「フリーランスの仲間や知り合いが欲しい」「相談や情報交換できる場に参加したい」とお考えであれば、フリーランスの交流会に参加してみてはいかがでしょうか。
フリーランスは忙しくなればなるほど、特定のクライアントのみとの付き合いになったり、新しい案件の獲得の必要がなくなったりすることで、出会いが少なくなりがちです。そのため、いつのまにか年を取り、さらに人脈の形成が難しくなってしまうことを考えると、交流会の参加は非常に有益であると言えます。
本記事では、フリーランスの方が人脈形成やコミュニケーションできる機会を増やすためにも、フリーランスの交流会に関する情報や参加するメリット、参加した時にすること、注意点や探す時のポイントについてお話します。
目次
閉じる
1.フリーランスの交流会とは
フリーランスの交流会とは、企業や組織、もしくは同じ分野のフリーランスの方が集まるコミュニティが主催するイベントです。交流会ごとに趣旨や目的があり、勉強会やセミナーのような形式もあれば、読書会、朝活、ラジオ体操のような地域の方が同じ時間に集まるのみのゆるいものもあります。
フリーランスは自分自身で案件の受注や業務、成果物の完成、事務処理や税金や法律の手続きなども含め、全般的に1人で行う必要があるため、孤立してしまいがちです。
もちろん、自立と自分で判断していくことはフリーランスとして大事ではあるものの、さらに、成長するため、自分の考え方や視野では得にくいビジネスを見つけるためには、交流会のような人の集まりに参加し、人脈を増やしていく必要があります。
フリーランスの交流会の主な目的
次にフリーランスの交流会の目的にどのようなものがあるのか、どのような意図で交流会が開かれているのかについて簡単に解説します。
情報交換や情報共有
フリーランス交流会の主な目的として、情報交換や情報共有など、参加した人がお互いに普段感じていることや業界の状況、ありがちな悩みや相談などをすることが挙げられます。インターネットやSNS、オンラインでも得られる情報はたくさんありますが、対面によるコミュニケーション、そして実務でバリバリと働くフリーランスの方との意見交換は非常に有益になる可能性が高いです。
もちろん、参加される方自身が共有する内容が、他の方にとっては非常に有益となる可能性もあります。そのため、小さなことでも情報交換や情報共有をしていくことで、それぞれが所有している情報に新しい価値が生まれるということ、お互いに新しいチャンスや成長につなげられる可能性が高まっていくのです。
フリーランス同士の交流
フリーランスは企業に所属していないないため、孤立してしまうこともあり、交流会のような場で普通に話すこと、コミュニケーションをできる機会が得られるのは非常に有益です。それぞれが個人事業主として、売り上げや利益の規模にかかわらず、社長として、経営者として日々過ごしているため、個人としての実力がしっかりと備わっている方に出会えるのも魅力と言えます。
特にフリーランスは自分自身の力だけで生活できるようなレベルになるだけでも、それなりのスキルや知識、経験やノウハウが必要です。また、フリーランスごとに稼ぎ方や考え方が異なるため、スキルや知識も様々であり、交流会に参加することで自分とは違った実力や能力を持つ方と交流すること自体が、刺激となり成長につながっていくことが期待できます。
社会貢献や地域の活性化
特定の分野や技術に特化した交流会だけでなく、社会貢献や地域の活性化のための交流会も存在します。同じ分野のフリーランスの方だけでなく、異なる業界や業種の方にも出会える可能性がある交流会でもあり、単に交流するだけでなく、身近な社会や地域を良くしていこうという行動を伴う交流会と言えるでしょう。
そのため、ご近所付き合いが増えたり、地域でできる活動が増えたりすることで、日々の生活にポジティブな影響を与える可能性が高いです。少しずつでも社会貢献できるようになることが嬉しくなったり、地域のイベントや新しいサービスの提供などに関わることができれば、ボランティアではなく自分自身の新しい収入として利益になるのも交流会に参加する魅力と言えます。
異業種や他業界の交流
フリーランスと言っても、様々な分野があるため、交流会の趣旨や目的によっては特定の分野に限らず、フリーランスなだけで参加できる場合もあります。社会貢献や地域の活性化を目的とした交流会と同様に、異業種や他業界の方と交流できる場でもあり、普段の自分の仕事の環境では得られない視点や考え方と出会える可能性が高いです。
また、自分の分野や業界では簡単なことであっても、他の分野の方では難しくて困っていたり、同じく自分が困っていることを簡単にやってもらえたりすることもあるため、異なる属性のフリーランスに会えるのは非常に価値があるということを覚えておきましょう。
コミュニティの形成
