AWSエンジニアを希望する場合、「年収を知りたい」という人もいるでしょう。AWSエンジニアの年収相場がわかれば、年収アップに必要な今後のキャリアプランも立てやすくなります。
そこで、AWSエンジニアの年収に関連することとして、未経験でなる方法や転職事情、評判や実態などを中心に解説します。
目次
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1.AWSエンジニアのスキルや仕事
AWSエンジニアの業務について、その特徴や仕事内容を具体的に紹介します。
AWSエンジニアとは
AWSエンジニアは、「AWS」というクラウドサービスを使って開発や環境構築をするエンジニアのことです。
AWSとは、「Amazon Web Services（アマゾン ウェブ サービス）」の略です。Amazonが提供するクラウド型のプラットフォーム技術を指します。AWSは物理的な基幹サーバーを置かずに社内にインフラ環境を作り出せます。他にも多彩なサービスを導入できることが魅力です。
AWSを活用したい企業にとって必要な技術者が、このAWSエンジニアです。
AWSエンジニアの業務
AWSエンジニアは、インフラエンジニアやクラウドエンジニアの延長線上に位置します。そのため、AWSエンジニアの業務は、設計や構築、運用業務が基本です。要するに、インフラエンジニアやクラウドエンジニアが行う業務をAWS上ですることになります。
3つの基本業務：
設計
構築
運用（保守・管理）
例えば、設計では仕様書を作成する、クラウド環境を前提としたストレージやサーバーを用意するなどです。
また構築では、クラウド上からインフラを構築してサービス運用するための環境を作り出します。運用は、保守・管理業務としてアップデートやセキュリティ、トラブルへの対応などです。
構築の場合、ECサイトを作成したい場合に、AWSの「Amazon EC2」を使って仮想サーバーを構築・設計する業務が代表的です。運用の場合は、コンテンツ配信に必要な「Amazon S3」を使用するなど、サービスの選択も含めてこれらが具体的な業務となります。
もちろん、企業に務める場合はエンジニアとして以下の業務もあります。
チームミーティング
顧客打ち合わせ
改善提案
手順書の作成など
2.AWSエンジニアは未経験でもできる？
AWSエンジニアの仕事は多岐にわたるため、未経験でも目指せるかどうかを気にする人も多いでしょう。そこで未経験で転職する方法や必要なスキル・資格をまとめて解説します。
AWSエンジニアは未経験から転職可能
結論から述べれば、AWSエンジニアの経験がなくても転職できます。未経験でも可能な理由は、転職求人を出す会社が、AWSの業務が未経験でも採用をしていることにあります。
経験者ほどの高い採用条件ではなくなりますが、転職すること自体は可能です。その際に、下記のようなAWSエンジニアのスキルや資格を身に付けておくと採用されやすくなります。
AWSエンジニアに必要なスキル・資格
AWSエンジニアは、必要なスキルが業務次第となっており、会社によって変わります。そのため、このスキルさえあれば十分という基準はありません。
また、資格のほうはAmazonが公式に「AWS認定資格」の試験を実施しており、4つの認定バッチを順に目指すのが通例です。
「FOUNDATIONAL」
「ASSOCIATE」
「PROFESSIONAL」
「SPECIALTY」
未経験の方は、「FOUNDATIONAL」の認定バッチ取得がおすすめです。事前試験なしで受けられる「AWS Certified Cloud Practitioner」という名称の試験がこれに該当します。未経験で転職予定の方はこの試験の合格を目指します。
試験内容は、基本的な知識が試され、初心者向けとして難易度は高くありません。しかし、他のバッチの試験は、AWSエンジニアとしての経験があることを前提にした試験内容です。未経験の転職前に取得するのは難易度が高いため、まずは「FOUNDATIONAL」合格に向けて学習することが推奨されています。
ただし、転職に必ず認定資格の合格が必要なわけではなく、未取得でもAWSエンジニアは現場で活躍しています。転職・就職に有利になるくらいの気持ちで、取得しておくことです。
エンジニア未経験でAWSエンジニアになる方法
