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ココナラの口コミ/評判って?出品サービスの実情や登録方法、稼ぐコツ、将来性を解説!【2024年8月】

公開日:2024/08/02最終更新日:2024/08/09

働き方改革の促進や副業が解禁したことにより、副業・フリーランスを行う方は多いのではないでしょうか。

その中でもクラウドソーシングサービスややシェアリングサービスの出現は、副業・フリーランス人口をより促進させているものの1つです。

そんな今回は株式会社ココナラが運営するスキルシェアサービスの「ココナラ」について解説していきます。


具体的にはクラウドソーシングやシェアリングサービスという仕事の説明をはじめとし、ココナラの仕事やサービス、システム手数料などココナラの基本的な概要、ココナラの良い悪い評判・口コミ、メリットデメリット、ココナラの登録方法、株式会社ココナラとシェアリングサービス市場の将来性など様々な観点から解説します。


「ココナラ」の基本概要から評判、登録方法、シェアリング市場の将来性まで詳しく解説

今回のココナラの記事を特にご一読していただきたい方

ココナラはどんな仕事・サービスがあるのかを知りたい方

ココナラを実際に利用した際の評判・口コミが気になる方

ココナラを効率よく活用したい方

ココナラやココナラなどの利用を今後検討している方

クラウドソーシングサービスに興味/関心がある方

・シェアリングサービスに興味/関心がある方

フリーランス、副業、複業に興味/関心がある方

自分のスキルで報酬を得たい方

1.ココナラの基本情報

まず、ココナラの基本情報について解説していきます。

その前にシェアリングサービスやクラウドソーシングサービスについて解説していきます。

将来的にフリーランス、副業、複業を検討している方はぜひ理解しておくと良いでしょう。

シェアリングサービスの仕事とは?

シェアリングサービスとは個人や企業などが有する資産(スキルや時間などの無形資産を含む)を共有したり、個人間で貸し借りを行う際に仲介を行うサービスを指します。


シェアリングサービスの仕事は自分の持っている資産やスキル、時間などを他人やクライアントに提供し、代わりに報酬を得るという仕組みです。

また、上記のような経済の動きをシェアリングエコノミーと呼びます。


シェアリングサービスの代表例としてココナラが挙げられますが、Airbnbやメルカリ、ラクマ、ラクサス、Uber eats、CAMPFIRE、クラウドワークス、ランサーズなども代表的であり、一度はどこかで聞いたことあるサービスが多いでしょう。


シェアリングエコノミーの市場動向を見てみましょう。

2023年1月、シェアリングエコノミー協会と株式会社情報通信総合研究所の共同で実施された日本のシェアリングサービスに関する市場調査によると、2022年度シェアリングエコノミーの市場規模がコロナ禍で過去最大規模となる「2兆6,158億円」となり、2032年度には最大「15兆1,165億円」に拡大することが分かりました。

さらに世界でのシェアリングエコノミー市場動向を見てみると、2023年の市場規模は約1581億ドルに達し、2032年には約1兆9766億ドル(CAGR32.4%)に達すると予測されています。

シェアリングサービスが今後も拡大する可能性は非常に高いでしょう。

クラウドソーシングの仕事とは?

クラウドソーシング(crowdsourcing)とは、群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語であり、インターネットを活用して不特定多数の人に業務を委託する仕事です。

クラウドソーシングはインターネットの特性を最大限活かし、会社員や主婦、学生などスキマ時間に気軽に出来る仕事・案件から、専門知識やスキルを持ったフリーランスの方が行う仕事・案件まで様々です。


つまり、クラウドソーシングの仕事は発注者(クライアント)側が仕事内容や納期を決定し、受注者(ワーカー)側は引き受けた仕事を納期までに完了させ、成果に対して報酬を受け取るという仕組みです。

なお、2016年に矢野経済研究所より発表されたクラウドソーシングサービス市場によると、2020年度は2950億円になるとの予測です。

ココナラでの仕事やサービス

ココナラでの仕事やサービスはどのようなものがあるのか解説していきます。


株式会社ココナラは2012年に設立された登録ユーザー数約423万人、累計取引件数480万件以上、サービス出品数は約79.1万件のココナラ(国内最大手スキルシェアサービス)を提供している企業です。