特定の分野、もしくは特定の地域、または同じような趣味など、属性に合わせてコミュニティを形成するための交流会もあります。交流会を通じてコミュニティが作られるという意味でもあり、様々な分野のフリーランスの方、もしくはフリーランス以外の方とも出会える可能性もあるでしょう。それぞれが興味関心のある内容のコミュニティに属することで、スキルアップや成長が期待できます。
また、異なる分野や属性の方が集まることで、一つの分野では見えてこないような課題や問題の発見、そして解決するための手段も多角的に得られる可能性があります。ほんの少しのアイデアが出会ったフリーランスの方全員の利益になる可能性もあるため、お互いが好きなことが仕事になって、最初はお小遣い程度、将来的には生活できるような収入が得られることも期待できるようになるでしょう。
フリーランスの交流会の種類
フリーランスの交流会の種類として、業界や業種及び職種などの種類を除いて、大きく分けてオフラインか、オンラインか、もしくは両方を合わせた交流会かの3つがあります。それぞれがどのような特徴を持っているのか把握して、自分にとってどの交流会なら参加しやすいかを判断できるようにしましょう。
オフライン交流会
オフラインの交流会とは、時間や場所を運営元が指定して、フリーランスの方が集まる形式の交流会を指します。地域や場所に依存する可能性が高いため、遠方の方だと参加しにくいような交流会があるので注意しなくてはなりません。ただし、東京や大阪など首都圏で開催される場合、交通の便を重視しているのみであり、地域に関係なく参加できるものもたくさんあるので自分に合ったものを探してみましょう。
オンライン交流会
オンラインの交流会とは、時間と接続するツールのみが決まっていて、住んでいる場所に関係なく参加しやすい交流会を指します。必ずしもビデオチャットで顔を出さなければならないというものばかりではないため、とりあえず交流会の雰囲気を知りたい、情報交換してる様子を見て、自分もコミュニケーションに参加できるかを把握したい場合におすすめです。オンラインの交流会を経て、オフラインの交流会に参加するという流れにしてみても良いでしょう。
ハイブリッド交流会
ハイブリッド交流会とは、オフラインの方とオンラインの方の両方が参加しやすいような仕組みにしている交流会を指します。オフラインの交流の場にディスプレイやスクリーンを設置して他の方が表示されるようにしてみたり、オフラインでの交流の雰囲気が伝わるように撮影をしながら開催をしたりするのが一般的です。主催元によっては、オフラインで参加が難しい方のために、常にハイブリッドで行っているようなケースもあります。
フリーランスの交流会の参加層
フリーランスの交流会の参加層については、交流会の運営元や参加条件によって大きく異なります。そのため、交流会の趣旨や目的、開催場所、開催する種類、スケジュールの内容などをチェックし、自分自身と相性が良いか、参加すべきかを検討することが大切です。同じような属性の方が集まると考えてまず問題ないはずですが、参加してみて雰囲気が違う場合はすぐに対応することも検討しておいてください。
2.フリーランスの交流会に参加するメリット
次にフリーランスの交流会に参加するメリットは何か、時間的なコストや金銭的なコストを投資して得られるものは何かについて簡単に解説します。
普段の仕事とは異なる人脈を作れる
フリーランスの交流会に参加するメリットとして、普段の仕事とは異なる人脈を作れること、同業だけでなく、他業種の方とのコミュニケーションができることが挙げられます。フリーランスとしての職種や働き方にはよるものの、仕事をする中で個人単位で人脈の形成やコミュニケーションの輪を広げていくには限界があるため、交流会に参加することで自分だけでは得られない人脈が得られるというメリットです。
フリーランスの場合は自分以外の同業の方は、知り合いでなくてもライバルになりがちですし、関わる必要のない他業種の方とは出会いにくいため、フリーランスの交流会という場で知り合えることは非常に貴重な機会です。お互いに刺激になること、自分だけでは作れない人脈によって、さらに新しいコミュニケーションの機会が増えていくことも大きなメリットといえるでしょう。
孤立感の解消やモチベーションアップにつながる
フリーランスの交流会に参加するメリットとして、同じフリーランスの方と出会うことで孤立感を解消できたり、相談できる相手ができてモチベーションアップにつながることが挙げられます。特にフリーランスの場合は効率的に仕事を受注するため、クライアントワークについても最小限でコミュニケーションコストも下げていくためなど、効率化重視で無駄を省く傾向にあります。
結果としてお金になりにくいコミュニケーションを避けてしまうようになり、稼げるようになっても孤立になってしまうことは否めません。
交流会のようなコミュニケーションを必要とする場、新しい出会いがある場に参加していくことで、人脈が広がり、ちょっとした相談ができる知り合いが増えていけば、孤立感が解消できることは間違いありません。