AWSエンジニアの経験だけでなく、エンジニアの経験自体がない場合は、先にエンジニアの開発を経験するのがセオリーです。インフラエンジニアやクラウドエンジニアの実務を経験するところから始めます。
AWSエンジニアは業務がより実践的です。未経験者の新人育成をする会社もありますが、年収550万円を超える案件はいずれも経験なしでは採用されません。そのため、実務経験をまずは積んで、必要なAWSの知識は独学やスクールで身に付けるなどして、最低でも実務経験1～2年の状態で転職に挑みましょう。
3.AWSエンジニアの年収相場
AWSエンジニアになる際に知っておきたいのが年収の相場です。今の業界や職種、在職中の会社の給与事情と比べてどのくらいの年収になるのか押さえるところから始めましょう。
AWSエンジニアの年収は低い？
AWSエンジニアの平均年収は600万円〜800万円です。ただし、この年収相場は、会社員（正社員）として働いた場合の金額です。
求人の中には実務経験が少なくても550万円や600万円を超えることがあり、さらに実務経験が少なくても転職条件次第では700万円からスタートできることも稀にあります。
また、派遣などの非正規社員での平均年収は400～600万円程度となります。
フリーランスや個人事業主、独立などの場合、月額単価が76.4万円であり、年収換算すると916万円です（フリーランスボード調べ）。
複数案件に参画している場合や大きな仕事を抱える経験豊富なエンジニアやコンサルタント職であれば年収1000万円を超えることもあります。
AWSクラウドサポートエンジニアの年収は？
AWSクラウドサポートエンジニアは、AWSエンジニアの一種です。技術問題を解決するためにクラウドエンジニアとしての専門性を有しており、年収も通常より高く設定されています。
具体的にはAWSクラウドサポートエンジニアの年収は700万円以上となっており、技術や経験次第で1500万円まで年収を獲得できる可能性があり、非常に幅があります。
未経験の場合は新卒採用が基本となるので挑戦は難しいですが、経験を積んだAWSエンジニアやクラウドエンジニアが転職する際のキャリアアップとして目指す職種です。
4.AWSエンジニアの仕事なくなる？就職・転職市場と需要
AWSエンジニアにこれからなる人にとって気になるのは、「将来的に仕事がなくならないか」という点です。ここでは、AWSエンジニアの将来性や就職・転職市場について解説します。
AWSエンジニアの仕事は現時点で需要増
AWSエンジニアは、1つの民間企業が提供するサービスを前提に成立する技術のため、サービスがなくなってどの企業も使わなくなると専門のエンジニアは必要なくなります。
しかし、AWSは世界的に利用されているクラウドサービスとして知られており、数百万超えのユーザーを抱えます。国内でも数十万のユーザーがいて、AWSエンジニアを企業が必要としています。そのため、クラウド環境のサービスの中でも1・2位を争う市場が形成されています。
実際に、2024年は世界で上位にあり、Canalys社の2024年第3四半期におけるグローバルなクラウドインフラ市場の調査でも全体の33%を占め、2位の「Microsoft Azure」（20％）に大差をつけてトップに立っています。
また、Amazonの営業利益全体の6割以上をこのAWSの営業利益が占めることもAWSが今後も続く理由です。以上、AWSエンジニアの仕事がなくなることは現段階で想定もされていません。
万が一、近い将来にAWSエンジニアの仕事がなくなったとしても、クラウドエンジニアとしての技術がなくなることはなく、AWS以外のクラウドエンジニアとして転職や独立が十分にできます。その点でも仕事のなくなる将来を悲観する必要のないエンジニア職です。
AWSエンジニアの就職・転職市場や将来性
AWSエンジニアの就職・転職市場は活況となっており、多くの求人が出ています。この背景には、オンプレミスからクラウドに切り替える企業が増えていることが影響しているのです。
クラウドサービスの中でも多彩なサービスを提供できるAWSを企業が選択して活用するのは自然な流れです。導入が増えてAWSの現場が増えれば、企業の人手は不足するため、求人で募集をかけるサイクルとなります。その結果、就職・転職市場が活発化し、今後も需要が続くなど将来性が高い職種となっているのです。
AWSエンジニアは新卒と転職どちらがいい？