ココナラの仕事カテゴリーは450種類以上あります。

スキルマーケット「ココナラ」の運営・開発している株式会社ココナラは「ココナラ」以外にも弁護士相談サイト「ココナラ法律相談」の運営・開発や 対面サービスのマーケット「ココナラミーツ」の運営・開発の事業にも取り組んでいます。

株式会社ココナラは2021年3月19日、東証マザーズに上場しています。


取り扱っている(出品されている)カテゴリーは以下です。

  • イラスト・漫画

  • デザイン

  • Webサイト制作・Webデザイン

  • 動画・アニメーション・撮影

  • マーケティング・Web集客

  • ビジネス代行・アシスタント

  • 音楽・ナレーション

  • IT・プログラミング・開発

  • ライティング・翻訳

  • コンサルティング・士業

  • AI

  • 占い

  • 悩み相談・恋愛相談・話し相手

  • 学習・就職・資格・コーチング

  • 住まい・美容・生活・趣味

  • オンラインレッスン・アドバイス

  • ハンドメイド・グッズ

  • 出張撮影・出張サービス

  • マネー・副業・アフィリエイト


ココナラのシステム手数料

ココナラのシステム手数料について解説していきます。


ココナラを活用する際に気をつけていただきたいのはシステム手数料です。


ココナラにシステム手数料を支払うため、システム手数料を理解してないと、購入時や出品(販売)時に「あれ?想像していたのと全然違う・・・」となってしまいます。

そのため必ず理解しておきましょう。


まず、購入者側のシステム手数料について見ていきましょう。


購入者はサービス手数料5.5%が掛かります。


※ビデオチャットサービス・見積り相談経由のサービス・公開依頼経由のサービス・有料ブログでもサービス手数料がかかります。電話相談サービスは対象外です。

ただしサービスと有料オプションを同時に決済する場合は、そのお支払い合計金額に手数料がかかるのではなく、それぞれに手数料をかけたものが合計されます。


以下例を見てみましょう。


【購入者側】

<10,000円のサービス購入後、500円の有料オプションを2回購入した場合>


合計は11,606円掛かります。

  <内訳>

サービス:​​10,000円

サービス手数料:550円 (サービスに手数料5.5%がかかる)


有料オプション:500円

サービス手数料:28円 (有料オプションに手数料5.5%がかかる)


有料オプション:500円

サービス手数料:28円 (有料オプションに手数料5.5%がかかる)


次に出品(販売)者側のシステム手数料についてみていきましょう。

出品(販売)者はトークルームの取引完了時、出品(販売)時の手数料22%をかけた額を差し引かれます。


以下例を見てみましょう。

<販売総額125,000円のトークルームの場合>


合計:97,500円の報酬であり、27,500円のシステム手数料が掛かります。

<内訳>

手数料と売上金額

125,000円(販売金額)-125,000円(販売金額)×0.2(手数料率)×1.1(税率)=97,500円


※出品(販売)時の手数料がかかる対象は、同一のトークルーム内で購入者より支払われたサービス価格、有料オプション 、おひねり(いずれもサービス手数料を除く)です。


※販売時の手数料に対して消費税10%がかかります(販売時の手数料20%×1.1=税込手数料22%)


※おひねり(追加支払い)は、トークルームでのやり取りの途中で追加料金を支払える機能です。

例えば、やり取りの中で出品(販売)者に追加の作業をお願いする際、ニーズに合う有料オプションがない場合に、出品(販売)者と合意した金額の支払い手段として利用できます。


おひねり(追加支払い)の決済方法は、クレジットカード、キャリア決済(決済手数料:100円)、Apple Pay、ポイントなどが選択でき、1回の決済で100~99,999円の範囲で支払えます。

ココナラ独自のランク認定制度

ココナラでは、ココナラ内での販売実績や購入者の満足度が高い出品(販売)者をココナラ独自の基準で評価し、ランク認定しています。

出品(販売)者ランクの種類は「レギュラー」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の5ランク存在しており、ランクアップすることにより信頼度が向上します。

