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エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは?難易度やメリット・デメリット、対策方法を解説

公開日:2024/09/25最終更新日:2024/09/27

「組込み系エンジニアになりたい」「IoT領域で活躍したい」とお考えであれば、エンベデッドシステムスペシャリスト試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。


エンベデッドシステムスペシャリスト試験はIoTや組込みシステムに関する全般的な知識を問われる試験であるため、挑戦することでシステムやソフトウェアとともに、ハードウェアに関する知識やスキルが身につきます。


今回はエンベデッドシステムスペシャリスト試験に関する基礎知識や詳細情報、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリット・デメリット、エンベデッドシステムスペシャリスト試験合格のための参考書の選び方や対策法についてお話しします。


目次

1.エンベデッドシステムスペシャリスト試験に関する基礎知識

はじめにエンベデッドシステムスペシャリスト試験に関する基礎知識について解説します。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは

エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する組込み系のシステムエンジニアに関する知識やスキルが問われる国家試験です。エンベデッドシステムとは一般的に組込み系システムを意味します。


組込みシステムとは、一般家庭にある家電や自動車、航空機器、工場の機械、医療用の機器などの物理的な製品及びデバイスに組み込まれている技術です。電気を使って動く機械や機器のほとんどに組み込まれている技術であり、過去から現代においても欠かせない技術と言えます。

組込み系エンジニア及びIoTエンジニアについて

IoTとは、「モノのインターネット」を意味しており、従来の組込みシステムが搭載されたデバイス同士、もしくは各種センサーなどをネットワークでサーバーなどにつなぎ、コントロールや情報の蓄積を行う仕組みを指します。


組込み系エンジニアの領域に最新のセンシング技術やネットワーク技術が搭載されているのがIoTエンジニアと言えるでしょう。エンベデッドシステムスペシャリスト試験においてもIoTに関する内容が含まれており、ネットワークやセキュリティの項目もあることから、エンジニアとしては幅広い領域の知識やスキルを必要とする立ち位置と言えます。

「エンベデッドシステムスペシャリスト 意味ない」と言われる理由

エンベデッドシステムスペシャリスト試験について検索していると、「エンベデッドシステムスペシャリスト 意味ない」というサジェストワードが表示されることがあります。理由としてはエンベデッドシステムスペシャリスト試験は国家試験ではあるものの、合格することで何らかの認可や許可が得られるものではないということが推測されます。


しかし、現実問題としてエンベデッドシステムスペシャリスト試験の合格のために勉強することで、組込み系エンジニアとしての知識やスキルが身につきます。昨今ではIoTについても学べることから、決して意味がないということはありません。むしろ、ソフトウェアとハードウェア両面に強いエンジニアになれることから、その他の技術領域に加えて学ぶことで、自分自身の価値を高めることにつながります。

2.エンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細情報

次にエンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細情報について解説します。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細

試験名

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)

試験会場

全国主要都市にあるIPAのPBT方式に対応した試験会場

※受験申し込み時に選択した地域によって指定される

申込期間

試験日程

試験結果

秋期(年1回実施予定)

・申込期間:7月頃

・試験日程:10月頃

・試験結果:12月下旬

受験方法

PBT(Paper Based Testing)方式

時間区分

午前Ⅰ

午前Ⅱ

午後Ⅰ

午後Ⅱ

試験時間

50分

40分

90分

120分

出題形式

多肢選択式

(四肢択一)

多肢選択式

(四肢択一)

記述式

論述式

出題数

解答数

出題数:30問

解答数:30問

出題数:25問

解答数:25問

出題数:2問

解答数:1問

出題数:3問

解答数:1問

合格基準点

100点満点中60点以上

※午前Ⅰ、Ⅱ、午後Ⅱの得点がそれぞれ基準を満たさないと以降の試験の採点を行わず不合格

評価ランクAで合格

受検料

7,500円

前提資格

特になし

参考元:IPA エンベデッドシステムスペシャリスト試験


上記がエンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細です。試験は年1回、筆記試験のみであり、午前と午後で全4区分ある長丁場の試験になっています。時間区分全ての段階を合格する必要があり、1つ前の段階が合格基準に満たないと以降の試験が採点されないため、出題範囲を網羅した上で、正答率をあげていかなければ合格は難しいでしょう。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題範囲

