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PHP配列完全ガイド|初期化・追加・要素数・操作から配列操作・連想配列まで徹底解説

公開日:2025/03/01最終更新日:2025/03/01

PHPでデータを効率的に扱うには「配列」の理解が欠かせません。しかし、「配列の基本がよくわからない」「連想配列や多次元配列の使い方に自信がない」「要素の追加や削除の方法を知りたい」などと悩む方も多いのではないでしょうか?


この記事では、PHP 配列の基本から応用まで、具体的なコード例とともに徹底解説 します。配列の作成方法、操作方法、便利な関数、さらにはパフォーマンスを向上させるコツまで網羅しているため、初心者の方はもちろん、実践的なスキルを身につけたい中級者にも役立つ内容です。


この記事を読めば、PHP 配列の扱い方に自信が持てるようになり、開発の効率が向上するでしょう。ぜひ最後までご覧ください!


目次

1 PHPの配列とは?

プログラミングでは、複数のデータを扱う場面が多くあります。PHPでは、配列(array) を利用することで、複数の値をひとつの変数にまとめて管理できます。


例えば、複数のユーザー名や商品のリストを保持する場合、個別の変数を用意するよりも配列を使うことでコードが整理され、より効率的に処理を行えます。


配列を理解することで、データの管理や処理がスムーズになり、より柔軟なプログラムを作成できます。ここでは、PHPにおける配列の基本概念と特徴、他のデータ型との違い、配列を使うメリットについて解説します。

PHPにおける配列の特徴とは?

PHPにおける配列とは、複数の値をひとつの変数に格納し、まとめて管理できるデータ構造です。通常の変数はひとつの値しか保持できませんが、配列を使用すると、複数の値を一括して扱えるようになります。

PHPにおける配列の種類

PHPの配列は、大きく分けてインデックス配列(数値添字配列)、連想配列、多次元配列の3種類です。それぞれの特徴を理解することで、状況に応じた適切なデータ管理が可能になります。

インデックス配列

インデックス配列とは、各要素に数値(インデックス)が自動的に割り当てられる配列のことです。通常、0から始まる連番のインデックスが付与され、指定した順序で要素が格納されます。

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

echo $fruits[0]; // Apple

このコード例では、「$fruits[0] 」にアクセスすると「Apple」が出力されるのが理解いただけるでしょうか。

連想配列

連想配列は、数値ではなくキーを指定して値を管理する配列です。データに意味を持たせながら管理できるため、可読性を向上できます。

$user = [

"name" => "Alice",

"age" => 25,

"email" => "alice@example.com"

];

echo $user["name"]; // Alice

このコード例では、インデックスの代わりに 「name」 や「age」などのキーを指定して値を取得可能です。

多次元配列

多次元配列とは、配列の中にさらに配列を格納できるデータ構造のことです。リスト構造のデータや、データベースのレコードを格納する際に役立ちます。

$users = [

["name" => "Alice", "age" => 25],

["name" => "Bob", "age" => 30]

];

echo $users[1]["name"]; // Bob

PHPにおいて配列と他のデータ型との違い

PHPには配列以外にも、整数(int)・浮動小数点数(float)・文字列(string)・ブール値(bool) などのデータ型があります。これらのデータ型は、ひとつの変数に対してひとつの値を格納するのが基本ですが、配列は複数の値をまとめて管理できる点が大きく異なります。


例えば、通常の変数に文字列を格納する場合、次のように定義します。

$name = "Alice";

echo $name; // Alice

この場合「$name」には「Alice」という1つの値しか格納できません。しかし配列を使えば、複数のデータを一括で管理できます。

$names = ["Alice", "Bob", "Charlie"];

echo $names[1]; // Bob

このように配列を使うと、複数のデータを格納しインデックスを指定して個別に取得できる ため、データの管理がしやすくなるでしょう。

PHPにおいて配列を使うメリット

PHPで配列を使用するメリットにはまず、複数のデータをひとつの変数にまとめて管理できる点です。例えば、ユーザーのリストを配列として格納すれば、個別の変数を用意するよりも簡潔なコードになります。

$users = ["Alice", "Bob", "Charlie"];

foreach ($users as $user) {

echo $user . "\n";

