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Microsoft Azure認定資格に関する基礎知識やメリット・デメリットと対策方法を解説

公開日:2024/09/06最終更新日:2024/09/27

「Microsoft Azure認定資格に挑戦したいけど、何から始めれば良いかわからない」「Microsoft Azure認定資格の勉強をする価値はあるのだろうか」とお悩みではありませんか。


Microsoft Azure認定資格は初級中級上級の難易度のランクがあり、それぞれに様々な分野の資格が存在するため、自分のキャリアプランと相談しながら学習していくことが大切です。


今回はMicrosoft Azure認定資格に関する基礎知識や詳細、Microsoft Azure認定資格の資格取得のメリット・デメリット、Microsoft Azure認定資格合格のための参考書や教材の選び方と対策法についてお話します。

目次

1.Microsoft Azure認定資格に関する基礎知識

はじめにMicrosoft Azure認定資格に関する基礎知識について解説します。

Microsoft Azure認定資格とは

Microsoft Azure認定資格とは、Microsoftが提供するクラウドコンピューティングサービスである「Microsoft Azure」に関する知識やスキルを評価する認定資格です。Microsoft Azureの運用元であるMicrosoft公式の認定資格であり、取得することで自分自身のMicrosoft Azureに関する知識やスキルを明確にすることができます。


エンジニアの領域における知識やスキルは、定量的に計測することが難しいため、Microsoft Azure認定資格のような資格を取得することで、就職や転職、もしくはフリーランスとしての案件の獲得に有利に働くので非常におすすめです。

Microsoft認定資格の勉強をする際のロードマップ

Microsoft Azureについて情報収集をしていると、「microsoft 資格 ロードマップ」といったようなサジェストキーワードを目にすることがあります。ロードマップとは学習する際、もしくは資格を取得する順序を計画することであり、段階的に学ぶ順番を決めておくことでスムーズな取得を目指す考え方です。


Microsoft Azureの認定資格は、2024年6月現在で全22種類、初心者向けの初級、実務者レベルの中級、責任者や管理者としても通用する上級があり、まずは初級から学んでいくと良いでしょう。中級レベルからは専門分野ごとに認定資格が分かれており、自分自身のキャリアプランに合わせて資格取得および勉強をしていくことが大切です。

Azure以外のMicrosoft製品に関する認定資格について

Microsoft認定資格は、Microsoft Azure以外にも多数存在しており、Microsoft 365、Dynamics 365などのアプリケーションに関する認定資格とともに、Microsoftの製品ごとにほとんどが資格として準備されています。


クラウドコンピューティングサービスの知識やスキルを示せるMicrosoft Azureの認定資格とともに、必要に応じてその他のMicrosoft製品に関する認定資格を取ることで、Microsoft環境の企業や組織で活躍しやすくなったり、就職や転職に役立てたりすることができるようになるでしょう。

2.Microsoft Azure認定資格試験の詳細

次にMicrosoft Azure認定資格試験の詳細について解説します。

初級:Fundamentals

Microsoft Azure認定資格試験の初級:Fundamentalsは基礎的な知識を問われる認定資格のレベルです。Microsoft Azureをこれから学びたい初級者向けの資格と言えます。

Microsoft Certified: Azure Fundamentals

試験番号

AZ-900

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

45分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

12,500円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Fundamentals - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • クラウドの概念に関する説明

  • Azureのアーキテクチャとサービスについて説明する

  • Azureの管理とガバナンスについて説明する

Microsoft Certified: Azure Fundamentalsは基礎的な知識やスキルを評価される認定資格です。クラウドコンピューティングやIT技術に関する基礎的な定義や考え方、専門用語やキーワードなど、初心者の方がAzureを学ぶために必要な知識を学んでおくことが求められます。

Microsoft Certified: Azure Data Fundamentals

試験番号

DP-900

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

45分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

12,500円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Data Fundamentals - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • コアデータの概念を説明する