また、同じようなことで悩んでいたり、技術的に困っていたりするようなことをお互いがフォローできるようになれば、何もかも一人で頑張るべきではないという気持ちに変わり、モチベーションアップにも繋がります。
案件に関する情報の共有や協力体制の構築
フリーランスの交流会に参加するメリットとして、案件に関する情報の共有、もしくは案件の紹介を受けたり、忙しい時にお互いが手助けできる協力体制が得られる可能性があることが挙げられます。フリーランスとしては、自分のためだけに案件の受注に注力すべきではあるものの、時には手に余る案件、もしくは対応できるが時間的に無理なこともあるでしょう。
そういった案件の情報を共有したり、時には顧客やクライアントとして依頼したりすることでお互いに稼げるようになるということです。また、案件のボリュームや技術的な分野によっては、一人で対応するよりも、複数人で対応した方が受注できる場合もあります。そのため、一人では受注できない案件の受注、もしくは自分の得意とする分野を手伝うことで新しい収入を得られるということも期待できるようになるのです。
新しい出会いがスキルアップや成長につながる
フリーランスの交流会に参加するメリットとして、新しい出会いが新しいコミュニケーションを生み出し、新しい分野や新しい技術を知る機会を得て、お互いのスキルアップや成長につながることが挙げられます。案件の受注や人脈形成にも通じていることではありますが、フリーランスとして1人で頑張っていても新しいスキルが身につかなかったり、スキルが習熟しにくくなったりする可能性は非常に高いです。
新しい出会いによって自分自身のスキルアップ、もしくは知り合った方が新しいスキルの習得などに興味を持つようになれば、自然と自分自身の学び直しにもなりますし、新しい興味が生まれることで新しいスキルの獲得にもつながります。
フリーランスとして成長は収入に直結する部分でもあるため、売上が伸びに悩んでいたり、同じ仕事ばかりで飽きていたりするような場合においても交流会での出会いは役立つということです。
新しいビジネスチャンスの可能性
フリーランスの交流会に参加するメリットとして、新しいビジネスチャンスの可能性があること、自分の視点では得られない仕事のチャンスが生まれることが挙げられます。前述しましたが、新しい人脈や新しい出会いによって、既存の案件のシェアやフォローアップなどで収入が増やせるということだけでなく、人と人のコラボレーションによって新しいビジネスが生まれるという意味です。
3.フリーランスの交流会に参加したらすること
次にフリーランスの交流会に参加するメリットを享受するためにも、参加したらどんなことをするべきなのか、どんな心構えで参加すると良いのか簡単に解説します。
積極的に自己紹介して話しかける
フリーランスの交流会ですることとして、積極的に自己紹介して話しかけること、コミュニケーションの機会を増やすことが挙げられます。交流会の規模にもよるものの、なるべく全員と話しかけるくらいのつもりで行動していくと良いでしょう。
ただし、明らかにコミュニケーションを望んでいない方、もしくは怪しそうな人や怖い人、苦手な人は避けても構いません。
また、交流会の運営元の主催者やプレゼンテーションを行った方にも積極的にアプローチしていくことをおすすめします。イベントごとにおいては、主催者側に人脈を作っておくことで、参加しやすくなりますし、交流会というイベントそのものに関わることにもつながります。コミュニティ運営の一員として参加することで、新しい視点で自分にとってプラスになる何かが得られる可能性があるのでおすすめです。
名刺交換やSNSアカウント連携
フリーランスの交流会ですることとして、名刺交換やSNSアカウント連携など、直接または間接的に連絡先を交換することが挙げられます。仕事用の住所や電話番号の場合はそのまま名刺交換をしても構いませんし、ご自宅と仕事場が同じ場合は無理に渡さなくても大丈夫です。
その他の連絡先についても、交流会用のメールアドレスを作成したり、LINEなどのすぐにブロックなどができるアカウントを教えたりすることで、しつこい勧誘やストーカーのような行為を避けることにつながります。基本的にはオフラインの交流会の場合は実名かつ顔出しになるため、安易な行動はしないと信じたいものですが、どんな人がいるかわからないことを前提に連絡先の準備や交換をすることが大切です。
交流会が終わった後のフォローアップも大事
フリーランスの交流会ですることとして、交流会が終わった後、交換した連絡先にメッセージを送ったり、登録できたということを伝えたりするなどのフォローアップが挙げられます。フォローアップについては自分が気に入った方、もしくは交流会の主催者など、ある程度絞り込んでメッセージを送ったり、感謝の気持ちなどを伝えたりすると良いでしょう。
また、フリーランスとしての営業的なメッセージを送りたい場合は、知り合った方全員に伝えても良いかもしれません。自分がフリーランスとしてできることを伝えて、何か依頼があれば遠慮なく相談して欲しいということを宣伝しておくことで、連絡した人やその周囲の人からの依頼が来る可能性が高まるので非常におすすめです。