}

このコード例では「foreach」を使って配列内のすべてのユーザー名を順番に出力しています。


次に、データの追加・削除が容易になる点も重要です。例えば、「array_push()」を使えば、配列に新しい要素を追加可能です。

$fruits = ["Apple", "Banana"]; 

array_push($fruits, "Cherry"); 

print_r($fruits);

実行すると、配列に「Cherry」が追加され、「$fruits」は「Apple, Banana, Cherry] となります。

また、特定の要素を削除する場合は、unset() を使うことで簡単に削除可能です。

unset($fruits[1]); // Bananaを削除

print_r($fruits);

さらに、配列はループ処理と相性が良く、「forループ」や「foreach」を利用してデータを効率的に処理できます。たとえば、ユーザーの情報を連想配列で管理し、それをループ処理で出力することも可能です。

$users = [

["name" => "Alice", "age" => 25],

["name" => "Bob", "age" => 30]

];


foreach ($users as $user) {

echo "Name: " . $user["name"] . ", Age: " . $user["age"] . "\n";

}

PHPの配列を活用することで、データ管理がシンプルになり、処理の柔軟性が向上します。


関連記事

PHPでできること・できないことを解説!初心者でも作れるものや学習方法も紹介

2.PHPにおける配列の作成と初期化

PHPの配列はさまざまな方法で作成できます。基本的な宣言方法や初期化の方法を理解しておくことで、データの管理や処理をスムーズに行うことができるようになるでしょう。

ここでは、配列の作成方法、初期値の設定方法、要素の取得・変更方法 について詳しく解説します。

PHPで配列を作成する方法(宣言のみ・初期化)

PHPで配列を作成する際には、「array()」を使用する方法と、短縮記法と呼ばれる「[]」を使う方法があります。それぞれ見てみましょう。

配列の宣言のみ(空の配列)

まず、空の配列を作成する方法を見てみましょう。

// array() を使う方法

$fruits = array();  


// 短縮記法(推奨)

$fruits = []; 

どちらの方法でも、変数「$fruits」に空の配列が代入されます。現在のPHPでは、短縮記法である「[]」の使用が一般的です。

配列の初期化(値を設定する)

配列を作成すると同時に、値を初期化することも可能です。

// 数値添字配列(インデックス配列)

$numbers = array(10, 20, 30);

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];


// 連想配列

$user = array("name" => "Alice", "age" => 25);

$settings = ["theme" => "dark", "language" => "Japanese"];

このコード例のように配列を作成する際に値を設定すると、後の処理で直接利用できるようになります。

PHPで配列の初期値を設定する方法

PHPの配列には最初から値を設定することができます。コードの可読性が向上し、効率的にデータを管理できるのでおすすめです。

インデックス配列の初期化

インデックス配列で初期値をセットする場合は、要素をカンマで区切って定義します。

$colors = ["Red", "Green", "Blue"];

echo $colors[1]; // Green

連想配列の初期化

連想配列を作成するときに初期値をセットする場合には、キーと値のペアを指定しましょう。

$user = [

"name" => "Bob",

"age" => 30,

"email" => "bob@example.com"

];

echo $user["email"]; // bob@example.com

連想配列を活用すれば、データを意味のあるキーで管理できるため、可読性が向上します。

多次元配列の初期化

配列の中に配列を格納することで、多次元配列を作成できます。

$users = [

["name" => "Alice", "age" => 25],

["name" => "Bob", "age" => 30],

["name" => "Charlie", "age" => 35]

];


echo $users[2]["name"]; // Charlie

PHPで配列の要素を取得・変更する方法

配列を定義した後は、要素の取得や変更が必要になるでしょう。ここでは、それぞれの方法を解説します。

配列の要素を取得する方法

インデックス配列の取得例:

$animals = ["Cat", "Dog", "Elephant"];

echo $animals[0]; // Cat

連想配列の取得例:

$user = ["name" => "Alice", "age" => 25];

echo $user["name"]; // Alice

配列の要素にアクセスするには、インデックス(数値)やキー(文字列)を指定ましょう。

配列の要素を変更する方法

配列の要素は、指定したインデックスまたはキーを使って変更できます。


インデックス配列の変更例:

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

$fruits[1] = "Orange";

echo $fruits[1]; // Orange

このコード例では、「$fruits[1]」を「Banana」から「Orange」に変更しています。


連想配列の変更例:

