データベーススペシャリスト試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、情報処理の促進に関する法律に基づいて実施する試験です。
データベーススペシャリスト試験が出題される内容はデータベースに関する全般の知識や技能です。データベースエンジニアをはじめとするITエンジニアとしてより専門的な知識や上流工程の知見などを身に付けたい方向けの国家試験です。
データベーススペシャリスト試験は国家試験ですので、データベース開発を得意とするデータベースエンジニアやインフラエンジニアなどは知っている/資格を保有している方も多いのではないでしょうか。また、就職や転職活動時、データベーススペシャリスト試験資格の取得を検討している方もいるかと思います。
データベースに関する専門的な知識が必要であることや出題範囲が幅広いこともあり、エンジニアとしての実務経験を十分に積んでいる方でも「出題内容が難しい」や「試験時間が足りなかった」など一筋縄ではいかず苦戦している意見の方が多いです。
さて、IT業界が急速に発達する中、データベーススペシャリスト試験を含む資格も同様にそのスピードに合わせて変更や改定しています。
そのため自分が調べた時と比べて変更や改定している可能性が高く、データベーススペシャリスト試験資格試験の詳細や出題範囲など現状を理解している方は少ないのではないでしょうか。
そんな、今回はデータベーススペシャリスト試験について解説します。
具体的にはデータベーススペシャリスト試験の試験対象者や試験時間、試験範囲、合格率、難易度などの試験詳細からデータベーススペシャリスト試験を習得するメリットやデメリット、データベーススペシャリスト試験の資格に合格するための勉強サイトと参考書の紹介、データベーススペシャリスト試験を受験する意味などを解説します。
データベーススペシャリスト試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方はぜひご一読ください。
特に記事をご一読していただきたい方
データベーススペシャリスト試験とは何かを知りたい方
データベーススペシャリスト試験の出題範囲や合格率など試験詳細を知りたい方
データベーススペシャリスト試験に合格するメリットを理解したい方
データベーススペシャリスト試験の資格取得におけるデメリットを理解したい方
データベーススペシャリスト試験合格のためのおすすめ勉強サイトや参考書を知りたい方
データベーススペシャリスト試験が役立つのかどうかを知りたい方
目次
1.データベーススペシャリスト試験とは
データベーススペシャリスト試験はDatabase Specialist Examination(DB)とも略される、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する高度IT人材としてデータベースの専門的な技術や知識を有する者を対象者とした国家試験です。
2024年秋期時点で応募者総数は49万人以上、合格者総数は約2.8万人の国家試験です。
データベーススペシャリスト試験は、IT技術者の能力を測るために設けられた共通規格である「共通キャリア・スキルフレームワーク」で、レベル1〜4まである中でレベル4である最も高難易度に位置付けられています。(レベルの数値が高いほど難易度が高い)
2.データベーススペシャリスト試験の詳細
この章ではデータベーススペシャリスト試験の詳細について詳しく解説します。
データベーススペシャリスト試験について理解したいもしくは受験を検討している方はしっかり理解しておきましょう。
データベーススペシャリスト試験の詳細
データベーススペシャリスト試験の試験会場、日程、試験時間、出題形式などの概要は以下表をご覧ください。
試験名 | データベーススペシャリスト試験(DB) | |||
---|---|---|---|---|
試験会場 | 全国主要都市にあるIPAのPBT方式に対応した試験会場 ※受験申し込み時に選択した地域によって指定される | |||
申込期間 試験日程 | 1回(秋期のみ) ※2024年は10月12日(日)に開催 ※申し込み期間:7月10日~31日17時まで | |||
受験方法 | PBT(Paper Based Testing)方式 | |||
時間区分 | 午前Ⅰ | 午前Ⅱ | 午後Ⅰ | 午後Ⅱ |
試験時間 | 50分 (9:30~10:20) | 40分 (10:50~11:30) | 90分 (12:30~14:00) | 120分 (14:30~16:30) |
出題形式 | 多肢選択式 (四肢択一) | 多肢選択式 (四肢択一) | 記述式 | 記述式 |
出題数 解答数 | 出題数:30問 解答数:30問 | 出題数:25問 解答数:25問 | 出題数:3問 解答数:2問 | 出題数:2問 解答数:1問 |
合格基準点 | 100点満点中60点以上 ※午前Ⅰ、Ⅱ、午後Ⅱの得点がそれぞれ基準を満たさないと以降の試験の採点を行わず不合格 | |||
受検料 | 7,500円 | |||
前提資格 | 特になし |
データベーススペシャリスト試験の出題内容
データベーススペシャリスト試験の出題内容は以下表をご覧ください。
【午前 I 】
基礎理論(基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)
コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)