・レギュラーの場合

条件(販売実績)を達成した場合にランクアップします。一度ランクアップするとランクダウンすることはありません。


・ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの場合

毎月1日時点で基準を満たしたランクに変更されます。

ただし、各ランクの条件を満たしていない場合は、ランクダウンしますのでご注意しましょう。


ランクアップの条件を満たしていればレギュラーからゴールドやプラチナに飛び級することも可能です。

ランクアップすることにより、購入者からの信頼度も高くなり、その分高報酬の獲得も可能ですので、ココナラを活用している方はぜひランクアップを狙っていきましょう。

2.ココナラの良い評判・口コミ

この章ではココナラの良い評判・口コミについて解説していきます。

実際のココナラ利用者の声ですので、特にココナラの活用を検討されている購入者や出品(販売)者は参考にしてみましょう。

ココナラの福利厚生でリロクラブのクラブオフが使えるらしい。

なんか良いクーポンないかな。


ほしいも@ITエンジニア @hoshiimo_se 2024年7月1日

ココナラにて一件納品

これまで対応したことがない全く新規の技術案件

中々の難案件だったが、おかげで新たな技術を獲得に成功。

「やったことがないから断る」は技術者としてのただの言い訳。

#ココナラ

いき(2/24発売 Excel VBA超効率化テクニック@技術評論社) @aero_iki 2024年7月2日

ココナラではまず、商品で選ばれます

だから、初心者でも勝ちやすい


そして、買ってくれた人に価値提供すれば、自分のファンになってくれて、新商品だすとリピートで何人か買ってくれる


この流れ作れたら自動化完成です


豊臣家@ココナラから始めて月収62万円の20代 @toyotomi_11_24 2021年7月18日

ココナラはスキルシェアサービスであり、未経験や初心者でも受注できたことや出品者に対して福利厚生があることなどの良い評判・口コミが多く見受けられました。

また、自分の工夫次第ではしっかり仕組み作りができることの評判・口コミも見受けられました。

3.ココナラの悪い評判・口コミ

この章ではココナラの悪い評判・口コミについて解説していきます。


ココナラなどのシェアリングサービスやクラウドソーシングサービスは購入者や出品(販売)者、お互いに顔が見えないことも多くトラブルもいくつかあるでしょう。

実際の評判・口コミを知っていただく事で、今後気を付けておくべきことや仕事・案件を受注する際の注意点として参考にしてください。

ココナラ使うのまじやめた方がいい


スキル販売で稼いでたけど、突然利益(20万円)没収された


理由を問いただしたら、購入者に同一アドレスから暴言が送られてるとのこと。


何のことかわからんから質問しても返信なし


調べたら年間2億の赤字企業


どうみても金が欲しくてぶんどってる

今年葉山に引っ越すフェリスちゃん♪ @ferris_chan11 2024年3月23日

ココナラ手数料バカ高いからやめた方がいいよ

ろでぃ🖐✳︎🤚 @ro_dy42 2023年1月19日

ココナラを通じてクリエイターに制作を依頼しましたが、期待に沿わない成果物が納品されました。料金は既に支払済みでしたが、ココナラのサポートは当事者間での解決を求めるのみで、問題解決に向けた具体的な対応はありませんでした。このような経験から、今後ココナラのサービスの利用は控えることにしました。


悪い評判・口コミは出品者や購入者に関することやココナラ自体の手数料について見受けられました。

ココナラは登録者も多く、また個々でのやり取りであるため、ある一定数上記のような評判・口コミはあることがわかりました。

ココナラについて良い/悪い評判・口コミの両面をお伝えいたしました。

今後ココナラを活用される方はこれら評判・口コミを参考いただきたいと同時に、評判・口コミを全て鵜呑みにするのではなく、自分で情報を調べ参考にしましょう。

4.ココナラで仕事・案件を受注するメリット

この章ではココナラで購入や出品(販売)するメリットについて解説します。

自身で情報の取捨選択をしていただき、ココナラを効率良く利用しましょう。

・サービス数が豊富

ココナラを活用するメリットとしてサービス数が豊富であることが挙げられます。

ココナラでは実際に862,429件、出品中のサービスがありました。(2024年7月時点)