$user = ["name" => "Alice", "age" => 25];

$user["age"] = 26;

echo $user["age"]; // 26

配列に新しい要素を追加する方法

配列の末尾に新しい要素を追加するには、「array_push()」や「 []= 記法」を使用しましょう。


インデックス配列への追加例:

$colors = ["Red", "Green"];

$colors[] = "Blue"; // 追加

array_push($colors, "Yellow"); // 追加

print_r($colors);

連想配列の追加例:

$user = ["name" => "Alice"];

$user["email"] = "alice@example.com";

print_r($user);

配列から要素を削除する方法

特定の要素を削除する場合には、「unset()」を使ってください。

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

unset($fruits[1]); // "Banana" を削除

print_r($fruits);

この場合、削除後の配列には「Banana」が含まれなくなりますが、インデックスは再編成されません。そのため、「array_values()」を使ってインデックスを振り直すこともできます。

3.PHPにおいて配列の要素を追加・削除する方法

プログラムを作成する際、配列に新しい要素を追加したり、不要な要素を削除したりすることは不可欠です。PHPでは、関数を利用することで、柔軟にデータを操作 できます。

ここでは、配列への要素の追加、削除、置き換え について詳しく解説します。

PHPで配列に要素を追加する(array_push, 代入)

PHPの配列には、新しい要素を代入する方法と、「array_push()」を使う方法の2種類があります。

インデックスを指定せずに追加する([]= 記法)

インデックスを明示せずに「 []=」を使うと、配列の末尾に要素を追加 できます。

$fruits = ["Apple", "Banana"];

$fruits[] = "Cherry"; // 配列の末尾に追加

print_r($fruits);

このコードを実行すると、「$fruits」の最後に「Cherry」が追加され、["Apple", "Banana", "Cherry"] という配列になります。

array_push() を使って追加する

$fruits = ["Apple", "Banana"];

array_push($fruits, "Cherry", "Mango");

print_r($fruits);

この場合、「Cherry」と「Mango」の2つが「$fruits」の末尾に追加されます。「array_push()」を使用すると、複数の要素を一度に追加 できますので、ぜひ使ってみましょう。

連想配列に要素を追加する

連想配列の場合は、キーを指定して新しい要素を追加 します。例えば、「email」というキーを新たに追加し、対応する値として「alice@example.com」を格納してみましょう。

$user = ["name" => "Alice", "age" => 25];

$user["email"] = "alice@example.com";

print_r($user);

PHPで配列から要素を削除する(unset, array_splice)

PHPでは、不要な要素を削除する際に「unset()」や「array_splice()」を使用し、「unset()」 を使って特定の要素を削除します。

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

unset($fruits[1]); // "Banana" を削除

print_r($fruits);

実行後の 「$fruits」は ["Apple", 2 => "Cherry"] という状態になり、インデックス 1 が欠番になるのが理解いただけるでしょうか。

array_splice() を使って削除する

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

array_splice($fruits, 1, 1); // インデックス1("Banana")を削除

print_r($fruits);

この方法では「Banana」が削除され、インデックスが自動的に詰められますので、最終的に["Apple", "Cherry"] という配列になります。

連想配列の要素を削除する

連想配列では、unset() を使用してキーを指定して削除できます。

$user = ["name" => "Alice", "age" => 25, "email" => "alice@example.com"];

unset($user["email"]); // "email" のキーを削除

print_r($user);

このコードでは、「email」キーが削除され、["name" => "Alice", "age" => 25] という配列が残ります。

PHPで配列の要素を置き換える方法(array_replace)

「array_replace()」を利用すると、指定したインデックスの要素を一括で置き換えることが可能です。

インデックス配列の要素を置き換える

次のコード例では、インデックス 1 の 「Banana」が 「Orange」に置き換えられます。

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

$replacements = [1 => "Orange"];

$fruits = array_replace($fruits, $replacements);

print_r($fruits);

連想配列の要素を置き換える

連想配列でも「array_replace()」を使って値を変更可能です。

$user = ["name" => "Alice", "age" => 25, "email" => "alice@example.com"];

$update = ["age" => 26, "email" => "new_email@example.com"];

$user = array_replace($user, $update);

print_r($user);