4.フリーランスの交流会に参加する際の注意点
次にフリーランスの交流会に参加する時、継続的に参加できるようにするため、もしくはネガティブな被害を受けないようにするために、どのようなことに注意すべきか簡単に解説します。
行動や言動が見られていることに注意
フリーランスの交流会に参加する際の注意点として、行動や言動が見られていること、その評価がフリーランスとしての評価につながってしまうことが挙げられます。交流会に参加したのにネガティブな評価で人脈形成ができなかったり、次に参加しにくくなったりするのはもったいないので注意しましょう。
交流会に参加する時間帯はプライベートな時間かもしれませんが、参加する交流会の趣旨や目的によっては、ビジネスと同じような気持ちで参加することが大切です。フリーランスとして、個人事業主として堂々としていること、普段クライアントや顧客と話すのと同じように対等にコミュニケーションすることを心がけてみてください。
うまい話には裏があることを忘れない
フリーランスの交流会に参加する際の注意点として、うまい話には裏があること、話しやすい人が必ずしも信頼できるとは限らないことが挙げられます。
特に初めて交流会に参加する時など、誰と話したら良いかわからない、どんな話題で話せば良いかわからないと不安になりがちです。そのため、少しでも話せる人を信頼してしまうこともあり、詐欺的なことに引き込まれてしまうので注意しなくてはなりません。
また、交流会はプライベートな時間でもビジネスに近しい場でもあることから、「稼げる」「儲かる」というようなお金の面の話もすることはあるでしょう。しかし、うまい話には裏がありますし、そもそも楽して儲かるような話は他人に話す内容ではないため、稼げる話を自慢してるような方はなるべく避けることをおすすめします。
同様に交流会自体、主催者自体が実は怪しいということもあるため、雰囲気がおかしいと感じたらすぐに退出するということも覚えておきましょう。
一定の距離感を保つことを意識する
フリーランスの交流会に参加する際の注意点として、初対面でいきなり嫌われないようにするため、もしくは特定の方にストーカーされないためにも、ある程度一定の距離感を保つことが挙げられます。
交流会に参加される方のモラルや属性にはよるものの、どこに変な人がいるかも分かりませんし、自分自身が変な人だと思われないようにするためにも、踏み込みすぎないこと、逆に距離を取りすぎないことを意識してください。
5.フリーランスの交流会を探す時のポイント
次にフリーランスの交流会を探す時のポイントをいくつか見てみましょう。基本的には検索エンジンで、フリーランス交流会+東京・大阪・名古屋・福岡のように、「フリーランス交流会」と参加しやすい地域キーワードにして検索すると良いでしょう。
また、フリーランスとして活動している分野、もしくは興味のある分野のキーワードと共に下記のようなキーワードを含めて検索するのもおすすめです。
勉強会
サロン
コミュニティ
イベント
セミナー
講演会
上記はあくまでも一例ですが、人が集まるようなキーワードと組み合わせることで、交流会として参加できるイベントを見つけることができるでしょう。次にフリーランスの交流会を探す時に、見ておくべきポイントを簡単に解説します。
運営元の信頼性や安全性を確認する
検索エンジンで情報収集を始めると、すぐにいくつかの交流会を見つけることができるでしょう。ただし、検索エンジンの上位だからといって安全とは限らないため、運営元の信頼性や安全性を確認することをおすすめします。
大手有名企業やブランド及びメーカーが主催および運営してるような交流会やイベントであれば信頼できますし、安全だと判断しても良いでしょう。また、有名な方や著名な方が登壇されるような場合も安心できます。もしくは、地方自治体や公共団体などが実施するようなイベントなども安心で安全である可能性が高いので参加しやすいと言えるでしょう。
交流会の趣旨や目的を精査する
信頼できる運営元で安全だと判断できたら、次は交流会の趣旨や目的を精査しましょう。信頼できて安全であったとしても、自分自身のフリーランスとしての活動にあまり関係ない場合、もしくは何らかの利益への誘導に対する集まりの場合は時間の無駄になってしまうので注意する必要があります。
特に「稼げる」「儲かる」「年収アップ」のような、お金を主軸としたような表現をしてる場合には注意しましょう。
自分自身のスキルや興味のある分野と合致した交流会の趣旨や目的である場合、どのようなスケジュールなのかをチェックしてみてください。交流会とは言っているもののほとんどがセミナーのような形式、主催者の発表ばかりになっているようなスケジュールの場合は避けた方が良いかもしれません。個別に参加する方がコミュニケーションをする時間帯があるか、すなわち交流する機会がきちんと設けられてるかを精査することが大切です.