・午前Ⅰ

テクノロジ系

マネジメント系

ストラテジ系

・基礎理論

・アルゴリズムとプログラミング

・コンピュータ構成要素

・システム構成要素

・ソフトウェア

・ハードウェア

・ユーザーインターフェース

・情報メディア

・データベース

・ネットワーク

・セキュリティ

・システム開発技術

・ソフトウェア開発管理技術

・プロジェクトマネジメント

・サービスマネジメント

・システム監査

・システム戦略

・システム企画

・経営戦略マネジメント

・技術戦略マネジメント

・企業活動

・法務

参考:試験要綱Ver.5.3


上記がエンベデッドシステムスペシャリスト試験の午前Ⅰ試験の出題範囲です。午前Ⅰ試験については、情報処理技術者試験の高度試験と共通問題になっており、情報処理技術に関する基礎的な知識やスキルが問われます。


その他の高度試験に合格することで免除されるようになっており、同様にエンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格することでその他の高度試験に挑戦する場合は免除になる仕組みになってることは覚えておきましょう。

・午前Ⅱ

テクノロジ系

ストラテジ系

・コンピュータ構成要素

・システム構成要素

・ソフトウェア

・ハードウェア

・ユーザーインターフェース

・ネットワーク

・セキュリティ

・システム開発技術

・ソフトウェア開発管理技術

・システム企画

・経営戦略マネジメント

・技術戦略マネジメント

・企業活動

参考:試験要綱Ver.5.3


上記がエンベデッドシステムスペシャリスト試験の午前Ⅱ試験の出題範囲です。午前Ⅰと同様の範囲から、分野ごとに技術領域が絞られ、難易度を高めた問題が出題されるようになっています。専門的な用語を単純に覚えるだけでは合格基準に届かない可能性があるため、関連する技術についても紐付けて覚えていくことが求められるでしょう。

・午後Ⅰ/午後Ⅱ

  1. 組込みシステム・IoTを利用したシステムの事業戦略・製品戦略・製品企画・開発・サポート及び保守計画の策定・推進に関すること

  2. 機能要件の分析・機能仕様の決定に関すること

  3. 対象とするシステムに応じた開発手法の決定・汎用モジュールの利用に関すること

  4. 組込みシステムのシステムアーキテクチャ設計・要求仕様の策定に関すること

  5. 組込みシステムのソフトウェア設計・実装に関すること

  6. 組込みシステムのハードウェア設計・実装に関すること

  7. 保守に関すること

参考:試験要綱Ver.5.3


上記がエンベデッドシステムスペシャリスト試験の午後Ⅰと午後Ⅱ試験の出題範囲です。午後Ⅰ試験では、主に設計・開発分野が出題されるようになっており、記述式で答える仕組みになっています。午後Ⅱ試験については全てが出題範囲になっており、論述式で答える仕組みです。


どちらも公式サイトで過去問題が公表されていますので、どのような問題が出題されるのか、どのような答えをすべきなのかを把握し、論述式においては自分の考えを言語化できるようにしておくことが求められます。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験者数・合格率・難易度

受験者数

合格者数

合格率

平成31年度春期

3,653

585

16.0%

令和2年度秋期

1,962

321

16.4%

令和3年度秋期

2,185

400

18.3%

令和4年度秋期

2,415

476

19.7%

令和5年度秋期

1,841

305

16.6%

参考:全試験区分(応募者・受験者・合格者の推移表)


上記がエンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験者数と合格者数、そして合格率です。平均して17.4%程度の合格率です。エンベデッドシステムスペシャリストとシステム監査技術者の資格を除けば、その他の高度試験の受験者数はほとんどが1~2万人以上となっており、合格率についてはその他の高度試験と同等程度ではあるものの希少な技術領域であるという点も理解しておくべきです。


エンベデッドシステムスペシャリスト試験の難易度は、合格率の低さや試験範囲の広さを考えると非常に高いことが伺えます。

試験内容はハードウェアとソフトウェアの統合、リアルタイムシステム、低レベルプログラミング、セキュリティや安全性に関する知識まで幅広く、理論だけでなく、現場での応用力も試されます。

また、午後の試験は実際の設計やトラブルシューティングに関連する問題が記述式と論述式で出題されるため、出題範囲を理解した上で、エンベデッドシステムに関する様々な技術領域を理解しておかないと答えることは難しいでしょう。

しっかりとした勉強計画を練り、理解を深めておかなければ午前Ⅱ試験の時点でつまづいてしまう可能性もあるということを覚えておくべきです。

そのため、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題範囲だけでなく、関連する技術領域の参考書や専門書を読み解いておき、広く深く知識を吸収しておくことをおすすめします。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の申し込み手順