AWSエンジニアは新卒で取るケースもあれば転職求人で中途採用するケースもあります。そのため、どちらでも採用枠はありますが、実際には新卒と転職のどちらで目指すのがいいのか気になるところです。
まず、新卒の場合は、AWSの知識を身に付けることはできても、実務や現場経験がありません。自分自身でAWSエンジニアという仕事を正確に把握・評価してリクルート活動することが難しいことがネックです。
就職希望者の中には、AWSエンジニアを「Amazonで働くエンジニア」と考えているケースもあり、間違った認識を持つ方もいます。AWSエンジニアはインフラやクラウドエンジニアのさらに専門職という前提でAWSの技術を身に付けて働く職という意識が必要です。そのため、新卒はハードルが少し高いといえます。
一方、転職は基本的にエンジニアの実務経験を前提としているため、AWSへのシフトはしやすいといえます。ただし、AWSエンジニアとしてそのまま通用する部分と、新たに身に付けるべき部分があるので学習は必須です。どちらかといえば転職がおすすめですが、完全な未経験からスキルを身に付けたい場合は新卒採用を狙うのもありです。
5.AWSエンジニアの評判と実態
次に、AWSエンジニアが「きつい」「やめとけ」といわれる評判や実態について紹介します。
「AWSエンジニアはきつい」は本当？
AWSエンジニアがきついといわれるのは完全な嘘ではありません。実際に、人によってはきついと感じることもあります。
「きつい」とされるのは、以下の理由が挙げられます。
「障害時の対応で残業や夜中の勤務が発生する」
「インフラ構築の業務負担が大きい」
1つ目の理由では、障害の対応に駆り出されてストレスも溜まりますし、仕事生活も不規則になります。2つ目の理由も、AWSエンジニアはインフラの構築をする仕事としても知られており、これを苦にする人は「きつい」といえます。そのため、以上の2つがきついといわれる主要因です。
「AWSエンジニアはやめとけ」といわれる理由
次に、AWSエンジニアはやめとけといわれることがあります。その理由は以下の3つが代表的です。
「未経験から知識やスキル習得の難度が高い」
「情報のアップデートや知識の習得がリアルタイムで必要」
「AWSに精通したエンジニアが少なく、周囲を頼りにくい」
まず、AWSエンジニアになるためには、一定量の学習が必要でインフラやクラウドの知識が必須となります。その上で、構築作業や現場で不明なエラーが発生することもあり、最低限の知識や経験だけでは対処できないことも珍しくありません。
その際に、周囲に聞ける人がいれば良いですが、AWSエンジニアは専門職なので普通のエンジニアに聞いてもAWSの対処がよくわからないのです。
また、情報も常にアップデートされるので、ツールの更新に加えて、最新の知識を取得し続ける必要もあるのです。そのため、AWSエンジニアになることが大変な上、なってからも学び続ける大変さがあるなど、現場経験のある元エンジニアほど「やめとけ」とアドバイスしてしまうのでしょう。
6.AWSエンジニアになるメリット
ここでは、AWSエンジニアの仕事に就くメリットを紹介します。
最新の現場で専門的なクラウド業務に携われる
1つ目のメリットは、クラウドの市場を代表するAWSの知識や技能を最新の現場で学びながら業務を経験できることです。
実際の業務ではスムーズに作業が進むことばかりではなく、エラーやトラブルが発生してその都度問題を解決することになります。そういった実務経験で得られるノウハウの蓄積やトライ・アンド・エラーで身に付く経験は、独学やスクールなどの学習だけでは得られないものです。同じ職場にAWSエンジニアの先輩がいれば、その経験学習効率はさらに高まります。
資格による認定がある
2つ目のメリットは、「AWS認定資格」を活用することで、実務に活かしたり、マネージャー職のスキルアップを図れることです。AWSは最初から全体を網羅した知識や技能を身に付けることは難しく、着実に能力を磨いていく必要があります。
それを客観的に評価するシステムが認定資格です。難易度に合わせたバッチを取得すれば、業務効率も上がります。資格取得と職場での貢献が良いサイクルを生み出し、スキルアップのモチベーションも高まるのです。
将来性・キャリアパスに優れる
3つ目のメリットは、AWSエンジニアのスキルアップと資格取得を進めて経験を積むことにより、将来的なキャリアアップへの期待が大きくなることです。