  • Azure上のリレーショナルデータに関する考慮事項を特定する

  • Azure上で非リレーショナルデータを操作する場合の考慮事項について説明する

  • Azure上での分析ワークロードについて説明する

Microsoft Certified: Azure Data FundamentalsはAzureのデータの基礎に関する知識やスキルが評価される認定資格です。クラウドコンピューティングにおけるデータの構造や仕組みに関する専門用語、キーワードなどを適切に理解し、Azure上でどのようにデータが取り扱われているかを理解する必要があります。

Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentals

試験番号

SC-900

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

45分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

12,500円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentals - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • セキュリティ、コンプライアンス、IDの概念について説明します

  • Microsoft Entraの機能について説明する

  • Microsoftセキュリティソリューションの機能について説明します

  • Microsoftコンプライアンスソリューションの機能について説明する

Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity FundamentalsはMicrosoft AzureやMicrosoft Defenderも含めてセキュリティの基礎に関する知識やスキルを評価する認定資格です。Microsoft製品を利用する上でのセキュリティやコンプライアンスに関する専門用語などをしっかりと理解しておく必要があります。

Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals

試験番号

AI-900

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

45分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

12,500円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • Artificial Intelligenceワークロードと考慮事項について説明する

  • Azureでの機械学習の基本原則について説明する

  • Azureのコンピュータービジョンワークロードの機能について説明する

  • AzureのNatural Language Processing(NLP)ワークロードの機能について説明する

  • Azure上の生成系AIワークロードの特徴について説明する

Microsoft Certified: Azure AI FundamentalsはAzure上でAIを利用する際に必要な基礎的な知識がスキルが評価される認定資格です。AI及び機械学習、データサイエンスやOpenAIに関連する専門的な用語の理解、AIに関する様々なソリューションの把握などが求められます。

中級:Associate

Microsoft Azure認定資格試験の中級:Associateは基礎とともに応用、実務でのスキルおよび知識を問われる認定資格のレベルです。分野ごとに認定資格が設定されており、それぞれ専門知識が問われる試験といえます。

Microsoft Certified: Azure Administrator Associate

試験番号

AZ-104

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Administrator Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • AzureのIDとガバナンスを管理する

  • ストレージの実装と管理

  • Azureのコンピューティングリソースのデプロイと管理

  • 仮想ネットワークの実装と管理

  • Azureリソースの監視と管理

Microsoft Certified: Azure Administrator AssociateはAzure環境における実装や管理、監視に関する専門知識が評価される認定資格です。管理者向けの中級レベルの知識やスキルが必要となり、クラウドやITに関する基礎を身につけていること、Azureに関する実践的な操作をしたことがある人向けの試験と言えます。

Microsoft Certified: Azure Virtual Desktop Specialty

試験番号

AZ-140

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Virtual Desktop Specialty - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • Azure Virtual Desktopインフラストラクチャの計画と実装

  • IDとセキュリティの計画と実装

  • ユーザー環境とアプリの計画と実装

  • Azure Virtual Desktopインフラストラクチャを監視および保守する

Microsoft Certified: Azure Virtual Desktop SpecialtyはAzure Virtual Desktopを安全に利用するために必要なセキュリティに関する知識やスキルが評価される認定資格です。Azure Virtual Desktopの仕組みを理解し、エンドユーザーに対するデスクトップ環境の整備、監視や管理も含めたセキュリティ対策に対応できることが求められます。

Microsoft 認定: Windows Server Hybrid Administrator Associate

試験番号

・AZ-800

・AZ-801

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

140分-

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

各試験21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft 認定: Windows Server Hybrid Administrator Associate


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • オンプレミスおよびクラウド環境でActive Directory Domain Services(AD DS)をデプロイし管理する