ココナラは最大級のシェアリングサービスだけあって、やはりサービスの種類やサービス数が豊富であり、自分が購入したいサービスが見つかる可能性が高いでしょう。

出品(販売)者になる際も、豊富なカテゴリーやサービスがあるので、自分のスキルなどに対して価値を付けやすいです。

また、PRO認定、人気のご利用シーン、おすすめサービス、おすすめユーザーなど様々な条件で絞り込みができるため、自分が希望しているサービスやカテゴリーがあるのか簡単に発見できます。

・誰でも出品者や購入者になれる

ココナラを活用するメリットとして・誰でも出品者や購入者になれることが挙げられます。

得意や自身のスキルは販売するため、どのようなサービスでも販売することが出来ます。

クラウドワークスやランサーズのクラウドソーシングサービスでは取り扱っていない、占いやイラスト、恋愛相談、カウンセリングなど、自分が得意なことがあればそれが報酬になります。

・リモートや副業を始めるには最適

ココナラを活用するメリットとして・リモートや副業を始めるには最適であることが挙げられます。

ココナラにはWebライティング、イラスト・漫画、動画編集/撮影、Webサイト制作/Webデザイン、システム/アプリ開発、SNSマーケティングなど多様なカテゴリーがあります。

時間や場所を気にせず、テキストやビデオチャットにてやりとりが可能です。購入・販売の際のお金のやりとりはココナラが仲介するので面倒な手続きは不要です。


なお、2024年3月、ココナラが発表した23年度「ビジネスニーズ成長率ランキング」では、「1位 AI・機械学習」「2位 人事・労務の相談・代行」「3位 オンラインアシスタント」「4位 CRMマーケティング・ツール」「5位 ITサポート・コンサル」となっております。

以前(2020年5月)、株式会社ココナラが調査した結果によると、ココナラをビジネスで利用したカテゴリは1位「デザイン」2位「イラスト・似顔絵・漫画」3位「動画・写真・画像」4位「Webサイト制作・Webデザイン」5位「IT・プログラミング」です。

たった4年でビジネスで利用するカテゴリーが大きく変化したことを考慮すると、副業などを始める際は現状の市場動向をまず調査することをおすすめします。

・専門性が高いと高報酬になりやすい

ココナラを活用するメリットとして、専門性が高いと高報酬になりやすいことが挙げられます。

特に平均的に報酬(購入価格)が高いのはシステム開発やアプリ開発などです。

システム開発やアプリ開発は専門性が高くかつ、現状IT人材が不足していることもあり高報酬になりやすいです。個人間でやり取りをすることが多いため、クライアントと堅いやり取りが苦手という方にはココナラは適しているのかもしれません。

しかしシステム開発経験があるエンジニアの場合、フリーランスエンジニアとして活動をした方が高報酬を獲得しやすいかもしれません。

・ココナラクラブオフ制度がある

ココナラを活用するメリットとして、ココナラクラブオフ制度があることが挙げられます。

ココナラクラブオフとは、旅行・レジャー・グルメなど全国の20万以上の施設で「ココナラクラブオフ会員の方限定」で優待が受けられる、福利厚生プランです。


以下のようなサポートを受けることができます。(一部抜粋)

  • 育児介護サービス

  • スポーツ・フィットネス

  • 食事・グルメ

  • 旅行優待

  • レジャー

  • エンタメ

  • ショッピング

  • 美容・ビューティ

ココナラクラブオフの利用条件についてはココナラ登録会員かつ以下条件を満たしている方です。

また一度利用権利を獲得すると、更新月より3ヶ月間無料で「ココナラクラブオフ」の利用が可能です。

  • 直近3ヶ月間の累計販売額が10,000円以上の出品(販売)者

  • 直近3ヶ月間の累計購入額が15,000円以上の購入者

福利厚生が利用できるプラットフォームはあまりないためフリーランス・副業の方はぜひ活用を検討してみましょう。

5.ココナラで仕事・案件を獲得するデメリット

この章ではココナラで購入や出品(販売)するメリットについて解説します。

自身で情報の取捨選択をしていただき、ココナラを効率良く利用しましょう。

・高報酬の獲得には専門知識が必要

ココナラを活用するデメリットとして高報酬の獲得には専門知識が必要であることが挙げられます。

メリットでも先述致しましたが、高報酬を得やすいのは専門性の高いサービスなどです。

そのためシステム開発/アプリ開発やデザイン関連などは高く、比較的他多数が持っているスキル(相談関連)やデータ入力や文字起こしなど時間の販売などは供給の方が上回っているため安価です。

