は法人カードの方が適しています。もし仕事だけでなく個人的にも利用したい場合は、個人カードと法人カードの両方を取得して、使い分けると良いでしょう。
公私混同を防げる
個人カードだけを使用して、プライベートでの支出と仕事の経費を同じカードでまかなうと、公私の区別が曖昧になり、経費管理に支障をきたす可能性があります。仕事に関係のない支出まで仕事の経費として処理してしまうこともありえるでしょう。また、経費を整理するだけでも手間がかかり、非効率的です。
法人カードを利用して明確に使い分けておけば、こうしたトラブルを回避できます。
個人カードの規約違反疑いを防ぐ
通常、個人カードの利用規約では、事業の経費支払いを目的とした利用を禁止していないことが一般的です。つまり、個人カードを使用してプライベートな支出と事業に関連する支出を行うこと自体は、規約に反する行為ではないと言えます。
ただし、現金化を目的としたショッピング枠の利用は、カード会社の所有権を侵害する行為と見なされ、規約に反する行為です。具体的に「現金化」という言葉がなくても、その目的が現金調達である場合、規約違反となります。一部のカード会社では、明示的に現金化を禁止している場合もあります。
一方で、規約の解釈が曖昧な場合もあります。例えば、「個人用に利用するものであり、換金目的の利用は禁止」といった趣旨の規定がある場合ですが、「換金目的」は現金化を指していると解釈されます。同時に「個人用に利用」という部分に焦点を当てれば、事業用の経費の支払いが規約違反とされる可能性もあります。この微妙なケースでは、利用停止などの制裁が課せられるケースも考えられます。
法人カードを利用することでこの心配を回避できます。
法人カードの経費管理が容易
個人カードとは別に法人カードを利用することで、経費管理がより透明化され、さまざまなサービスを活用することができます。取引内容を明確に把握できる利用明細書の発行や、明細データのダウンロードなども、法人カードが提供する便利なサービスの一部です。
法人カードの年会費は経費計上可能、限度額も大きい
法人カードの年会費は、個人カードと異なり、事業の経費として処理することができます。 通常、法人カードの年会費は個人カードよりも高額ですが、経費として計上できるという利点があります。 個人カードの場合、年会費も経費にできますが、プライベートと仕事の利用が混在しているため、適切な按分が難しく、税務署の認識も難しいことがあります。 法人カードを利用すれば、このような煩雑な手続きを回避できます。
日常の支出に使う個人カードの限度額がそれほど大きくなくても問題ありませんが、事業に利用する場合、50万円や100万円では十分ではないことがあります。個人カードを使用していると、重要な時に限度額を超えてしまい、困ることがあります。法人カードなら、その心配がなく、限度額が大きいため安心です。実績や利用状況によっては、1,000万円を超える限度額もあります。
法人カードでビジネス姿勢をアピールし、サービスも充実
ビジネス用のクレジットカードはビジネスの姿勢を表す重要なツールとされています。個人カードではなく法人カードを使用することで、取引先などに良い印象を与えるとされています。
また、法人カードには、ビジネスに特化した様々なサービスが充実しています。たとえば、ビジネス移動時のエアラインの空港ラウンジサービスや手荷物宅配サービスがあります。さらに福利厚生サービスの特典など、各カードが提供するサービスを比較してみることもおすすめです。
会計ソフトとの連携で経理業務が簡単になる
フリーランスが法人向けと個人向けのクレジットカードを使い分けるメリットの一つは、会計処理を効率的に行えることです。個人向けクレジットカードをプライベートで利用し、法人向けクレジットカードを経費の支払いに専念することで、利用明細が別々に発行され、1枚の個人向けクレジットカードのみを利用する場合と比較して、仕訳や会計処理、確定申告がスムーズになります。
経費の支払い回数が少ない場合、個人向けクレジットカードを使用することも考えられます。ただし、法人向けクレジットカードにはクラウド会計ソフトの割引特典がついている場合もあり、年会費が1,000円台とリーズナブルなものも存在します。そのため、クラウド会計ソフトを利用したいフリーランスは、法人カードの特典を活用することでお得になる可能性があります。
一部のクラウド会計ソフトは法人クレジットカードとの連携が可能で、利用明細を自動で仕訳できるサービスも提供されています。これにより、経費処理にかかる時間を短縮でき、フリーランスにとっては便利なサービスです。
ビジネス向け優待やサポートが充実
フリーランスが法人クレジットカードを利用する際のメリットやおすすめ理由として、ビジネス向けの優待やサポート、海外・国内旅行傷害保険などの付帯サービスを活用できる点も挙げられます。これらを利用することで個人向けクレジットカードにはない魅力的なサービスを受けることができます。
これは、ビジネスに特化したクレジットカードを希望するフリーランスにとっては大きなおすすめのポイントです。
フリーランスの経費支払いでもポイントやマイルがたまりお得