AWSエンジニアは多くの求人が年収550万～600万円を超えており、スキルや経験があるほど転職時の待遇向上が見込めます。また、クラウドの市場も急激に伸びています。
そのため、いまから未経験で実務経験や知識を身に付けても十分に間に合います。年数を重ねて大きなプロジェクトも経験すれば、将来的にマネージャー職やリーダー職に就けるなど、先々のキャリアアップも期待できるのです。
フリーランス化や独立がしやすい
4つ目のメリットは、会社員として役職につく昇進だけでなく、独立してフリーランス化や会社の立ち上げがしやすいことです。
実際に、AWSエンジニアで活躍している人の中には、会社員として勤めた後に自主退職して、上流工程のエンジニアやコンサルタントとして独立するケースがあります。これは、AWSエンジニアはクラウド環境での作業となるためにリモート案件が多く、フリーランスとして活躍しやすい土壌があることが理由です。
事業主として独立する場合も、自宅や個人事務所からでも仕事を請け負いやすい環境にあります。そして、年収のところで述べた通り、フリーランスは会社員時代よりも年収が100万円ほど上がるため、途中からフリーランス化して独立する人は決して珍しくありません。
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7.AWSエンジニアに就く際の注意点やデメリット
会社でAWSエンジニアに就いて仕事をすることは、上のメリットがある一方で、注意点やデメリットもあります。
スキルアップや最新知識のアップデートが必要
1つ目は、AWSの情報更新に対応する必要があることです。そのため、AWSエンジニアは普段からアンテナを張り巡らせて、変更があればそれに対応できるように知識を最新のものにしておく必要があります。
これをしないと思わぬ問題が発生するなどして、構築したクラウド環境に大きな修正が必要となることも十分に考えられます。
最適なサービス選択の判断が必要
2つ目は、AWSが200以上のサービスが提供されており、AWSエンジニアはその中から最適なサービスを選択して提案や仕様書作成、構築などの業務を進める必要があります。顧客提案やコンサルなどの場合でもAWSを網羅する深い知識が必要です。
そのため、AWSエンジニアの知識や経験の劣る未経験からの就業ほどこのデメリットが大きくなります。上記のデメリットを防ぐには、日々経験や学習で身につけて最新の技術情報を網羅していくしかありません。
中途半端な知識ではAWSエンジニアの業務を一手に担えません。十分な知識とスキルを身につけるには、時間がかかるので注意が必要です。
8.AWSエンジニアの年収を上げる方法
AWSエンジニアは大まかな年収の幅はあっても、個人の給与額はそれだけで決まりません。そこで以下に、年収を上げる方法を紹介します。
今後の目標・ゴールやキャリアプランを立てる
年収を上げる方法は、明確な目標やゴールを決めて、キャリアプランを立てることです。AWSエンジニアのキャリアは1つではなく、さまざまな分岐と選択肢があります。コンサル系に進むのか、上流工程のプロジェクトマネージャーになるのか、独立するのかでも大きく異なります。
年収を上げる場合は、その将来のために必要なスキルと経験を獲得して、役職や独立に必要な能力や実績を上げるしかありません。しかし、闇雲に頑張るのではなく、キャリアプランを意識した転職先の選択や業務の選別をすることが必要です。
現場で知識やスキルを身に付ける
AWSエンジニアの年収を上げる方法は、転職するか、会社内で地位を上げるかの2つがあります。その2つに共通するのが、「現場で知識やスキルを身に付ける」ことです。
現場で働くことで実務経験の年数を経ることができます。転職時にその年数と実際に経験した内容が採用成否に影響し、年収アップの後押しとなります。
また、社内で信頼を得て、知識やスキルが認められることで、リーダー格まで昇格し、給与がアップすることがあります。ただし、役職に就かない場合は年収アップはあまり期待できません。
それから、中小企業では役職についても管理職以上だと残業代が出ずに逆に年収が下がるといった落とし穴もあるため気をつけることです。役職を目指して大幅な年収の向上を目指すか、それが難しいなら転職も検討しましょう。
専門性を拡張する