技術要素(ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ)
開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)
プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメント)
サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)
システム戦略(システム戦略、システム企画)
経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)
企業と法務(企業活動、法務)
上記が午前の出題範囲であり、特にセキュリティが重点分野となっています。
午前 I 試験の対策として、過去問を利用して基礎概念を理解し、各分野の重要な用語や仕組みを暗記しながら、実践的な問題演習で知識を定着させることがおすすめです。
【午前Ⅱ】
コンピュータ構成要素(プロセッサ、メモリ、パス、入出力デバイス、入出力装置)
システム構成要素(システムの構成、システムの評価指標)
データベース(データベース方式、データベース設計、データ操作、トランザクション処理、データベース応用)
セキュリティ(情報セキュリティ、情報セキュリティ管理、セキュリティ技術評価、情報セキュリティ対策、セキュリティ実装技術)
システム開発技術(システム要件定義・ソフトウェア要件定義、設計、実装・構築、総合・テスト、導入・受入れ支援、保守・廃棄)
ソフトウェア開発管理技術(開発プロセス・手法、知的財産適用管理、開発環境管理、構成管理・変更管理)
午前Ⅰと試験内容が重複しますが、難易度が上がります。
午前 II 試験は、午前 I の内容と重複する部分もありますが、より高度な知識が問われ、応用力が必要です。特にデータベース分野では、データベース設計、トランザクション処理、SQLの詳細な理解が求められます。
また、セキュリティ分野では、情報セキュリティ管理や脆弱性評価、対策技術などの専門的知識が試されます。対策として、データベース管理システム(DBMS)やトランザクション理論を深く理解し、セキュリティの脅威・対策についても具体例を交えて学ぶことで、応用力を養うことが有効です。
【午後 I 】
データベースシステムの企画・要件定義・開発に関すること
データベースシステムの計画,要件定義,概念データモデルの作成,コード設計,物理データベースの設計・構築,データ操作の設計,アクセス性能見積り,セキュリティ設計 など
データベースシステムの運用・保守に関すること
データベースの運用・保守,データ資源管理,パフォーマンス管理,キャパシティ管理,再編成,再構成,バックアップ,リカバリ,データ移行,セキュリティ管理 など
データベース技術に関すること
リポジトリ,関係モデル,関係代数,正規化,データベース管理システム,SQL,排他制御,データウェアハウス,その他の新技術動向 など
(出典:https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/nq6ept00000014lt-att/youkou_ver5_3.pdf)
午後 I 試験は記述式で、データベースシステムの企画・要件定義・設計・運用に関する実践的な知識が問われます。具体的には、概念データモデルの作成、物理データベースの設計、パフォーマンス見積もり、セキュリティ設計といったデータベースの設計全般に加え、バックアップやリカバリなどの運用管理も重要です。
対策としては、過去問を使いながらシナリオ形式の問題に取り組み、自身で設計や運用計画を立てる練習を繰り返すことで、応用力と表現力を鍛えることが求められます。
データベーススペシャリスト試験の受験者数・合格率・難易度
データベーススペシャリスト試験の受験者数・合格率・難易度について見ていきましょう。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公式に掲載している「統計情報」をもとに令和元年〜令和5年までの過去5年間の数値が以下です。
【データベーススペシャリスト試験】
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | |
---|---|---|---|
令和元年度 | 11,066 | 1,591 | 14.4 |
令和2年度 | 6,536 | 1,031 | 15.8 |
令和3年度 | 7,409 | 1,268 | 17.1 |
令和4年度 | 8,445 | 1,486 | 17.6 |
令和5年度 | 8,980 | 1,664 | 18.5 |
過去5年間において、データベーススペシャリスト試験の平均合格率は16.7%という結果です。
平均値をみても合格率は低く、学習計画をしっかり立てて時間を確保する必要があるでしょう。
データベーススペシャリスト試験の難易度を考察してみましょう。
まず、応用情報技術者試験の平均合格率を見てみましょう。平均合格率は23.9%です。
高難易度である他試験の過去5年分の平均合格率を見てみましょう。
約14.2% | |
約17.4% | |
約15.6% |
上記を見てみると、応用情報技術者試験よりは難しくかつ高難易度の試験の中でもシステム監査技術者試験(AU)と同等の試験難易度であることがわかります。ただし、難易度の具体的な高さを合格率だけで評価するのは不十分なため、試験内容や受験者の準備状況も考慮する必要があります。