  • ハイブリッド環境でWindows Serversとワークロードを管理する

  • 仮想マシンとコンテナーの管理

  • オンプレミスおよびハイブリッドネットワークインフラストラクチャの実装と管理

  • ストレージおよびファイルサービスの管理

  • Windows Serverのオンプレミスおよびハイブリッドインフラストラクチャでのセキュリティ保護

  • Windows Serverの高可用性の実装と管理

  • ディザスターリカバリーを実装する

  • サーバーとワークロードの移行

  • Windowsサーバー環境の監視トラブルシューティングを行う

Microsoft 認定: Windows Server Hybrid Administrator AssociateはAZ-800とAZ-801の2つの試験に合格することで得られる認定資格です。認定資格の受験対象者として、Windows Serverオペレーティングシステムの使用経験が必要と記載されており、2つの試験に合格しなければならないことから中級でも難易度が高めの試験と言えます。


合格するにはクラウドコンピューティングにおけるデータベース、ネットワーク、セキュリティなど全般についての実践的な経験や知識及びスキルが必要になるでしょう。

Microsoft Certified: Azure Developer Associate

試験番号

AZ-204

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft 認定: Azure Developer Associate


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • Azure計算ソリューションの開発

  • Develop for Azure storage

  • Implement Azure security

  • Monitor, troubleshoot, and optimize Azure solutions

  • Azureサービスとサードパーティサービスに接続し、使用する

Microsoft Certified: Azure Developer Associateは2年以上のプロフェッショナルとしての開発経験、そしてAzureの経験が必要と記載されています。開発者としてAzureを使いこなすことができる知識やスキルが求められる認定資格であり、Azureに対応したプログラミング言語の習熟もご確認必要となるでしょう。

Microsoft Certified: Azure Cosmos DB Developer Specialty

試験番号

DP-420

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Cosmos DB Developer Specialty - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • データモデルを設計および実装する

  • データ分散を設計および実装する

  • Azure Cosmos DBソリューションを統合する

  • Azure Cosmos DBソリューションを最適化する

  • Azure Cosmos DBソリューションを維持する

Microsoft Certified: Azure Cosmos DB Developer SpecialtyはAzureにおけるクラウドネイティブアプリケーションの設計・実装・監視に関するデータベースの知識や経験が必要とされる認定資格です。Azure Cosmos DB for NoSQL APIに習熟していること、アプリの開発やC#及びJavaのコードを読めることなどが求められるため、データベースに関する深い理解とともに、周辺の技術についても興味を持ち、学んでいく必要があります。

Microsoft Certified: Azure Database Administrator Associate

試験番号

DP-300

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Database Administrator Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • データプラットフォームリソースの計画と実装

  • 安全な環境を実装する

  • データベースリソースを監視、構成、最適化する

  • タスクの自動化を構成して管理する

  • 高可用性とディザスターリカバリー(HA/DR)の環境を計画して構成する

Microsoft Certified: Azure Database Administrator AssociateはオンプレミスのSQL ServerやAzure SQL サービスなどのデータベースソリューションの構築に関する知識や実務経験が必要な認定資格です。オンプレミスからクラウドに移行できるスキル、WindowsだけでなくLinuxに関する技術も必要なデータベースのスペシャリストとしての技量が求められます。

Microsoft Certified: Azure Data Engineer Associate

試験番号

DP-203

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Data Engineer Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • データストレージの設計と実装

  • データ処理の開発

  • データストレージとデータ処理のセキュリティ保護、監視、最適化

Microsoft Certified: Azure Data Engineer Associateはデータウェアハウスやビッグデータも含めたデータの取り扱いに関するプロフェッショナルとしての知識とスキルが求められる認定資格です。SQLやPython、Scalaなどのプログラミング言語やデータ処理言語に精通している必要もあり、Azure上でデータを安全かつ最適に処理できる設計や実装を実現する能力が求められます。

Microsoft Certified: Azure Data Scientist Associate

試験番号

DP-100

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Data Scientist Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • 機械学習ソリューションの設計と準備