つまり、ココナラで高報酬を獲得するには専門性が必要です。

・稼げていない人も多い

ココナラを活用するデメリットとして稼げていない人も多いことが挙げられます。

データ入力や文字起こし、恋愛相談やライフスタイル・エンタメなどは参入障壁が低いため、出品(販売)者数も多いです。

上記スキルを使用してココナラで高報酬を得ることは非常に難しく、自身が思っている以上に稼げてないでしょう。

フリーランスや副業で稼ぎたい/稼ぐ力を身に付けたい方はココナラだけでなく、複数類似サービスに登録し自分が受注できる案件の選択肢を増やすことをおすすめします。

複数のクラウドソーシングサービスを含むITサービスを利用することにより、客観的な視点で物事を捉えることができ、また市場価格が理解できます。

・システム手数料が高い

ココナラを活用するデメリットとしてシステム手数料が高いことが挙げられます。

ココナラのシステム手数料については先述しましたが、出品(販売)者と購入者の双方に発生します。


慣れてしまえばあまり気にならないかと思いますが、やはり高いと感じる方は多いでしょう。

ココナラの活用にあたってシステム手数料を支払いたくない方はSNSなどを活用し、自分でフリーランス・副業として活躍するために営業をしてみても良いかもしれません。ただし、自分で営業を行う際の直接取引にはリスクも伴うため、信頼関係の構築や契約書の作成など、自己防衛策を講じることが重要です。

6.ココナラって初心者でも出品(販売)できる?

ココナラは初心者でも出品(販売)ができます。

ランサーズやクラウドワークスよりも恋愛/人生相談、占いなど個人で活躍できるカテゴリーが豊富であり参入障壁は低いでしょう。

ココナラで人気のカテゴリーはイラスト・漫画、デザイン、Webサイト制作、動画・アニメーション、マーケティング・Web集客、ビジネス代行・アシスタント、音楽・ナレーション、占いです。

上記カテゴリーはフリーランス・副業に挑戦する方にも人気で始める方も多いため、ぜひ興味/関心がある方は挑戦してみましょう。

初めてココナラへ出品する際は、自分のスキルや経験を客観的に評価し、競合との差別化ポイントを明確にすることが重要です。また、低価格から始めて徐々に評価を積み上げていく戦略も効果的です。丁寧な対応と質の高いサービス提供を心がけ、リピーターを増やすことで、安定した収入につながります。

7.ココナラで稼ぐコツ

この章ではココナラで稼ぐコツを解説します。

ココナラを含むクラウドソーシングサービスは相手の顔や表情が見えないことがメリットでもありデメリットです。そのため、いくつか気をつけておくべきポイントを抑えるだけで稼げるようになります。