法人クレジットカードの多くはポイント制度があり、経費支払いをすることでポイントがたまります。その点から考えても現金で経費を支払っているフリーランスの方にとっては、ポイントがたまる法人クレジットカードに切り替えることがおすすめです。
たまったポイントは、備品の購入などに活用でき、フリーランスでもポイントを使って経費を削減することが可能です。最近では、法人クレジットカードでも一般的な個人クレジットカードと同程度の高いポイント還元率を提供しているカードが増えており、これらを利用することがおすすめです。
引き落とし口座には屋号が付いた口座を指定できる場合もある
通常、フリーランス向けの法人クレジットカードの中には屋号を持つ銀行口座を指定できる場合があります。法人向けクレジットカードの利用代金の引き落とし先を屋号を冠した口座に設定したいフリーランスの場合は、お金の管理がより効率的に行えるため、そうした屋号付き口座を引き落とし先に指定できる法人向けクレジットカードの申し込みがおすすめです。
これらが、個人事業主やフリーランスが法人クレジットカードやビジネスカードを利用する際のメリットやおすすめの理由です。フリーランスにとって有益な法人クレジットカードの活用をおすすめします。
5.法人カードのデメリット
法人カードのメリットを確認しましたが、デメリットも考慮する必要があります。
主なデメリットは、支払いの柔軟性が限られていることと年会費が挙げられます。
支払いに柔軟性がなく、年会費がある
法人カードの最大のデメリットと言えるのは、支払い方法が限られていることです。
個人カードでは、1回払いから分割払い、ボーナス一括払い、リボ払いなど、さまざまな支払い方法が提供されています。対照的に、法人カードの支払い方法は通常、翌月1回払いに制限されています。異なる支払い方法を利用したい場合、これがデメリットになります。
ただし、事業において法人カードを使用する場合、多様な支払い方法が必要かどうかは状況によります。時折異なる支払い方法を選択することで、法人カードの便利な経費管理のメリットが減少する可能性があります。また、キャッシュフローの改善にも逆効果な場合もあります。
法人カードの年会費も検討すべきデメリットの一つです。ただし、経費計上することで課税対象額が低減し、ある程度の税負担を軽減できる可能性があります。
それに加えて、年会費を支払うことでカード会員資格を維持でき、様々なビジネスに役立つサービスを利用できることを考慮すれば、高いとはいえない場合も少なくないでしょう。法人カードの各種サービスを活かすことで、年会費以上の利益が得られるケースであれば、高額な年会費もある程度妥当と言えます。
6.フリーランスが法人カードを申し込む際のポイント
フリーランスが法人カードを取得しやすくなるためのポイントについて、分かりやすく説明いたします。申し込む際にはご留意ください。
事業用固定電話の用意、事務所と専用口座の保有が有利
クレジットカードを申し込む場合、応募者がフリーランスであるか、単なる無職者であるかは大きな違いを生む要因です。そのため、明確に事業主であることを示す必要があります。
具体的には、事業用の固定電話と事務所、専用の口座を持っていると有利でしょう。携帯電話が主流である現代でも、多くのビジネス状況で固定電話が使用されており、それがない場合は安定性に疑問が生じやすいからです。同様に、事務所を構えていると、自宅を使用するよりも事業の実態をアピールできます。
可能であれば開業届を提出、個人カードでクレジットヒストリーを築く
フリーランスの場合、可能であれば開業届を提出することで、法的に事業主であることを証明できます。この手続きを経て正しく事業を行っていることを証明できるため、信用力が向上するメリットもあります。開業届を提出し、確定申告を行うことで、所得を正式に証明することも可能です。
また法人カード、クレジットヒストリーと呼ばれる実績が重要です。クレジットカードを持っていないとクレジットヒストリーがなく、法人カードの審査が難しくなることがあります。逆に、個人カードを利用してクレジットヒストリーを築くことで、法人カードの取得が容易になります。
7.フリーランス向け法人カードの選び方
フリーランスにとって、クレジットカードの選択は重要ですが、「どれが最適か分からない」という方もいるでしょう。クレジットカードを選ぶ際には以下のポイントを確認しながら、自身にぴったりのカードを見つけることが大切です。
年会費
法人向けクレジットカードの年会費は、無料から10万円以上までさまざまなプランがあります。年会費を単純に「できるだけ安い方が良い」とだけ考えるのではなく、自身が支払える年会費の範囲や、クレジットカードに期待する特典やサービスを考慮することが重要です。
「単に経費支払いを簡単にしたいので、できるだけ年会費を抑えたい」という方と、「出張時には空港ラウンジを利用できたり、宿泊先の手配ができるサービスが欲しい」という方では、選ぶべきクレジットカードが異なります。自分自身のニーズに合った法人用クレジットカードを選ぶことが大切です。
利用枠