このコード例では「age」と「email」の値が新しい値に更新されているのが理解いただけるでしょう。

4.PHPにおける配列の要素数を取得・管理する方法

安定したプログラムを作成するためには、配列のサイズを把握したり、データの有無のチェックが必要です。ここでは、配列の要素数の取得、空であるかの判定、最大・最小値の取得 について解説します。

PHPで配列の要素数を取得する方法(count, sizeof)

PHPでは配列の要素数を取得する際に「count()」または「sizeof() 」を使用します。どちらも同じ動作をしますが、「count() 」が使われるケースが多いです。

$items = ["Pen", "Notebook", "Eraser"];

echo count($items); // 3

なお、多次元配列の要素数を取得する場合にも「count() 」が使えます。多次元配列全体の要素数を取得する場合は「count($users)」、ネストされた要素の数を知りたい場合は 「count($users[0])」を使ってください。

$users = [

["name" => "Alice", "age" => 25],

["name" => "Bob", "age" => 30]

];

echo count($users); // 2

PHPで配列が空かどうかを判定する方法(empty, isset)

プログラムの中で、配列が空かどうかを判定する場面は多いです。「empty() 」や「 isset()」 を使うと、データの有無を簡単にチェック可能です。

empty() を使った判定

「empty() 」を使うと、配列が空の場合「true」を返します。


コード例:

$items = [];

if (empty($items)) {

echo "配列は空です。";

}

このコード例では、配列が空であれば 「配列は空です。」と表示されます。

isset() を使った判定

「empty()」に対して、isset()は指定したキーやインデックスの要素が存在する場合に「true」を返します。


コード例:

$fruits = ["Apple", "Banana"];

if (isset($fruits[1])) {

echo "要素が存在します。";

}

PHPで配列の最大・最小値を取得する方法(max, min)

数値を含む配列から、最大値や最小値を取得する場合は「max()」および「min()」を使用しましょう。


最大値・最小値を取得するコード例:

$numbers = [10, 50, 30, 5, 80];

echo max($numbers); // 80

echo min($numbers); // 5

連想配列で最大・最小値を取得するコード例:

$scores = ["Alice" => 85, "Bob" => 92, "Charlie" => 78];

echo max($scores); // 92

echo min($scores); // 78

5.PHPにおける配列の操作に便利な関数一覧

PHPには配列を操作するための便利な関数 が数多く用意されています。適切に活用すると、データの処理をより効率的に行うことが可能です。


ここではプログラム作成で使う頻度が高い、配列の結合、分割・スライス、ソート、フィルタリング、検索 について解説します。

PHPで配列を結合する(array_merge, array_combine)

配列を結合する際に使う関数として、「array_merge()」と「array_combine()」があります。それぞれ異なる用途で使われるため、適切に選びましょう。

array_merge() を使用した配列の結合

「array_merge()」は、複数の配列を結合し、1つの配列として返します。

$array1 = ["Apple", "Banana"];

$array2 = ["Cherry", "Mango"];

$merged = array_merge($array1, $array2);

print_r($merged);

このコード例では、["Apple", "Banana", "Cherry", "Mango"] という新しい配列が生成されます。

array_combine() を使用した配列の結合

「array_combine()」は、1つの配列をキー、もう1つを値として組み合わせる関数です。

$keys = ["name", "age", "email"];

$values = ["Alice", 25, "alice@example.com"];

$combined = array_combine($keys, $values);

print_r($combined);

このコード例では、キーと値がセットになった連想配列 ["name" => "Alice", "age" => 25, "email" => "alice@example.com"] が生成されます。

PHPで配列の一部を取得する・分割する(array_slice, array_chunk)

大きな配列の一部を取得したり、一定のサイズで分割する場合には、「array_slice()」や「array_chunk()」を利用しましょう。

array_slice() を使用して一部を取得する

「array_slice()」を使うと、配列の特定の範囲を抽出できます。

$numbers = [10, 20, 30, 40, 50];

$sliced = array_slice($numbers, 1, 3);

print_r($sliced);

このコード例では、インデックス1から3つの要素 [20, 30, 40]を取得可能です。

array_chunk() を使用して配列を分割する

「array_chunk()」は、指定したサイズで配列を分割したいときに使いましょう。

$items = ["A", "B", "C", "D", "E"];