AWSエンジニアはインフラエンジニアの一種のため、それ自体が専門性の高い職種です。
業務はクラウドやサーバー、ネットワーク、セキュリティなど多岐にわたり、専門性を高めることで将来的にAWSエンジニアからさらに専門性が高く年収の高い職種につけます。
例えば、「システムアナリスト」や「システムコンサルタント」、「セキュリティコンサルタント」は平均年収が800万円を超える年収トップ3の職種で知られています。そして、いずれの職種もAWSエンジニアから専門性を伸ばすことで将来的になることが可能です。
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9.AWSエンジニアに向いている人
AWSエンジニアをこれから目指す人は、自分にその職が向いているかを知るための自己分析が大事です。そこで、AWSエンジニアに向いている人の特徴を以下に4つ取り上げます。
最新の知識・技術を積極的に学べる人
AWSエンジニアは、最新の情報をシステム構築に反映するなど、更新に対応することが求められます。そこで、ITの知識に興味があり、全般的に知識を学ぶことが必要です。
そのため、IT知識含めて、AWSの最新知識を学ぶ姿勢がある人が向いています。反対に、一度身につけた知識だけで仕事を続けたい人や、日常的に学ぶことが得意ではない人にはあまり向いていません。
インフラエンジニアから転職したい人
AWSエンジニアは、インフラエンジニアのように広い業務を担う職種からの転職をしたい人に向いています。もともとAWSエンジニアはインフラエンジニアの専門職のため、転職がしやすいのです。
問題を解決する論理的な思考のできる人
AWSエンジニアは現場での原因不明なエラーやトラブルに対して、自分で対処することが求められます。そのため、その場で問題を解決するために必要な論理的思考のできる人が向いています。
環境の構築はプログラムをベースにしており、それらは論理的に問題を取り除くことで解決します。さまざまなトラブルに対して感情的に対処する人はあまり向いていません。
コミュニケーション能力を生かせる人
AWSエンジニアは、コミュニケーション能力がある人が向いています。エンジニアとして営業やチームでの仕事があるため、クライアントとの打ち合わせやチーム内での会議、業務中の他のエンジニアの対応などが発生するからです。
特に、AWSエンジニアは職場によってAWSを使える人が周囲にいないケースもあり、自分が主体的に案件を進めるためのコミュニケーション能力を発揮する必要も出てくるのです。
10.AWSエンジニアの年収に関してよくある質問
以下は、AWSエンジニアの年収についてよくある質問に対する回答です。
AWSエンジニアの求人はどれをチェックすればいい？
AWSエンジニアは、求人に「AWS」のワードで明記されていることが多くあります。そこで、実務経験がない場合はAWS案件の「未経験歓迎」などの求人をチェックすることがおすすめです。
実務経験ありの転職で求人を探す場合は、転職エージェントで最適な求人をアドバイザーに探してもらう方法もあります。ただし、自分で求人を探す場合は、実務経験の年数や年収、業務内容がマッチするかまずは確認することが大切です。
AWSエンジニアはリモート環境で仕事できる？
AWSエンジニアは、リモートでも仕事のできる職種です。環境構築がメインになることが多く、そのための構築作業はリモートでも作業できます。
クラウド環境での構築は、特別な機材や基幹システムの用意、特殊なツールなどが不要です。それもあって、実際に現場の声でも、AWSエンジニアはリモート向けの業務といわれています。
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11.まとめ
今回は、AWSエンジニアの年収について相場が高い理由や市場の需要、年収アップのポイントなどを解説しました。AWSエンジニアは、ここ数年で急激にシェアを獲得したクラウド環境の構築サービスとして知名度の高いものです。
今後も需要が高まり、AWSエンジニアの人手不足と相まって、転職のしやすい状況が続くと考えられます。
これから未経験で転職を希望する方もキャリアアップが十分に狙えるでしょう。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。