上記の通りデータベーススペシャリスト試験は合格率が低いため、SQLクエリの作成・最適化、リレーショナルデータベースの正規化、トランザクション管理(ACID特性)、バックアップ・リカバリ手法を理解する必要があります。また、データベース設計の効率化、インデックス利用、セキュリティ管理など、設計から運用・保守にわたる幅広い知識が求められます。
初めて情報処理技術者試験に挑戦する方は、基本情報技術者試験もしくは応用情報技術者試験を受験し自分の実力をみてみることをおすすめします。
データベーススペシャリスト試験の申し込み手順
データベーススペシャリスト試験の申し込み手順を見ていきましょう。
ホームページより受験申込みをクリック
利用者ID(マイページアカウント)の作成
マイページから受験申込み
クレジットカード、ペイジー、コンビニのいずれかで支払い
受験票の発送
試験日に指定された会場で受験
一度予約を行うと、理由の如何を問わずキャンセルはできないため注意しましょう。
データベーススペシャリスト試験の有効期限
データベーススペシャリスト試験における有効期限(失効期限)はありません。
能力を認定する試験であり、何らかの権利が与えられる資格とは違うので有効期限はありません。
データベーススペシャリスト試験の勉強時間
データベーススペシャリスト試験の勉強時間を見ていきましょう。
データベーススペシャリスト試験の勉強時間について、応用情報技術者試験程度の知識が備わっていることが前提で約300時間(1日3時間の勉強で約3ヶ月ちょっと)が必要だと言われています。
さらにIT未経験者は500時間(1日3時間の勉強で約6ヶ月)は最低でも必要だと言われています。
SQLや概念データモデル・関係スキーマ、リレーショナルデータベース(RDB)のトランザクション処理などの知識は試験で出題される頻度が高く、さらにデータベーススペシャリスト試験は問題文の構成が毎年類似しています。
そのため過去問や対策をしっかり行うことをおすすめします。
IT未経験者はデータベーススペシャリスト試験を最初に受験するのではなく、段階を踏んで最終的にデータベーススペシャリスト試験に合格するようなステップを踏むことをおすすめします。
徐々にステップアップを考えている方は、まず基本情報技術者試験、そして応用情報技術者試験の順に試験を受験してみましょう。
上記勉強時間はあくまでも目安であり、基礎知識や学習効率、理解度により個人差が大きく生じるため参考としてお考えください。
3.データベーススペシャリスト試験の資格取得のメリット
この章ではデータベーススペシャリスト試験の資格取得のメリットについて解説します。
データベーススペシャリスト試験を本格的に行う前にその試験を受験する目的を改めて考えましょう。
もしかしたらデータベーススペシャリスト試験自体が不要な場合も大いにあり得ますので、少しの時間でも良いので受験する目的を考えてから受験するようにしましょう。
データベースの知識の習得や証明になる
データベーススペシャリスト試験の資格取得のメリットとしてデータベースの知識の習得や証明になることが挙げられます。
データベーススペシャリスト試験資格を受験する方の多くはデータベースエンジニアやデータベーススキルを活用するインフラ関連のエンジニアを検討している方でしょう。
データベーススペシャリスト試験資格を取得することでデータベーススキルに専門的であることの証明にもつながりますので、データベースエンジニアやインフラスキルを必須要件としているエンジニアは取得しておくことをおすすめします。
転職や就職に有利になり得る
データベーススペシャリスト試験の資格取得のメリットとして転職や就職に有利になり得ることが挙げられます。
データベーススペシャリスト試験を取得すればデータベース関連のスキルの証明に繋がるため、採用担当者からの評価が上がる可能性があります。
特にエンジニア未経験からIT系企業に転職する場合、他候補者よりも何かしら強みがないと採用される可能性は低いでしょう。そのため未経験としてエンジニアの就職をする方はデータベーススペシャリスト試験を取得して強みを持った上で選考に臨んでも良いのではないでしょうか。
資格手当や報奨金を貰える場合もある
データベーススペシャリスト試験の資格取得のメリットとして資格手当や報奨金を貰えることが挙げられます。
データベーススペシャリスト試験の場合企業にもよりますが、資格手当よりも取得した際に受け取れる報奨金が多いでしょう。
資格手当の相場は5,000円程度となっていますが、企業によっては数万円の報奨金が出るでしょう。
資格によっては資格手当が貰えない場合もありますが、データベーススペシャリスト試験は国家試験のため対象としている企業も多いでしょう。
4.データベーススペシャリスト試験の資格取得のデメリット
この章ではデータベーススペシャリスト試験の資格取得のデメリットについて解説します。
データベーススペシャリスト試験を含む資格取得はメリットに目が行きやすいですが、しっかりデメリットも考慮した上で試験勉強を始めましょう。
勉強時間を確保する必要がある
データベーススペシャリスト試験の資格取得のデメリットとして勉強時間を確保する必要があることが挙げられます。
勉強時間を確保することは、つまりある程度の時間を犠牲にする必要があるということです。例えば、データベーススペシャリスト試験に合格するための勉強時間は6ヶ月かかることを伝えています。
仮にデータベーススペシャリスト試験が自分の目的において不必要な資格であるなら時間を無駄にしてしまいます。
自分の時間を削り勉強時間に費やす可能性があることを念頭に改めてデータベーススペシャリスト試験の受験が必要なのかを考えましょう。