  • データの探索とモデルのトレーニング

  • モデルをデプロイできるよう準備する

  • モデルのデプロイと再トレーニング

Microsoft Certified: Azure Data Scientist AssociateはAzureでデータサイエンス及び機械学習を応用できるスキルと技術が求められる認定資格です。Azure Machine Learning

とMLflow使用したデータサイエンスの知識や経験も必要であり、機械学習ソリューションの管理・デプロイ・監視も含めた幅広い学習が必要となるでしょう。

Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate

試験番号

AZ-500

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • IDとアクセスを管理する

  • ネットワークのセキュリティ保護

  • コンピューティング、ストレージ、データベースをセキュリティで保護する

  • セキュリティオペレーションを管理する

Microsoft Certified: Azure Security Engineer AssociateはAzureでのエンドツーエンドのインフラに関するセキュリティの実装・管理・監視などの知識やスキルが求められる認定資格です。セキュリティ対策とともにセキュリティインシデントの対応も想定されていることから、監視や保護とともに周囲と連携してシステムやデータの復旧についても知見を増やしていく必要があるでしょう。

Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate

試験番号

SC-200

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • Microsoft 365 Defenderを使用して脅威を軽減する

  • Defender for Cloudを使用して脅威を軽減する

  • Microsoft Sentinelを使用して脅威を軽減する

Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associateはセキュリティオペレーションアナリストとして組織のリスクを軽減する役割を持ちます。Microsoft 365、Azure Cloud Services、WindowsやLinuxのOSにも精通している必要があり、サイバー攻撃に対するスペシャリストとして活躍するための技術やスキルが求められる認定資格と言えるでしょう。

Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate

試験番号

SC-300

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • ユーザーIDの実装と管理

  • 認証とアクセス管理を実装する

  • ワークロードIDの計画と実装

  • IDガバナンスの計画と実装

Microsoft Certified: Identity and Access Administrator AssociateはAzure、Microsoft 365のサービスとワークロード、Active Directory Domain Services(AD DS)に関して習熟している必要がある認定資格です。Microsoft Entra IDについても実務で対応できる経験が求められること、高度なセキュリティ知識及び技術とともにID管理に関する深い理解が必須の試験と言えるでしょう。

Microsoft Certified: Azure Network Engineer Associate

試験番号

AZ-700

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Network Engineer Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • コアネットワークインフラストラクチャを設計して実装する

  • 接続サービスを設計、実装、管理する

  • アプリケーション配信サービスを設計して実装する

  • Azureサービスへのプライベートアクセスを設計および実装する

  • Azureリソースへのネットワーク接続をセキュリティで保護する

Microsoft Certified: Azure Network Engineer AssociateはAzureのネットワークに関するスペシャリストとして、セキュリティや開発、クラウドの管理などにも対応できる知識やスキルが求められる認定資格です。安全なネットワーク環境を維持するとともに、適切なネットワークパフォーマンスが得られる実装、最適化ができる実力が求められるでしょう。

Microsoft Certified: Azure for SAP Workloads Specialty

試験番号

AZ-120

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure for SAP Workloads Specialty - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • SAPワークロードをAzureに移行する

  • AzureでSAPワークロードをサポートするためのインフラストラクチャを設計して実装する

  • 高可用性とディザスターリカバリー(HA/DR)を設計して実装する

  • AzureでSAPワークロードを保守する

Microsoft Certified: Azure for SAP Workloads SpecialtyはAzure上でSAPワークロードの実装や運用、移行ができる知識やスキルが必要な認定資格です。SAPアプリケーションに関する深い理解も必要であり、導入や運用時の管理、セキュリティ対策、パフォーマンスの確保など幅広い領域の知識が求められるでしょう。

Microsoft Certified: Azure AI Engineer Associate

試験番号

AI-102

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

100分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

特になし

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure AI Engineer Associate - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • Azure AI ソリューションの計画と管理

