株式会社Branding Engineerは、ITエンジニア向けのサポート事業を幅広く展開している企業です。株式会社Branding Engineerのサービスを利用するにあたって、どんなサービスか気になっている人も多くいるのではないでしょうか。本記事では、株式会社Branding Engineerの会社概要や近年の業績推移、主なサービスとなどを幅広く紹介します。
特に以下の方については、この記事をご一読していただきたいです。
IT業界でのキャリアを考えている就職活動中の学生の方
Branding Engineerに興味を持っている転職希望者の方
エンジニアとしてスキルアップやキャリアチェンジを検討しているエンジニアの方
Branding Engineerの主なサービスについて知りたい方
目次
1.株式会社Branding Engineerの会社概要
引用元:https://b-engineer.co.jp/
株式会社Branding Engineerの概要 | |
---|---|
社名 | 株式会社Branding Engineer |
設立 | 2022年9月20日 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル6F |
従業員数 | 211名(2023年8月31日時点) |
電話番号 | 03-6416-5564 |
法人番号 | 6011001149902 |
株式会社Branding Engineerは、エンジニア向けの人材事業を中心に展開している企業です。フリーランスとして活躍しようとするエンジニアを支援するサービスを展開しています。
2020年7月には、東京証券取引所マザーズ市場(現:グロース市場)に新規上場しました。2023年6月にはホールディングス体制に移行し、社名を「株式会社TWOSTONE&Sons」に変更しています。
本記事では、株式会社TWOSTONE&Sonsのグループ会社としてエンジニアプラットフォームサービスを中心に手掛ける「株式会社Branding Engineer」について主に説明します。
近年の業績推移
株式会社Branding Engineer(株式会社TWOSTONE&Sons)の近年における業績の推移は、以下の通りです。
2019年8月 | 2020年8月 | 2021年8月 | 2022年8月 | 2023年8月 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高 | 2,819,764 | 3,110,686 | 4,266,552 | 6,574,425 | 7,104,136 |
経常利益 (千円) | 143,242 | 116,723 | 161,484 | 223,749 | 282,177 |
当期純利益 (千円) | 109,822 | 80,331 | 104,819 | 145,017 | 183,139 |
資本金 (千円) | 61,098 | 128,718 | 129,967 | 139,589 | 144,886 |
自己資本利益率 (%) | 44.1 | 19.1 | 18.9 | 21.0 | 30.9 |
引用元:株式会社TWOSTONE&Sons「2023年8月期有価証券報告書」
株式会社Branding Engineerの業績は2021年から2023年にかけて大きな成長を遂げています。2021年8月期の売上高は約42億円、2022年8月期には約65億円、2023年8月期には約71億円に達し、順調に利益を伸ばしていることが分かります。また、当期純利益も2021年の約1億円から2023年には約1.8億円に増加しています。自己資本利益率(ROE)は2023年に30.9%と高水準を維持しており、効率的な資本運用を示しています。
自己資本利益率(ROE)とは、株主が出資した資本(自己資本)に対して、企業がどれだけの利益を生み出したかを表すため、企業の収益性や株主資本の効率性を評価するために使われます。自己資本利益率(ROE)が高いほど企業が自己資本を効率的に活用して利益を上げていることを示します。
2.株式会社Branding Engineerの主なサービス
この章では、株式会社Branding Engineerが手掛けている主なサービスとして以下を紹介します。
<株式会社Branding Engineerの主なサービス>
Midworkss(ミッドワークス)
TechStars Agent(テックスターズエージェント)
tech boost(テックブースト)
Midworks
引用元:https://mid-works.com/
Midworks(ミッドワークス)は、Web系のフリーランスエンジニア案件を中心に紹介するフリーランスエージェントサービスです。