ぜひココナラで稼ぎたいと思っている人はこの章を参考にしていただけますと幸いです。

ココナラで稼ぐコツ①:評価・実績を積み上げる

ココナラで稼ぐコツとして評価・実績を積み上げましょう。

特に出品し始めたばかりでは、実績がない状態ですので、すぐに依頼は届きません。

そこでまずすぐに高額収入を目指すのではなく、お客様からの評価を積極的に集められるように公開依頼で実績を増やしましょう。

また、サービスの販売実績は検索順位の獲得に影響するため、最初は相場よりも安い値段で依頼を受けることもおすすめです。

多くのユーザーは実績の多さや購入者の口コミを参考に購入を検討しています。

そのため少しずつ評価実績が増えてくれば、新たな購入者を獲得しやすく稼げるようになります。

ココナラで稼ぐコツ②:プロフィールに力を入れよう

ココナラで稼ぐコツとしてプロフィールに力を入れましょう。

多くのユーザーは、出品者を選ぶ際にプロフィールページを重視しています。

そのため、独自性のあるプロフィールを作ることが重要です。

「印象的なアイコン写真を使用する」「信頼性の高い情報を明確に提示する」など購入者側に信頼されるようにプロフィール作成を行いましょう。

独自性と専門性を強調し、他の提供者との差別化を図ることが、ココナラで稼ぐコツです。

ココナラで稼ぐコツ③:出品者ランクを上げる

ココナラで稼ぐコツは出品者ランクを上げることです。

出品者ランクはレギュラーからプラチナまでありますが、プラチナを目指しましょう。

実績や評価を上げかつプロフィールに力を入れることで、検索順位が上がり仕事が増えます。

仕事が増加することで最終的に出品者ランクが上がりますので、1つ1つ丁寧にしっかりと続けていきましょう。

ココナラで稼ぐコツ④:スキル向上を意識する

ココナラで稼ぐコツはスキル向上を意識することです。継続的なスキルアップは、ココナラを通して稼ぐ上で不可欠です。

常に最新のトレンドや技術を学び、自己研鑽に励むことで、提供するサービスの質を高められます。また、購入者からのフィードバックを真摯に受け止め、改善点を見出すことも重要です。

新しいスキルを習得したり、既存のスキルを深めたりすることで、より高度なサービスを提供できるようになり、結果として高単価の案件を獲得しやすくなります。

競争の激しいココナラ市場で差別化を図るには、常に自己成長を意識し続けることが鍵となるでしょう。

8.ココナラの登録方法

この章では、ココナラの登録方法について解説します。

60秒ほどでカンタン登録が出来るため、興味のある方はぜひ登録をしてみましょう。


【メールアドレスでの登録方法】

  1. ココナラのトップページ内にある「会員登録」をクリックし、登録メールアドレスを入力します。

    ※Gmail、Yahooメール、Facebook、Appleのアカウントを持っている方はアカウント連携をすると簡単に登録出来ます。

  2. 登録メールアドレスの確認でココナラよりメールが届きますのでメール文面内URLをクリック

  3. 「主な登録目的」「個人・法人」を回答した後、基本情報を入力しましょう。

    「パスワード」「氏名」「生年月日」「都道府県」「性別」「登録目的」「利用シーン」

  4. 気になるカテゴリを3つ選択と内3つの中で一番興味のあるカテゴリを選択

  5. ユーザー名を設定し、完了

    ※「主な登録目的」で「発注者側」「受注側」の選択がありますが、

    登録後「発注モード」「受注モード」でどちら側でもなれます。

9.ココナラで出品サービスを購入されやすくする施策

この章ではココナラに出品したサービスを購入されやすくする施策をお伝えします。

ココナラ内で出品したサービスを購入されやすくするには、プロフィールなどの個人ページを充実させることです。

それぞれの項目別に入力する内容や注意点、注力すべきポイントに絞り解説していきます。

サービスを出品する前にユーザー情報がしっかりと入力しているか確認をしましょう。

出品サービスを丁寧に記載してもユーザー情報が記載されていない場合、信頼性に欠けるため不審がる購入者も一定数おります。そのため、埋められる項目は全て記載しましょう。


購入者ダッシュボード内の「サービス出品」をクリックし「個人」または「法人」を選択しましょう。


サービス出品は「通常サービス」「電話相談サービス」「ビデオチャットサービス」

今回は通常サービスについてお伝えします。

電話相談サービスを出品する方はこちらをご覧ください。

また、ビデオチャットサービスを出品する方はこちらをご覧ください。


【サービスの出品・編集】


・カテゴリ(必須)

自身が出品するカテゴリを選択しましょう。

例えば記事作成を出品したい場合は「ライティング・翻訳」→「記事・Webコンテンツ作成」


・サービスタイトル(必須)

出品するサービスタイトルを入力します。

「どんな特徴があるサービスなのか」「何をしてくれるのか」を意識して、25字以内でシンプルな文章を入力しましょう。

思いつかない場合は、自身が出品するサービスと類似している既存出品サービスを参考にしましょう。また、生成AIに文章を考えてもらう方法でも良いでしょう。


・タイトル補足説明(キャッチコピー)(必須)

15〜30字以内で自身の出品するサービスの特徴が購入者に伝わるような文章を入力しましょう。

思いつかない場合は、サービスタイトル同様自身の出品するサービスと類似している既存出品サービスを参考にするもしくは生成AIに文章を考えてもらいましょう。


・サービス内容(必須)