  • 意思決定サポートソリューションを実装する

  • コンピュータービジョンソリューションを実装する

  • 自然言語処理のソリューションを実装する

  • ナレッジ マイニングとドキュメントインテリジェンスソリューションを実装する

  • 生成AIソリューションを実装する

Microsoft Certified: Azure AI Engineer AssociateはAIエンジニアとしてソリューションを構築・管理・デプロイできる知識やスキルが求められる認定資格です。PythonやC#などのプログラミング言語による開発経験も必要であり、年々市場が拡大しているAI市場において、需要が高いAIエンジニアとして活躍したい方におすすめな資格と言えるでしょう。

上級:Expert

Microsoft Azure認定資格試験の上級:Expertはさらに専門的な知識やスキルが問われる認定資格のレベルです。それぞれの分野でのプロフェッショナルとして通用するかを評価される最も難易度の高い認定資格と言えるでしょう。

Microsoft Certified: Cybersecurity Architect Expert

試験番号

SC-100

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

120分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

・Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate

・Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate

・Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate

※上記の認定資格のうち1つ合格が必要

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Cybersecurity Architect Expert - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • セキュリティのベストプラクティスと優先順位の設計

  • セキュリティオペレーション、ID、コンプライアンス機能の設計

  • インフラストラクチャのセキュリティソリューションの設計

  • アプリケーションとデータのセキュリティソリューションの設計

Microsoft Certified: Cybersecurity Architect Expertはセキュリティに関する中級3つの資格のうち1つに合格した上で、SC-100に合格して得られるセキュリティ関連最上位の認定資格です。Windows Serverにおけるセキュリティ全般の責任を担うことができる実力が必要な資格であり、セキュリティ分野のスペシャリストになりたい方におすすめな資格と言えます。

Microsoft Certified: Power Platform Solution Architect Expert

試験番号

PL-600

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

120分‐

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

・Microsoft Certified: Power Platform Functional Consultant Associate

・Microsoft Certified: Power Platform Developer Associate

※上記の認定資格のうち1つ合格が必要

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Power Platform Solution Architect Expert - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • ソリューションの構想と要件の分析を実施する

  • ソリューションを設計する

  • ソリューションを実装する

Microsoft Certified: Power Platform Solution Architect ExpertはAzure上でMicrosoft Power Platformによるソリューションの設計・実装・開発を行うためのプロフェッショナルとしての知識やスキルが求められる認定資格です。Dynamics 365顧客エンゲージメントアプリ、関連するマイクロソフトクラウドソリューション、外部サードパーティ製テクノロジとの連携なども対応できる実力が求められる高度な資格と言えるでしょう。

Microsoft Certified: DevOps Engineer Expert

試験番号

AZ-400

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

140分‐

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

・Microsoft Certified: Azure Administrator Associate

・Microsoft Certified: Azure Developer Associate

※上記の認定資格のうち1つ合格が必要

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: DevOps Engineer Expert - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • プロセスとコミュニケーションを設計して実装する

  • ソース管理戦略を設計して実装する

  • ビルドおよびリリースパイプラインを設計して実装する

  • セキュリティおよびコンプライアンス計画の策定

  • インストルメンテーション戦略を実装する

Microsoft Certified: DevOps Engineer Expertは開発者、セキュリティエンジニア、Azure管理者として活躍できる知識と実力を求められる認定資格です。GitHubとAzure DevOpsソリューションに関する実務経験も必要とされており、開発者と管理者の両方の技能が卓越していることが評価される資格と言えるでしょう。

Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert

試験番号

AZ-305

試験会場

・Microsoft認定資格に対応した試験会場

・Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験日時

随時開催

試験時間

120分

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

・選択肢形式

・ドロップダウン形式

・穴埋め記述形式

・模擬的なUIの操作

※ディスプレイに表示される問題に対してキーボードとマウスの操作で回答

合格基準

1000スコア中700スコア以上

受検料

21,102円

受験資格

・Microsoft Certified: Azure Administrator Associate

※上記の認定資格の合格が必要

試験結果

試験終了後に試験結果レポートが確認できる

引用元:Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert - Certifications


下記にて主に評価されるスキルをお伝えします。

  • ID、ガバナンス、監視ソリューションを設計する

  • データストレージソリューションを設計する

  • ビジネス継続性ソリューションを設計する

  • インフラストラクチャソリューションを設計する

Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expertはソリューションに関連する各技術分野の知識やスキルについて習熟している必要があり、開発・管理・セキュリティ・データも含めた幅広い知見が必要となる認定資格です。ソリューションの責任者としてプロジェクトや企画そのものを管理運営できる実力が必要となる試験と言えるでしょう。

Microsoft認定資格の受験者数・合格率・難易度

Microsoft認定資格の受験者数や合格率については、Microsoft公式からは正式に発表されていないため明確な数字は分かりません。


Microsoft認定資格の難易度については、受験される方がエンジニアとしての基礎知識が身についているかどうかによって異なってきます。例えば、Microsoft Azureに関する実務経験がある方の場合は初級レベルの難易度は低くなるでしょう。


ただし、中級以上のレベルの場合、分野ごとの専門的な知識と実務経験が備わっている場合であっても、難易度が高くなることが予測されます。


上級レベルの場合は実務経験が豊富である程度のキャリアのあるエンジニア、もしくは管理職などの経験がある方、コンサルタントなどもできるようなレベルが想定されていることから、より深い知識が求められ、難易度が高くなるとみて間違いないでしょう。

Microsoft認定資格の申し込み手順

  1. サインアップ」のページでMicrosoftアカウントを作成

  2. Microsoftアカウントにログイン

  3. 認定資格を確認する」のページで受験したい資格を選択

  4. 「PearsonVueを使用してスケジュールを設定する」の下にある「試験のスケジュールを設定」のボタンをクリック

  5. ステップに従い、テストセンターかオンラインかを選択

  6. 言語を選択

  7. 試験会場と日程を選択し支払いを行う

  8. 指定した場所日時で受験する


上記がMicrosoft認定資格の申し込み手順の大まかな流れになります。試験の開始24時間前であれば変更やキャンセルの手続きが可能です。


受験する前に模擬テストに挑戦したり、試験サンドボックスのデモ機能で雰囲気を体験したりしておきましょう。

Microsoft認定資格の有効期限

Microsoft認定資格の有効期限については、中級以上の専門的な認定資格の場合は1年と設定されているものがあります。有効期限が切れる6ヶ月前後にメールが届き、指定されたラーニングの教材を閲覧することで、無料で更新することが可能です。


該当する認定資格の知識のアップデートが可能になることを考えると、積極的に更新を行い、自分自身の成長につなげていきましょう。試験と同様に評価される形ではあるものの、無監督で教材の持ち込みも可能であり、有効期限内なら何度でも挑戦できるためメールの見逃しさえなければ引っ越しを忘れることはないでしょう。


なお、初級(Fundamentals)の認定資格の有効期限はございません。

Microsoft認定資格の勉強時間

Microsoft認定資格の勉強時間については、受験したい認定資格の種類及び難易度、そして受験される方のMicrosoft Azureに関する知識やスキルのレベルによって大きく異なります。


おおよその目安としてMicrosoft Azureについてこれから学ぼうとしている方が初級レベルに挑戦する場合は20時間から30時間、Microsoft Azureの実務経験や知識がある程度備わっている方が中級に挑戦する場合は50時間から100時間、上級の場合は習熟度によるものの50時間から100時間以上を見込んでおくと良いでしょう。