5.データベーススペシャリスト試験の資格取得のためのおすすめ勉強サイトと参考書を紹介
この章ではデータベーススペシャリスト試験の資格取得のためのおすすめ勉強サイトや参考書について解説します。
ぜひ参考にしてみましょう。
勉強サイト:データベーススペシャリスト試験過去問道場
データベーススペシャリスト試験の資格取得のための勉強サイトとしてデータベーススペシャリスト試験過去問道場が挙げられます。
データベーススペシャリスト試験の過去問を解答付きで出題してくれるWebサイトです。
主に午前Ⅱを中心に過去問を出題しています。
データベーススペシャリスト試験過去問道場には、受験者たちのコミュニティの形成やわからない問題を解決できる場として掲示板も設置されています。
無料で過去問を解くことができるため、データベーススペシャリスト試験の学習をある程度行った方は定期的に活用してみることをおすすめします。
参考書①:情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2024年版
データベーススペシャリスト試験の資格取得のための参考書として情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2024年版が挙げられます。
学習方法やポイントをおさえた要点解説付きの参考書です。見やすくレイアウトで掲載しているため、わかりやすくなっています。過去22年分の問題(午前、午後I、午後II)を解けるため、データベーススペシャリスト試験を受験する上で必要な参考書の1つでしょう。
参考書②:(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和6年度
データベーススペシャリスト試験の資格取得のための参考書として(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和6年度が挙げられます。
上記参考書ではデータベーススペシャリスト試験に必要な知識を全20章にわたって基礎から応用まで網羅的に解説しています。各章には20問以上の例題が設けられ、学んだ知識を即座に実践で確認できます。
また、過去10回分の試験問題を詳細に分析し、出題割合や各分野の頻度を定量的に示すことで、頻出分野に重点を置いた対策が可能です。さらに、スマホ対応の単語帳Webアプリ「でる語句200」も付属しており、200語の重要用語を効率的に学ぶことができます。本書は、データベーススペシャリスト試験を受験する方にとって必携の一冊です。
6.データベーススペシャリスト試験って役に立たない?
データベーススペシャリスト試験の取得って役に立たないのかどうかについて解説します。
データベーススペシャリスト試験の取得をすることでデータベースに関する知識は身につき、スキルの証明にもなります。
また、難易度の高い国家資格であるため、募集要項などの必須条件や歓迎条件として含まれていることもあるだけでなく、資格習得したことによるモチベーションの向上なども期待できるため、大いに役立つでしょう。
しかし、データベーススペシャリスト試験資格の取得=実践的なスキルが身につくとはやや異なる点は念頭に置いておきましょう。
資格取得の目的として、転職や案件参画時に有利に働くからと思っている方も多いでしょう。
確かに有利に働く可能性はありますが、やはり現場で使われている技術と資格取得のために習得した知識とでは、多少の温度差が生じます。そのためデータベーススペシャリスト試験を取得しているから「即戦力になる」や「実践で活躍できる」というわけではありません。
IT業界を含むどの業界に対しても言えることですが、やはり実践経験のある方が重宝される傾向にあります。
そのため、既にエンジニアとして従事している方はデータベーススペシャリスト試験資格の取得よりも、実務経験を積むことをおすすめします。
またエンジニア未経験の方は、自分が何をしたいのか大まかな目標を決めましょう。
ある程度学習し知識を得た段階で、まず実務経験が積める環境を優先的に探してみましょう。
データベーススペシャリスト試験を含む資格取得には一定の労力がかかります。データベーススペシャリスト試験が不必要な場合も十分考えられますので、必ず目的を決めてから行動に移すようにしましょう。
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7.まとめ
本記事では、データベーススペシャリスト試験の各レベルの概要や試験時間、試験範囲、合格率、難易度などの試験詳細からデータベーススペシャリスト試験を習得するメリットやデメリット、データベーススペシャリスト試験の資格に合格するための勉強サイトと参考書の紹介などを解説しました。
データベーススペシャリスト試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する高難易度の国家試験です。
データベーススペシャリスト試験を取得することにより自分のデータベース知識の習得やデータベーススキルを証明ができ、就職や転職時のアピールに繋がったり、取得するメリットが多いです。
しかし、難易度も高いため一定の勉強時間の確保が必要です。データベーススペシャリスト試験資格の取得を検討する際は今一度まず自分の定めた目標に対して、データベーススペシャリスト試験資格の取得が必要かどうかを確かめてみましょう。
当記事をご一読いただきデータベーススペシャリスト試験について少しでも理解が深められたら嬉しいです。