1,000字以内でサービス内容、カテゴリ、サービス価格、購入にあたってのお願い等を購入者に伝わりやすい文章で入力しましょう。

思いつかない場合は、「AIが入力を補助(β版)」機能がありますので活用すると効率的です。

自身のサービスの特徴を最大で5つ入力し、自己紹介文を入力することで生成AIが自動的にサービス紹介、サービスの特徴、流れの文章を生成してくれます。


・サービス価格/予想お届け日数(必須)

出品するサービスの価格と日数を記載しましょう。

適当な価格や日数が分からない場合は、自身の出品するサービスと類似している既存出品サービスを参考に価格や日数を決めましょう。

・有料オプション(任意)

有料オプションとは、基本サービスに付随する追加サービスの販売機能です。

例えば、以下のようにオプションをつけることができます。

オプションA(500円):質問◯回まで可能です

オプションB(1,000円):調査項目◯つ追加します

オプションC(2,000円):見出し項目作成します


・購入にあたってのお願い(必須)

購入者に関するお願いや出品者ができること・できないことなどを記載しましょう。


・よくある質問(任意)

初めて出品する方は質問事項が分からないので、既存の出品サービスを参考にいくつか質問を記載しましょう。


・画像(任意)

最大10件画像を載せることができます。出品サービスに適している画像を載せましょう。

デザインなどの方は納品物の画像を載せると購入者側のイメージがより湧きやすいでしょう。

なお、YouTubeなどの動画も10件載せることが可能です。

10.株式会社ココナラの将来性とクラウドソーシングサービスの展望

この章では株式会社ココナラの将来性とクラウドソーシングサービスの展望について解説します。


早速、株式会社ココナラの業績を見ていきましょう。

株式会社ココナラの直近2年の子会社を合わせた株式会社ココナラにおける2022年8月~2023年8月の売上高、利益は以下のように推移しています。なお、第11期より連結財務諸表を作成しているため、2022年以前の記載はありません。

 

第11期

2022年8月

第12期

2023年8月

売上高(千円)

3,837,213

4,679,023

経常利益又は経常損失(千円)

△511,269

△168,277

当期純利益(△当期純損失)(千円)

​​△494,355

△75,899

資本金(千円)

1,221,560

1,238,686

(参考:2023年8月期 有価証券報告書

株式会社ココナラは、オンラインプラットフォームを通じてスキルシェアリングサービスを提供する企業であり、2023年度の決算資料では、同社の経営状況は堅調に推移しています。

2023年度の売上高は4,679百万円で、ユーザー数とサービス出品数の増加により前年から21.9%の増加を記録しています。Non-GAAP営業利益は29百万円となり、前年の-501百万円から大幅に改善されました。

ARPPU(有料ユーザー一人当たりの売上額)は前年比で7%増加し、キャンセル率は1.1%と低水準を維持しています。


今後の株式会社ココナラの成長をみてみると、国内市場でのシェア拡大を目指しマーケティング活動を強化していくとのことです。

特にテレビCMやSNS広告を活用して認知度を高め、新規ユーザーの獲得に注力すること、また既存ユーザーのエンゲージメントを高めるために、プラットフォームの機能強化とユーザー体験の向上を図るとのことです。

さらに、AIを活用したマッチング精度の向上やユーザーサポートの自動化などAI技術の導入により、ユーザーが求めるサービスをより迅速かつ正確に提供することを目指しています。


全体として、ココナラ株式会社は持続的な成長を実現しつつ、堅実な財務基盤を維持していると言えます。

2023年度の売上高は前年から21.9%増加し、営業利益も大幅に改善されています。

今後も国内市場でのシェア拡大、海外市場への進出、AI技術の導入、新規事業の立ち上げなどを通じて、さらなる成長が期待できるでしょう。これらの戦略により、ココナラは収益基盤を強化し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。