3.Microsoft Azure認定資格の資格取得のメリット

次にMicrosoft Azure認定資格の資格取得のメリットについて解説します。

Microsoft Azureに関するスキルや知識を体系的に学べる

Microsoft Azure認定資格の資格取得のメリットとして、Microsoft Azureに関するスキルや知識を体系的に学べることが挙げられます。クラウドコンピューティングサービスであるMicrosoft Azureは技術的にも様々な分野に渡るため、どこから学べば良いか分かりにくいですが、基礎レベルから学んでいくことでしっかりと知識やスキルを身につけることが可能です。

初級や基礎レベルから学んでいくことで、自分自身の向き不向きも発見しやすいですし、新しく興味の持てる技術分野に出会うことにもつながることから、エンジニアとしての成長も期待できるでしょう。

Microsoft Azureに関するスキルが条件の応募や案件に挑戦できる

Microsoft Azure認定資格の資格取得のメリットとして、Microsoft Azureに関するスキルが条件の応募や案件に挑戦できることが挙げられます。エンジニアの求人や応募の中には、特定の資格やスキルに関する条件が提示されていることがありますが、認定資格を所有していることで知識やスキルを証明できるのが理由です。


Microsoft Azureについては、技術的にも範囲が広いため、なかなかアピールするのが難しい分野でもあります。認定資格によって具体的に何を理解しているのか、どのような知識を有しているのかを証明しやすくなるため、自信を持って応募や案件の獲得に挑戦できるようになるのもメリットと言えるでしょう。

エンジニアとしてのキャリアプランが立てやすい

Microsoft Azure認定資格の資格取得のメリットとして、エンジニアとしてのキャリアプランが立てやすいことが挙げられます。一言にエンジニアと言っても様々な技術領域があるため、キャリアプランを立てるのが難しい場合がありますが、認定資格に関する技術や知識に合わせてを広めることで、エンジニアとしての適切なキャリアプランを立てやすくなるということです。


同様にすでに何らかのプログラミング言語を習得していたり、特定の専門分野に関する技術を習得していたりする場合など、資格を取得することでキャリアアップにつなげることもできます。

4.Microsoft Azure認定資格の資格取得のデメリット

次にMicrosoft Azure認定資格の資格取得のデメリットについて解説します。

Microsoft Azure認定資格を取得するための金銭的なコストや学習コストが必要

Microsoft Azure認定資格の資格取得のデメリットとして、Microsoft Azure認定資格を取得するための金銭的なコストや学習コストが必要なことが挙げられます。


Microsoft Azure認定資格は特に制限なく受験できるものの、キャリアプランに合わせて中級や上級の資格を複数を取得しようとすればそれなりに時間がかかるのが理由です。同様にそれぞれに受験費用が必要となるのもデメリットと言えるでしょう。


ただし、時間と金銭的なコストにおいては、しっかりと勉強をして合格することで、将来的にエンジニアとしての収入アップやキャリアアップに繋がることから、リターンがあるということを忘れてはなりません。資格を取得するための勉強をしないよりも、資格を取得するための勉強によって知識やスキルが身につくということも理解しておきましょう。

Microsoft Azure認定資格を維持継続するための手間がかかる

Microsoft Azure認定資格の資格取得のデメリットとして、中級以上のMicrosoft Azure認定資格を維持継続するための手間がかかることが挙げられます。

Microsoft Azure認定資格は1年ごとに更新する必要があり、その都度、オンラインでのラーニングを行う必要があるのが理由です。


ただし、Microsoft Azureの様々なアップデートに伴う情報の更新でもあることから、しっかりとラーニングを受けて資格の維持を続けることで、自分自身のスキルアップに繋がります。同時に、認定資格の更新は無料で利用できることから、更新の通知などをこまめにチェックし、資格を維持できるようにした方が良いでしょう。