$chunks = array_chunk($items, 2);

print_r($chunks);

このコード例では、[["A", "B"], ["C", "D"], ["E"]] のように、2つずつのグループに分割されます。

PHPで配列をソートする(sort, rsort, asort, ksort)

データを整列させるときに使うことが多いのはソート関数です。PHPでは「sort()」「rsort()」「asort()」などがあります。

sort()を使用して昇順にソートする

$numbers = [3, 4, 1, 5];

sort($numbers);

print_r($numbers);

このコード例では、[1,3,4,5]の順に整列します。

rsort()を使用して降順にソートする

$numbers = [3, 4, 1, 5];

rsort($numbers);

print_r($numbers);

このコード例では、[5,4,3,1]の順に整列します。

asort()を使用して連想配列の値を基準にソートする

$ages = ["Alice" => 30, "Bob" => 25, "Charlie" => 35];

asort($ages);

print_r($ages);

このコード例では、["Bob" => 25, "Alice" => 30, "Charlie" => 35]の順に整列します。

ksort()を使用して連想配列のキーを基準にソートする

$ages = ["Alice" => 30, "Bob" => 25, "Charlie" => 35];

ksort($ages);

print_r($ages);

このコード例では、["Alice",“Bob”, "Charlie"]の順に整列します。

PHPで配列をフィルタリングする(array_filter)

「array_filter()」を使うと、条件に合致する要素だけを抽出可能です。

$numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

$even = array_filter($numbers, fn($n) => $n % 2 === 0);

print_r($even);

PHPで配列の要素を検索する(in_array, array_search)

特定の値が含まれているか調べるには、in_array() を使用しましょう。

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

if (in_array("Banana", $fruits)) {

echo "Bananaが見つかりました。";

}

一方、インデックスを取得する場合は、array_search() を使ってください。

$fruits = ["Apple", "Banana", "Cherry"];

$index = array_search("Banana", $fruits);

echo $index; // 1

6.PHPにおける配列のパフォーマンスとメモリ管理

PHPの配列は、内部的にハッシュテーブルとして実装されています。そのため、キーと値の管理に余分なメモリを消費します。小規模なデータであれば問題になりませんが、大量のデータを扱う場合などには、適切な工夫が求められます。


ここでは、PHPの配列がメモリを消費しやすい理由、配列のパフォーマンス向上のコツについて解説しますので参考にしてください。

PHPの配列はなぜメモリを消費しやすいのか?

PHPの配列は、内部的にハッシュテーブルとして実装されているため、一般的なリスト構造とは異なり、より多くのメモリを消費します。各要素はキーと値のペアとして管理されており、そのためのハッシュ情報も一緒に保存される仕組みです。


たとえば、インデックス配列を使用していても、内部ではキー情報が保持されているため、余分なメモリを必要とする仕組みです。


また、PHPの配列はデータの柔軟性を重視して設計されているため、一般的なC言語の配列と比べて管理コストが高くなります。C言語では、配列のデータが連続したメモリ領域に格納され、単純なインデックスでアクセスできます。


一方、PHPではハッシュテーブルが使われるため、データの追加や削除は容易ですが、その分オーバーヘッドが発生しやすくなる仕様です。


さらに、PHPの配列はインデックス配列と連想配列の両方に対応できる設計になっています。そのため、数値をキーとして指定した場合でも、内部的には連想配列と同じハッシュテーブルの仕組みが適用されます。


この設計が理由で、データの取り扱いは柔軟になりますが、キー管理のためのメモリ領域が追加されるため、単純なリストと比較するとメモリ消費量が増えてしまうのです。


PHPの配列は使いやすい反面、メモリ使用量が多くなる恐れがあります。特に、大量のデータを処理する場合には、考慮しなければパフォーマンスに影響を及ぼす恐れがあるので注意しましょう。

PHPで大規模なデータを扱う場合の配列の工夫

大量のデータを扱う場合、メモリの使用量を抑えるための工夫が必要になります。以下の方法を活用すると、効率的なデータ処理が可能になります。

PHPにおける配列のパフォーマンスを向上させるコツ

PHPで配列のパフォーマンスを最適化するためには、いくつかコツがありますので紹介しましょう。

ループ処理を最適化する

配列のループ処理では、foreach が for ループより一般的に読みやすく使いやすいため推奨されますが、for ループを使用する場合は count() 関数を毎回呼び出さないよう最適化しましょう。