  1. ホームページより受験申込みをクリック

  2. 利用者ID(マイページアカウント)の作成

  3. マイページから受験申込み

  4. クレジットカード、ペイジー、コンビニのいずれかで支払い

  5. 受験票の発送と受け取り

  6. 試験日に指定された会場で受験

参考:令和6年度秋期情報処理技術者試験


上記がエンベデッドシステムスペシャリスト試験の申し込み手順です。秋期試験は毎年7月頃の申し込み開始になっているため、試験日だけをチェックするのではなく、申し込み開始日をチェックするのを忘れないようにしましょう。通年開催や年2回の開催ではなく、年1回の開催であるため、一度逃すと翌年になってしまうので注意が必要です。


ただし、申し込み日や試験日だけに気を取られて慌てて申し込んでしまうと、合格できるような勉強時間の確保ができない可能性もあるため、理解度に応じて次の年に挑戦するということも視野に入れておきましょう。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の有効期限

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の有効期限については、公式からは特に明記はされていません。ただし、技術は日々進歩することから、合格のために勉強した内容が陳腐化することもありますので、合格後も知識をアップデートする必要があることは覚えておきましょう。


特にIoT領域においては、システムやソフトウェア面だけでなく、デバイスなどのハードウェア面でも日々進歩していきます。脆弱性のあるセキュリティや老朽化した古いデバイス、システムなどの入れ替え、保守や管理も視野に入ることも忘れず、幅広く情報収集を行いましょう。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強時間

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強時間については、個人差があるため一概に何時間ということは難しいです。例えば、すでにその他の情報処理技術者検定の高度試験に合格しているような方であれば200時間から300時間程度が推測されます。


もし、IT技術について全く勉強していないような状況ですと、ITパスポートの合格程度の勉強に50時間から100時間、基本情報技術者の合格程度の勉強に100時間から200時間が必要になるでしょう。その上でエンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題範囲とともに、その他の高度試験の基礎や応用部分を学ぶ必要があり、未学者の場合は300時間から500時間程度と推測されるため、慌てずに1年など長期的な計画を考えた方が良いかもしれません。


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3.エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリット

次にエンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットについて解説します。

組込み系エンジニアの基礎と応用が身につく

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットとして、組込み系エンジニアの基礎と応用が身につくことが挙げられます。ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、セキュリティなど全般的な知識やスキルが身につくため、その後のキャリアプランも広がる点もメリットと言えるでしょう。


同時に、LinuxやPython、その他のプログラミング言語、各種センサーなどのセンシング技術などについても学びやすくなり、自分自身の成長につながるのもメリットと言えます。複合的に異なる分野の技術を組み合わせるというスキルが身につくという視点でモチベーションを高めていくと良いでしょう。

物理的なデバイス開発のスキルを習得できる

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットとして、物理的なデバイス開発のスキルを習得できることが挙げられます。エンベデッドシステムスペシャリスト試験の合格に向けて学んだ知識を活用し、市販されているシングルボードコンピュータなどを利用することで、様々なことができるようになるということです。


組込み系エンジニアやIoT領域の醍醐味とも言える部分ですが、自分自身の作成したプログラムやスクリプトで、実際に物理的なデバイスが動くというのは非常に良い体験になります。CADや電子回路などについて学んでいくことで、基盤そのものを作るといったようなことも可能になるでしょう。

IoT関連の求人や案件に挑戦しやすくなる

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットとして、IoT関連の求人や案件に挑戦しやすくなることが挙げられます。組込み系エンジニアやIoT領域で働きたい方にとって非常に大きなメリットと言えるでしょう。


また、業界や業種問わず、新商品や新システムなどの開発領域においても、市場価値の高い人材として評価される可能性もあります。ソフトウェアとハードウェアの両面を理解し、物理的に何かを作れるエンジニアになれば、さらに自分自身の市場価値が高まっていくでしょう。

4.エンべデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリット

次にエンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリットについて解説します。

資格取得のための勉強時間の確保が大変

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリットとして、資格取得のための勉強時間の確保が大変なことが挙げられます。エンベデッドシステムスペシャリスト試験は試験範囲とともに、技術領域が広いのが理由です。


ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、セキュリティに加えて、物理的な基盤やセンサーの技術についてもある程度は把握しておく必要があるため非常に大変と言えます。また、理解度によっては、ITに関する基礎から学ぶ必要がある場合もあることから、勉強する時間を捻出できるかどうかをあらかじめ精査することが大切です。

LinuxやPythonなどの習熟も必要

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリットとして、LinuxやPythonなどの習熟も必要なことが挙げられます。資格の取得も重要ですが、取得後に実際の現場で活躍するためにはハードウェアを動かすためのソフトウェア、システムやOSの理解が必要です。


もちろん、1人で全ての領域を担うということはないにせよ、ある程度理解しておかなければ実務の現場で通用しない可能性があるということは覚えておきましょう。勉強の合間にLinuxのインストールや扱い方を覚えたり、Pythonをインストールしてプログラミングについても少しずつ学んでおくと安心です。