過去の開催実績や参加者で判断する
信頼できる運営元であり、交流会の趣旨や目的も合致していると判断できたら、次は過去の開催実績や参加者なども判断基準にしましょう。例えば、SNSなどで交流会の名称で検索して、どのような感想を言っている方を探したり、開催実績や参加者の声などのページをチェックしたりするのがおすすめです。交流会の開催実績の内容からしても、信頼できると判断できれば積極的に参加しましょう。
また、交流会によっては主軸となる趣旨や目的はないものの、定期的に開催することで交流する場を設けることに重きを置いていることもあります。信頼できる運営元だと判断でき、気軽に参加できるものがあれば、顔を出すような感覚で参加してみても良いかもしれません。
6.フリーランスの交流会に関するよくある質問
最後にフリーランスの交流会に参加する時にありがちな悩みやよくある質問について簡単にまとめましたので、是非ともご一読ください。
女性がフリーランスの交流会に参加しても大丈夫ですか?
女性の方でもフリーランスの交流会に参加しても大丈夫です。一人で参加するのが不安な場合は知り合いを誘ってみたり、女性のみの交流会に参加したりするなど、徐々に慣れていくようにしましょう。また、最初はオフラインの交流会ではなく、オンラインやハイブリッドの交流会に参加し、交流会の参加者が信頼できると感じられたら、オフラインの交流会に参加するのもおすすめです。
服装や身だしなみはどうするべきですか?
交流会に参加する時の服装や身だしなみは、交流会ごとに異なるためその都度チェックしましょう。カジュアルで動きやすい服装であれば問題ありません。あまり気合の入った服装や堅苦しい見た目ですと、交流会の場で浮いてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ペンネームや匿名での参加は可能ですか?
交流会の趣旨や目的、運営元の方針によっては、ペンネームや匿名では参加できない場合があります。また、オフラインの場合はペンネームや匿名でも顔バレすることもあるため、本名で活動していない場合はオフラインの交流会は避けるべきです。
ただし、オンラインやハイブリッドの交流会であれば、アバターなどを利用して参加できる可能性もあるため、交流会の運営元に相談をしながら、参加できる交流会を探してみても良いでしょう。
関連記事
フリーランス・個人事業主の年収別手取りシミュレーションなど|かかる税金も詳しく解説!
フリーランスの休日事情とは?賢い休み方やコツ、会社員の休日の過ごし方の違いなど解説
7.まとめ
本記事では、フリーランスの方が交流会を通じて、新しい出会いやコミュニケーションを増やすこと、そして案件の獲得や成長につなげるための交流会に関する情報についてお話ししました。
フリーランスとして、顧客やクライアントと対面で話すことが必要な職種を除けば、なかなか人付き合いを増やすということは難しい傾向にあります。仕事がうまくいっている時は問題ありませんが、仕事が少なくなった時や困難に直面した時、頼れる仲間や知り合いがいると助かることもあるでしょう。
また、新しい出会いは仕事だけでなく、プライベートにおいても何らかの刺激や変化になることも考えられます。孤立しがちなフリーランスだからこそ、積極的にコミュニティや交流の輪に入っていくことに挑戦してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
「フリーランスボード」は、数多くのフリーランスエージェントが掲載するITフリーランスエンジニア・ITフリーランス向けの案件・求人を一括検索できるサイトです。
開発環境、職種、単価、稼働形態、稼働日数など様々な条件から、あなたに最適なフリーランス案件・求人を簡単に見つけることができます。
単価アップを目指す方や、自分の得意なスキルを活かせる案件に参画したい方は、ぜひ「フリーランスボード」をご利用ください。