クライアントとフリーランスの橋渡し役として、契約に関する交渉や手続きなどのサポートを行います。案件数は10,000件以上と豊富にあり、そのうち非交換案件の割合は80%以上とMidworksでしか見つけられない案件が多数です。
年収が1,000万円を超える事例も多数あり、契約が途切れても60%まで報酬保証してくれます。その他にも以下の通りさまざまなサービスを提供しており、フリーランスの強い味方として多くのユーザーを獲得しているサービスです。
通勤交通費支給(上限3万円)
スキルアップのための書籍・イベント費用負担 (上限1万円)
福利厚生サービスリロクラブ&クラウド会計ソフトfreee 利用無料
専属税理士のご紹介や保険周りのサポート
Midworks(ミッドワークス)の詳細が気になる方はこちらから確認いただけます。
TechStars Agent
引用元:https://techstars.jp/lp/agent/
TechStars Agent(テックスターズエージェント)は、ITやWeb系、そしてゲーム業界に特化した専門エージェントサービスです。
テクノロジーに精通した経験豊富なコンサルが並走してくれて紹介企業数が1,300社(2023年8月時点)と豊富にあるので、自分に合った転職がしやすいと言えます。
丁寧なカウンセリングと進め方により、入社後短期離職率は0.45%(2018年7月〜2023年8月)と非常に低い数値を実現しています。フルリモートの案件も豊富に取り扱っており、働く場所に縛られない働き方の実現も可能です。
tech boost
引用元:https://tech-boost.jp/
tech boost(テックブースト)は、未経験からのフリーランスエンジニアへのチャレンジを応援するプログラミングスクールです。
現役エンジニアが講師を勤める実践的なコンテンツを多数用意しており、未経験からでも「現場で求められるエンジニア」を目指せます。プログラミングに関する講義や転職支援だけでなく、独立支援サービスとの連携やオリジナルWebアプリケーション作成など独自のサービスを多数提供している点が特徴的です。
2020年11月からは法人向けの研修プログラムもスタートさせており、企業のDX人材育成ニーズに対応しています。
3.株式会社Branding Engineerの特徴
この章では、株式会社Branding Engineerの特徴として以下の2点を紹介します。
<株式会社Branding Engineerの特徴>
ITエンジニア向けのマッチング・教育事業を展開している
ホールディングス体制に移行
ITエンジニア向けのマッチング・教育事業を展開している
株式会社Branding Engineerは、ITエンジニア向けのマッチング・教育事業に力を入れている企業です。
時代の流れに合った新たな働き方の創出やサポートを通じ、エンジニアが自身・社会の可能性を信じて価値を創出できる「未来実現のためのプラットフォーマー」を目指しています。
ホールディングス体制に移行
株式会社Branding Engineerは、2023年6月にホールディングス体制に移行しています。
IT人材不足が深刻化しつつある日本国内に貢献し、事業拡大を果たすためです。新会社の名前は「株式会社TWOSTONE&Sons」であり、株式会社Branding Engineerはエンジニアリングプラットフォーム事業を専門に扱うグループ会社として残っています。株式会社TWOSTONE&Sons全体でもそれまでの理念を守り、新たな社員の採用や次世代の起業家の輩出に力を入れています。
4.株式会社Branding Engineerの口コミ・評判
ここでは、株式会社Branding Engineerの口コミ・評判について、良いものと悪いものの両方を紹介します。
株式会社Branding Engineerの良い口コミ・評判
すみません、今気がつきました。。。 エージェントを使うのであれば個人的にギークスかミッドワークスが他のエージェントより高い単価引き出してくれる印象です。 もしよければ紹介出すのでご連絡ください!(お互いに紹介料でます) 引用元:X(旧Twitter) |
大手エージェントではフリーランスでも福利厚生があったりします。福利厚生にこだわる方はレバテックかミッドワークスあたりがおすすめ。 引用元:X(旧Twitter) |
株式会社Branding Engineerに関する良い口コミ・評判としては、上記の通り中心サービスの1つである「Midworks」に関するものが多くありました。
「Midworksでは高単価の案件を紹介してもらいやすい」「福利厚生もMidworksでは充実している」など、待遇面に魅力を感じて利用している人が多いと考えられます。
テックブーストの説明会に行ったけど国の助成金使ってJava教えてるのはうちだけってJava習うなら1択じゃん。 教室利用があればよかったんだけど…。 テックブーストのTwitterってそんなに見かけないけどテックブーストに行ってる方が居たら情報ほしいです。 引用元:X(旧Twitter) |
