Stylusのフリーランス案件・求人

■Stylusとは Stylusは、CSSプリプロセッサの一つで、CSSにプログラミング言語に似た機能を追加することで、CSSの記述を効率化します。 Stylusの特徴として、CSSのスーパーセットであること、インデントでブロックを表現できること、変数と計算式が使えること、関数とミックスインが定義できること、条件分岐とループ処理ができること、コードの再利用とモジュール化ができること、プラグインによる機能拡張ができること、コンパイル時のカスタマイズができることなどが挙げられます。 Stylusができる開発は、Webサイトのスタイル設計とコーディング、レスポンシブデザインの実装、デザインシステムの構築、フロントエンドフレームワークとの統合、静的サイトジェネレータとの連携、CSSの自動ベンダープレフィックス付与、CSSのファイルサイズ最適化と幅広いです。 Stylusを活用している世界的サービスやプロダクトは、Automattic（WordPress）、Salesforce、Deckers Brands、Dassault Systèmes、Ikeaなどがあります。 ■Stylusを活用するメリット この章ではStylusを活用するメリットについて説明します。 Stylusを習得することにより、具体的に以下のようなメリットがあります。 ・変数やミックスイン、関数などによりCSSコードの再利用性が高まる ・CSSのネストにより視認性の高いコードを記述できる ・演算子や条件分岐により動的なスタイル定義が可能 ・コンパイル時の最適化によりファイルサイズを削減できる ・Gulpなどのビルドツールと連携した自動化が容易 ・node.jsとの親和性が高く統合が容易 ・シンプルな記法によりCSSの学習コストを低減できる StylusはSassやLessなどのCSSプリプロセッサの中でもシンプルな記法を特長とするツールであり、Webサイト、Webアプリケーションなど様々な規模の開発で活用されています。上記活用する上でのメリットを踏まえて、習得可否を検討することをおすすめします。 ■Stylusを活用するデメリット この章ではStylusを活用するデメリットについて説明します。 Stylusを習得することにより、具体的に以下のようなデメリットがあります。 ・Sassと比べるとコミュニティの規模が小さい ・IDEなどのツールサポートが手薄 ・ソースマップが生成されないためデバッグが難しい ・記法の柔軟さゆえに個人の書き方に依存しやすい StylusはSassやLessと比べると情報が少なく習得が難しい面があるなど、コミュニティの小ささやツールサポートの薄さが課題といえます。 Stylus習得を今後検討しているフリーランスエンジニアはStylusを活用するメリットデメリットを比較した上で決めると後悔が少ないでしょう。