具体的なご利用可能な金額は、個別の審査やクレジットカードのグレードによって異なることがありますが、法人用のクレジットカードでは利用枠の目安が定められていることがあります。最初の利用枠は少ないかもしれませんが、継続的な利用によって増額されることがあります。
経費の支払い状況を考慮しながら、ご希望の利用可能額に不足がないようにカードを選択してください。
付帯保険
法人用のクレジットカードには、多くの場合、国内・海外旅行傷害保険などが付いています。充実した保険がついていれば、自分で別途保険に入る必要がなくなり、手続きが簡単になります。それにより、保険料を節約できるかもしれません。
ただし、各クレジットカードごとに補償内容や適用条件が異なるので、注意深く確認して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
ポイント還元率
ポイント還元率が高いほど、たくさんのポイントが手に入ります。これらのポイントは商品やギフトカードとして交換し、事業において経費を削減する手段となります。ただし、法人用クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率だけでなく、年会費や付帯保険、その他のサービスも考慮することが重要です。
最もお得なクレジットカードを見つけるためには、これらの要素をバランスよく考慮する必要があります。また、法人用クレジットカードの効果的な利用方法によっても、ポイントのたまり方が変わります。どのように利用するかを考慮し、全体的なメリットを見極めて選択することが重要です。
特典・サービス
法人用クレジットカードには、様々な特典が提供されています。例えば、空港ラウンジやコンシェルジュサービスなどが含まれています。中には、電話一本ですぐに手配をしてくれる秘書代行のようなサービスも備わっているクレジットカードもあります。
法人用クレジットカードを選ぶ際には、自分が利用したい特典やサービスに焦点を当てて考慮してみましょう。
8.フリーランスにおすすめクレジットカード
この章ではフリーランスにおすすめのクレジットカードをいくつかご紹介します。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズは、法人代表者や個人事業主(副業・フリーランスも含む)向けの法人カードで、満20歳以上の方が対象です。このカードには一般カードとゴールドカードの2つのランクがあります。
法人カードとしての機能には、ベンチャーやスモールビジネスに必要な経費管理の一元化が含まれています。さらに、ビジネスでの利用がお得になるポイント還元や年会費無料(ゴールドは条件あり)などの特典も付いています。スタートアップ企業やフリーランス、副業の方にとって、便利でメリットがたくさん詰まったビジネスサポートカードです。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険などの特典が付いているだけでなく、空港のラウンジを無料で利用できるので、飛行機での出張が多い方にも便利です。
JCB CARD Biz
JCB CARD Bizは、個人事業主や法人代表者向けの専用クレジットカードです。このクレジットカードでは、通常法人向けのカードでは難しい分割払いやリボ払いも利用可能で、年会費は一般カードで1,375円(税込)です。
また、たまったポイントはキャッシュバックや景品交換に加えて、マイルにも交換できます。忙しい個人事業主の方にもおすすめのクレジットカードです。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、経費を節約しながらビジネスカードを持ちたい方におすすめのビジネスカードです。このカードは、本カードと追加カードともに永年無料で、最大9枚の追加カードを発行できます。
各従業員が支払いに利用でき、年会費が無料ながらも様々な特典が付いており、コストパフォーマンスが高い一枚です。
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9.まとめ
最近フリーランスが増えているとされています。内閣官房の調査によれば、約8割の人が将来もフリーランスを続けたいと答える一方、約6割の人が「収入が不安定・少ない」と感じています。
フリーランスの方にとって、法人カードやビジネスカードは頼りになるアイテムと言えるでしょう。個人カードと事業用カード、どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いかもしれませんが、法人カードは利用限度額が大きいため、高額な機材の購入などに便利です。
また、法人カードは、出張サポートや会計ソフトとの連携サービスなどが付いており、キャッシュフローをシンプルにし、経費の削減にも役立ちます。還元率が高い法人カードなら、ポイントをマイルや商品と交換でき、年会費と相殺できることもあります。
プライベート用と使い分けることで、お金の流れが明確になるというメリットもあります。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。