また、初級(Fundamentals)の基礎的な認定資格で有効期限が設定されていない場合は更新する必要はありません。

Microsoft製品を利用していない企業や組織では評価されにくい

Microsoft Azure認定資格の資格取得のデメリットとして、Microsoft製品を利用していない企業や組織では評価されにくいことが挙げられます。例えばGoogle Cloud Platform(GCP)やAWSを基軸とした企業や組織に就職や転職をしたいと考えている場合、マイナスな評価になることはないもののプラスにはなりにくいということです。


ただし、クラウドコンピューティングに関する基礎的な知識やスキルは決して無駄になることはないため、初級や中級の一部をスキルアップのために学習して取得、その後その他のクラウドコンピューティングサービスに関する認定資格を受験していくというのもロードマップ的には効果的であると覚えておきましょう。

5.Microsoft Azure認定資格合格のための参考書や教材の選び方と対策法

次にMicrosoft Azure認定資格合格のための参考書や教材の選び方と対策法について解説します。

Microsoft公式のオンライン教材を利用する

まずはMicrosoft公式のオンライン教材を利用することをおすすめします。認定資格ごとに準備されているため、順番に学んでいくことで合格する確率を高めることにつながるでしょう。


Microsoft公式のオンライン教材は無料で利用できること、オンライン教材を学ぶことでXPポイントを貯めることが可能であることなど大変お得な仕組みです。同時に最新の情報に更新されていることから、古い情報を参照してしまうこともありません。


また、模擬テストや実際のテストと同じ操作が学べる仕組みがブラウザ上で体験できるようになっているため、初めて認定資格を受ける前に利用してみると安心できます。

参考書や教材を探して選ぶ時のポイント

Microsoft公式のオンライン教材以外に参考書や教材を探す場合、まずは自分の学習と相性の良い作者や著者を探すことから始めましょう。電子書籍や中古の参考書をいくつか手にとって、読みやすい文章かどうか、理解が深まるかどうかをチェックすることが大切です。


気に入った作者や著者が見つかったら、最新の書籍を購入する形にすれば、参考書に対する投資のコストが最小限で済みます。


また、オンライン上の学習サイトなどを参考にする場合、表示されているコンテンツが最新のものかどうか、学習サイトの運営元が信頼できるかどうかも必ずチェックしてください。書籍や学習サイトで学ぶ場合は古く更新されていない情報を参照しないように注意することが大切です。

将来的なキャリアを意識した学習ロードマップの組み立て方

将来的なキャリアを意識した学習ロードマップの組み立て方については、ご自身のエンジニアとしてのキャリアをどのようにしたいかをまず棚卸ししましょう。管理者や開発者、もしくは特定の専門分野で活躍したい場合は、それに合わせて資格の勉強をしていくと時間的なコストが大幅に節約できます。


特にエンジニアとしてのキャリアが思い浮かばない場合、まずは初級の認定資格を取得し、どのような技術に興味を持ったのか、知識として得意と感じる分野は何かを判断していくと良いでしょう。


また、求人や案件の条件に合わせて勉強する分野を決めるのもおすすめです。エンジニア向けの就職や転職サイトから情報収集を行い、どのようなエンジニアにニーズがあるのかを見極めてから学ぶという方法もあることを覚えておいてください。


関連記事

AWS認定試験とは?基礎からプロフェッショナルまでの難易度やメリット・デメリット、勉強方法について解説


GCP(Google Cloud Platform)認定資格に関する基礎知識やメリット・デメリットと対策方法を解説

6.まとめ

今回はMicrosoft Azure認定資格に関する基礎知識や詳細、Microsoft Azure認定資格の資格取得のメリット・デメリット、Microsoft Azure認定資格合格のための参考書や教材の選び方と対策法についてお話しました。


Microsoft Azure認定資格を取得していくことで、エンジニアとしてのキャリアプランの設計がしやすくなります。大切なのは自分自身がどのような分野で活躍したいのか、同時にどのような技術にニーズがあるのかを把握し、自分自身にあった認定資格を取得していくことだと覚えておきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。


本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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