物理的に基盤を扱う技能も学ぶ必要がある

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリットとして、物理的に基盤を扱う技能も学ぶ必要があることが挙げられます。組込み系エンジニアやIoT領域においては、モノが基軸となるため、物理的な基盤なども扱えなければ、仕事にならないのが理由です。


昨今ではシングルボードコンピュータなど、初心者でも扱いやすいデバイスや基盤があり、学びやすくなっているので色々と試してみると良いでしょう。シングルボードコンピュータを取り扱うためにLinuxやPythonの知識も必要になるため、ソフトウェアとハードウェアの両面が学べるのでおすすめです。

5.エンべデッドシステムスペシャリスト試験合格のための参考書の選び方や対策法

次にエンべデッドシステムスペシャリスト試験合格のための参考書の選び方や対策法について解説します。

コストパフォーマンスの良い参考書の選び方

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の合格のためのコストパフォーマンスの良い参考書の選び方として、2、3年前くらいの過去の参考書を古本や電子書籍などで閲覧し、自分自身と相性の良い著者を探すことが挙げられます。参考書は読みやすさやわかりやすさに差があり読む側との相性があるためです。


自分と相性の良い著者を見つけたら、最新の参考書を購入したり、同じ著者の執筆している関連する技術領域の参考書や専門書を買うとコストパフォーマンスに優れます。同時に、自分自身の理解度に合わせて、ITパスポートや基本情報処理技術者などの参考書を読み解くことから始めてみることも検討してみましょう。

物理的な基盤やデバイスに触れるのもおすすめ

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は組込み系エンジニアやIoT領域であるため、物理的な基盤やデバイスに触れるのもおすすめです。例えば、ArduinoやRaspberry Piなどのシングルボードコンピュータなどを用いて、ハードウェアである物理的デバイス、ソフトウェアとしてのスクリプトやOSなどを学ぶことで、より深く知識が身につくようになります。


特にRaspberry Piにおいては、LinuxOSの基礎が身につくようになりますし、LEDを光らせるような回路であれば手軽に試すことができますので非常におすすめです。ソフトウェアがどのようにハードウェアを動かすかというのを体験してみるという視点を持って学んでみると良いでしょう。

試験が年1回であることを踏まえて勉強計画を練る

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は年1回の開催です。そのため、1度逃してしまうと翌年まで受けることができません。その上、技術領域的にソフトウェアとハードウェアの両面とともに、ネットワークなど幅広いため難易度も高いです。


同時に、試験も午前と午後2回ずつ、計4回であり、それぞれに合格する必要もあることから、しっかりとした勉強計画を練る必要があります。公式サイトに掲載されている過去問題に挑戦して自分の理解度を把握した上で、足りない部分の勉強時間も加味しつつ、余裕を持って計画しましょう。


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6.まとめ

今回はエンベデッドシステムスペシャリスト試験に関する基礎知識や詳細情報、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリット・デメリット、エンベデッドシステムスペシャリスト試験合格のための参考書の選び方や対策法についてお話ししました。


エンベデッドシステムスペシャリスト試験に挑戦し合格することで、組込み系エンジニアやIoT分野で活躍したい方に必要な基礎と応用力に関する知識を証明することができます。組込み系エンジニアとして新しいハードウェアやデバイスの開発をしてみたい、IoT、すなわち「モノのインターネット」の領域において、ものづくりエンジニアとして働きたいという方にもおすすめですのでぜひとも挑戦してみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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目次

1.エンベデッドシステムスペシャリスト試験に関する基礎知識

エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは

組込み系エンジニア及びIoTエンジニアについて

「エンベデッドシステムスペシャリスト 意味ない」と言われる理由

2.エンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題範囲

・午前Ⅰ

・午前Ⅱ

・午後Ⅰ/午後Ⅱ

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験者数・合格率・難易度

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の申し込み手順

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の有効期限

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強時間

3.エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリット

組込み系エンジニアの基礎と応用が身につく

物理的なデバイス開発のスキルを習得できる

IoT関連の求人や案件に挑戦しやすくなる

4.エンべデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリット

資格取得のための勉強時間の確保が大変

LinuxやPythonなどの習熟も必要

物理的に基盤を扱う技能も学ぶ必要がある

5.エンべデッドシステムスペシャリスト試験合格のための参考書の選び方や対策法

コストパフォーマンスの良い参考書の選び方

物理的な基盤やデバイスに触れるのもおすすめ

試験が年1回であることを踏まえて勉強計画を練る

6.まとめ