$items = range(1, 1000);

// for ループ(最適化)

$count = count($items);

for ($i = 0; $i < $count; $i++) {

    echo $items[$i] . "\n";

}

// foreach を使用(シンプル)

foreach ($items as $item) {

    echo $item . "\n";

}

不要な配列を unset() で開放する

不要になった配列は「unset()」を使ってメモリから解放してください。不要なメモリの使用を抑え、コードのパフォーマンスを向上させましょう。

$largeArray = range(1, 100000);

unset($largeArray); // メモリ解放

array_map()やarray_filter()を活用する

通常のループよりも、「array_map()」や「array_filter()」を使用すると、コードが簡潔になり、内部処理が最適化されます。ぜひ使ってみてください。


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7.まとめ

この記事では、PHPの配列について基礎から応用まで詳しく解説しました。配列の種類や基本的な使い方に加え、要素の追加・削除、便利な関数の活用方法、さらにはパフォーマンス最適化の工夫まで網羅しています。


PHPの配列を適切に活用することで、コードの可読性や保守性が向上し、効率的なデータ処理が可能になります。この記事を読んだあとは、基本的な配列の操作はもちろん、実践的な活用方法についても理解が深まったのではないでしょうか。


今後はぜひ、実際にコードを書きながら、学んだ内容を試してみてください。特に、大規模なデータを扱うプロジェクトでは、メモリ管理やパフォーマンスの最適化が重要になります。さらにスキルを高めるために、公式ドキュメントを確認したり、実践的な課題に取り組んだりすることをおすすめします。


本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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目次

1 PHPの配列とは?

PHPにおける配列の特徴とは?

PHPにおける配列の種類

インデックス配列

連想配列

多次元配列

PHPにおいて配列と他のデータ型との違い

PHPにおいて配列を使うメリット

2.PHPにおける配列の作成と初期化

PHPで配列を作成する方法(宣言のみ・初期化)

配列の宣言のみ(空の配列)

配列の初期化(値を設定する)

PHPで配列の初期値を設定する方法

インデックス配列の初期化

連想配列の初期化

多次元配列の初期化

PHPで配列の要素を取得・変更する方法

配列の要素を取得する方法

連想配列の取得例:

配列の要素を変更する方法

配列に新しい要素を追加する方法

配列から要素を削除する方法

3.PHPにおいて配列の要素を追加・削除する方法

PHPで配列に要素を追加する(array_push, 代入)

インデックスを指定せずに追加する([]= 記法)

array_push() を使って追加する

連想配列に要素を追加する

PHPで配列から要素を削除する(unset, array_splice)

array_splice() を使って削除する

連想配列の要素を削除する

PHPで配列の要素を置き換える方法(array_replace)

インデックス配列の要素を置き換える

連想配列の要素を置き換える

4.PHPにおける配列の要素数を取得・管理する方法

PHPで配列の要素数を取得する方法(count, sizeof)

PHPで配列が空かどうかを判定する方法(empty, isset)

empty() を使った判定

isset() を使った判定

PHPで配列の最大・最小値を取得する方法(max, min)

5.PHPにおける配列の操作に便利な関数一覧

PHPで配列を結合する(array_merge, array_combine)

array_merge() を使用した配列の結合

array_combine() を使用した配列の結合

PHPで配列の一部を取得する・分割する(array_slice, array_chunk)

array_slice() を使用して一部を取得する

array_chunk() を使用して配列を分割する

PHPで配列をソートする(sort, rsort, asort, ksort)

sort()を使用して昇順にソートする

rsort()を使用して降順にソートする

asort()を使用して連想配列の値を基準にソートする

ksort()を使用して連想配列のキーを基準にソートする

PHPで配列をフィルタリングする(array_filter)

PHPで配列の要素を検索する(in_array, array_search)

6.PHPにおける配列のパフォーマンスとメモリ管理

PHPの配列はなぜメモリを消費しやすいのか?

PHPで大規模なデータを扱う場合の配列の工夫

PHPにおける配列のパフォーマンスを向上させるコツ

ループ処理を最適化する

不要な配列を unset() で開放する

array_map()やarray_filter()を活用する

7.まとめ