さて、株式会社ココナラの将来性も考慮した上でのシェアリングサービス市場全体の今後の展望を解説していきましょう。

今後もシェアリングサービスは発展し続ける可能性が高いでしょう。

その理由として、シェアリングサービス(シェアリングエコノミー)市場自体の拡大や社会全体が昔よりも個々のスキルを重要視し始めている点です。


まず、シェアリングサービス(シェアリングエコノミー)市場の拡大について見ていきましょう。

2020年12月に株式会社情報通信総合研究所より発表された調査結果によると、この市場は2030年までに7兆4,719億円に成長する見込みです。

また、新型コロナウイルスによる不安や認知度の低さといった課題が解決されれば、同年には14兆1,526億円にまで拡大するとの予測もあります。


シェアリングエコノミーは供給不足の解消や潜在的な需要の開発、周辺ビジネスの拡大など多大な経済効果が期待されています。

しかし、その経済効果を最大化するためには、新型コロナウイルスの影響への対応、既存産業や市場への配慮、補償制度や法律の整備、取引に関わる人の信頼性の確保などが求められます。


次に、社会全体が個々のスキルを重視し始めている点について見ていきましょう。

高齢化による労働人口の減少や企業間のグローバル競争の激化、生成AIの台頭など様々な要因が重なり、労働環境や意識は変化しています。企業はテレワークやリモートワークの普及に伴い、評価基準や採用方法の再検討を進め、従来のメンバーシップ型からジョブ型への移行が進んでいます。


上記を鑑みると現代の働き方を支えるシェアリングエコノミーやクラウドソーシングサービス市場は今後も拡大していくでしょう。最大級のスキルシェアサービスである「ココナラ」も相対的に需要が伸び続けると期待されます。

11.ココナラテックとは

ココナラテック(旧ココナラエージェント)は、株式会社ココナラによって運営されているITエンジニアを中心としたデザイナーやマーケター、PM/PMO、PdMなど多様な職種のフリーランス求人・案件を取り扱っているフリーランスエージェントです。

ココナラテックは保有案件の95%以上がフルリモートを含むリモート案件であることや100%直請け求人・案件のため高単価を実現していること、支払いサイトが15日サイトであることなどの特長があります。


ココナラテックが取り扱っている具体的な職種はフロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、モバイルアプリエンジニア、インフラエンジニア、PM/PMO、そしてWebデザイナー、Webディレクターといったエンジニアからクリエイティブ職種です。

また、技術面ではJavaやJavaScript、TypeScript、PHP、Python、Swift、Kotlin、そしてAWS、Microsoft Azure、Tableau、PhotoShop/Illustratorなどの開発言語や技術、ツールを扱うフリーランス求人・案件が充実しています。

株式会社ココナラは近年、IT人材の業務委託エージェント事業に注力しています。2023年6月には「フューチャリズム」を運営するポートエンジニアリング株式会社を、2024年5月には「furien」を運営するアン・コンサルティング株式会社をそれぞれ子会社化しています。

現在、IT人材不足が深刻化する中、企業のDX需要の増加や生成AI技術の台頭により、業務委託人材の市場が拡大しています。このような市場環境を背景に、株式会社ココナラは今後もココナラテック事業の拡大に注力していくと予想されます。

ITエンジニアに興味がある方やフリーランスエージェントの活用を検討しているエンジニアはぜひ以下より詳細をご覧ください。


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12.まとめ

今回は株式会社ココナラが運営するスキルシェアサービスの「ココナラ」について、シェアリングサービスやクラウドソーシングという仕事の説明をはじめとし、ココナラの仕事やサービス、システム手数料などココナラの基本的な概要、ココナラの良い悪い評判・口コミ、メリットデメリット、ココナラの登録方法、株式会社ココナラとシェアリングサービス市場の将来性など様々な観点から解説しました。


どんな方でも利用でき、自分が持っているスキルで活躍できるチャンスがあることがココナラの最大の良さではないでしょうか。


悪い評判・口コミに関してどんな企業が提供しているサービスでも一定数は存在します。悪い評判・口コミを鵜呑みにするのではなく、一度自分で登録して活用して判断することをおすすめします。


フリーランス、副業、複業を始められる方はココナラやクラウドワークス、ランサーズなど複数のITサービスを活用すると、客観的な視点で自分を見れるだけでなく、適しているプラットフォームが見つかるでしょう。


ココナラは多様なスキルを活かせるプラットフォームとして、フリーランスや副業を考える人々に新たな可能性を提供しています。自分の適性を見極めるためにも、ココナラを含む複数のサービスを実際に試してみることをおすすめします。自己の可能性を広げ、新たなキャリアチャンスを探る良い機会となるでしょう。