未経験からのエンジニア転職に絶対に挫折したくないなら、受講生全員にはじめての副業で確実に稼ぎたいなら、とても丁寧な指導を受けられると評判の高いテックブーストが圧倒的におすすめなの・。・
引用元:X(旧Twitter) |
また、上記のようにプログラミングスクール「tech boost」に対する良い口コミ・評判も多く見られました。tech boostの指導の質やプログラムなどが他のサービスよりも優れていると感じている利用者が多いようです。
株式会社Branding Engineerの悪い口コミ・評判
ミッドワークスさん
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ミッドワークス書いてることと全然違った。 引用元:X(旧Twitter) |
ミッドワークス1年ぶりの引き継ぎ担当者からのあいさつ。
引用元:X(旧Twitter) |
株式会社Branding Engineerの悪い口コミ・評判としては、上記の通りサポート体制や対応の悪さに関するものが多く見受けられました。イメージとしては、連絡タイミングや内容に対して悪い印象を持っている人がいっていするいるようです。
ただし、こうした口コミは株式会社Branding Engineerだけに見られるものではなく、一般的にはどのサービスにも一定割合で見受けられるものだと考えられます。担当者との相性もあるとは思われるため、問題を感じたら運営元に話をするスタンスも重要でしょう。
6.株式会社Branding Engineerと類似のサービスを展開している競合企業
ここでは、株式会社Branding Engineerと類似のサービスを展開している競合企業として以下の3社を紹介します。
<株式会社Branding Engineerと類似のサービスを展開している競合企業例>
レバレジーズ株式会社
ランサーズ株式会社
株式会社Hajimari
レバレジーズ株式会社
レバレジーズ株式会社は、大手フリーランスエージェントサービスであるレバテックフリーランスを運営している企業です。
レバテックフリーランスは業界認知度が高く、登録者数もトップクラスのサービスだと言えます。扱っている案件数も多く、選択肢の範囲が広い点は大きな特徴です。レバレジーズ株式会社はIT以外に医療の分野においても業界トップクラスのサービス「レバウェル」を保有するなど、創業18年で年商1,000億円規模になっている急成長中ベンチャーです。
ランサーズ株式会社
ランサーズ株式会社は、国内最大級の大手クラウドソーシングサービス「Lances(ランサーズ)」を運営している企業です。
保有している案件の90%がリモートワークであり、週5日のフルコミット案件から週3日の比較的ライトな案件までさまざまな案件を提供しています。
また、国内最大級の規模を活かして大手からの直受け案件を多く取り扱うことで、高単価を実現していることも注目Pointです。「Lances」以外にもフリーランスエージェントサービス「LancersAgent(ランサーズエージェント)」といったサービスを展開しています。
なお、LancersAgent(ランサーズエージェント)はITエンジニアを中心としたデザイナーやマーケター、PM/PMOなど多様な職種のフリーランス求人・案件を取り扱っており、100%エンド、元請け直案件により、高単価を実現しているフリーランスエージェントです。
株式会社Hajimari
株式会社Hajimariは、幅広い種類の人材支援サービス・マッチングサービスを手掛けている人材サービス企業です。
IT企業家やフリーランスの仕事紹介サービス「ITPRO PARTNERS」や社外メンター紹介サービス「Mentor PRO PARTNERS」など、幅広いサービスを運営しています。自立した人材を増やすことを大きな目的としており、社会貢献だけでなく自分自身の成長も求める人材には魅力的でしょう。
近年では毎年右肩上がりで売り上げを伸ばしており、今後のサービス展開にも大注目の企業です。
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7.まとめ
株式会社Branding Engineerは、エンジニア向けの人材事業を中心に展開している企業です。Web系のエンジニア職案件を中心に扱う人材派遣プラットフォーム「Midworks」をはじめとして、フリーランスエンジニアをサポートするさまざまなサービスを提供しています。2023年6月にはホールディングス体制に移行しており、今後もさまざまな展開が期待されるでしょう。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。